2006年05月22日

アブシバレー(畦払い)

今朝、久米島駐屯の自衛隊員の皆さんが、

ホタル館周辺道路の草刈作業を行ってくれました。

      晴れ 暑い中、本当にありがとうございますニコニコ

アブシバレー(畦払い)

       そうです、今日は、アブシバレーの日御香

アブシバレーとは、旧暦の4月15日前後に、田畑の除草をし害虫を集めて

アダンや芭蕉でこしらえた小船に乗せて海に流し豊作を祈願する儀式を言います。

久米島では、海に流す際、小船を燃やしていたとも言います。

今では、その儀式は無くなり、集落の清掃作業だけが名残をとどめていると

島のお年寄りから伺いました。

昔の人は、この時期に虫が沢山発生することをよく知っていて

儀式として取り入れながら、作物収穫のため

生きものとのバランスを図っていたのだと感心させられます。びっくり!

こうした沖縄の伝承事を、昔からの知恵として読み解き、今にあった形で

この先も残して行きたいものです。三線

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この記事へのコメント
☆pacific-18です。

昨日やんばるの嘉陽へ行ったのですが。。。

「今日はアブシバレーだから。。。」と初めてその意味を教えてもらいました。。。

夕方から区民総出で手弁当を持ち寄って浜で集まってアブシバレーをしていました。。。

とても楽しそうでした。。。
Posted by pacific-18 at 2006年05月22日 09:55
そうですか~。^^ やんばるは今でも盛んで嬉しくなりますね。

私の母、(勝連のマースヤー出身)から聞いた話では

弁当持参で浜に下り、厄払いをかねて、海にも入ったそうです。

今では想像するだけですが、麗しい風景ですね
Posted by satou-n@ホタルの会 at 2006年05月22日 10:19
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