2018年05月17日

今年のクメジマボタル観察会

5月も半ばに差し掛かり、GW期間中のイベントを振り返るゆとりが出てきました。

久米島ホタルの会が、その名の通り本領発揮する季節が、4月から5月ですが、

今年のクメジマボタルは、教育委員会主催の無料観察会の4/19の日が、的中し

本当にたくさんのクメジマボタルを、参加者の皆さんに観ていただくことが出来ました。

今年のクメジマボタル観察会

観察会に初めて参加される皆さんの喜ぶ姿を嬉しく感じながらも、

ほんの10年前までは、6か所ほどもホタル観賞場所があったのに、

今では、本当に限られた場所になってしまった危機感で、胸が締め付けられる思いでした。

発生期間を予測するためには、幼虫期間を終え、

蛹になるための上陸行動を確認するための、地道なモニタリングが必要です。

この季節のホタルや島の自然を楽しみにしている島民や観光客のためにも

沖縄県の天然記念物であり、

種の保全法に関わる、絶滅の危険に瀕した生きものとしてのクメジマボタルを守るためには、

幼虫時代のホタルが生息する、川の赤土流出防止を求める保全対策の呼びかけと、

実際に観察している期間には、ホタルの保護対策としての声掛けとパトロールが欠かせません。

この島のホタルやそれとつながる生きもの達は、

本来、こうした努力を必要とせずに生存できたはずですが、

現実的には、人の生活の影響で、その数も生存自体も危ういものになっています。

その現実を、仕方ないと受け入れる方が楽かもしれませんが、

それでは、この島の未来も仕方ないものにしかなりません。

今年のクメジマボタル観察会


久米島だけに限らず、地方創生や地域再生には、

都会には無い、手つかずや、豊かな自然環境が、魅力だと表現されますが、

それは、ほとんど、過去の事であり、残されているのは、本当に僅かな状況です。

飛翔するクメジマボタルの姿が見られなくなる頃、陸生のホタル達が、瞬きだします。

いろいろな課題を抱えながらも、夕暮れに瞬くホタルの光に励まされると、

この島の人々と共に、島の生きもの達が、豊かに暮らせるようにと頑張る力が湧いてきます。


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