2008年08月01日
夏休みのホタレンジャーキャンプ
今年で3回目になる久米島ホタルの会の子どもキャンプは、
昨年からホタレンジャーキャンプと銘打って、
環境を守りながら、夏のレジャーを満喫できる趣向をこらしています。
初日の朝、久米島ホタル館には、元気いっぱいの久米島ホタレンジャーの子ども達が、
続々と集まってきました。
今年のホタレンジャーキャンプは、初日からバスターフィッシング、

翌日の海の日には、
海岸の清掃作業を織り込み、小さな子ども達と一緒にこの島の自然環境を守ることを
視野に入れて、寝食を共に過ごしました。


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昨年からホタレンジャーキャンプと銘打って、
環境を守りながら、夏のレジャーを満喫できる趣向をこらしています。
初日の朝、久米島ホタル館には、元気いっぱいの久米島ホタレンジャーの子ども達が、
続々と集まってきました。
今年のホタレンジャーキャンプは、初日からバスターフィッシング、

翌日の海の日には、
海岸の清掃作業を織り込み、小さな子ども達と一緒にこの島の自然環境を守ることを
視野に入れて、寝食を共に過ごしました。


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夏のキャンプで、野外の活動が多くなれば、普段と違う環境に対応できずに怪我をしやすかったり
強いストレスを感じたりするからと、多くの人は、保護者同伴に限ることを当然と考えますが
ホタルの会のキャンプは、アドベンチャー的な要素よりも、
自然環境を守るためには、人と人が、お互いに協力することが大切だということを、
体験の中で気付いてもらうことを目的としているため、
子どもだけの参加も出来る限り受け入れる努力をしています。
今回も、参加する5歳から、12歳までの小さな子ども達の安全を確認するために、
琉球大学生物クラブの男子5人と、観光学科の紅一点、奄美出身のHさんを、
ボランティアスタッフとしてお願いしました。


それから、ホタルの会恒例のバスターフィッシングには欠かせない存在の
ボビーさんと、彼の友人2人が助っ人に来てくれたことも大きな力になりました。
こども達の期待が、どんどん膨んできた頃、6人の大学生達をリーダーにして、
35人の子ども達を、グループに分けました。
「いいですか~、今から、ここにいるみんなは、目的を一つにして過ごす仲間です。
それを、一番大切なこととして考えてくださいね~。」
キャンプの間の、ほんの僅かな時間かもしれませんが、グループに分けたメンバー同士には、
お互いの安全を確認し、活動を助け合うチームとしての気付きが育まれるように
互いの名前を、名札にして、自己紹介を交わしてもらいました。

さあ、いよいよお昼ご飯のおかずを釣りに、外来魚のいるため池に出発です!
2年前は、入れ食い状態で、90ℓのバケツに溢れるほど釣れたテラピアでしたが、
今年は、なかなか大物が上がりません。


お昼を回った頃に、ずっと粘ってくれた3年生の男の子が、
60cmクラスの大物をゲットしてくれたので、

大喜びで、会長の宇江原総清さんに魚をさばいてもらいました。
魚をさばいている会長の肩越しに見えるこども達の笑顔や、笑い声は、とても温かく、
人の暮らしとしてある食の基本を、その年月の中で身に付けてこられた目上の方に対する
賞賛や尊敬を、素直に表現できる、こども達の心の強さに、つくづく感心してしまいました。

こうして、きれいにさばいてくれた魚は、
今回も、ボビーさんにお願いして、得意料理の腕を振るってもらうことができました。
お昼の手伝いに来てくれたお母さん達は、恐る恐るでしたが、一口箸をつけると、
「おいし~!なんでぇ~、これ、すっごーいさぁ。」と、控えめだった態度が一変してしまいました。
美味しいって、本当に凄い力です!


ボビーさんの料理の一例です。
久米島ホタルの会が、これまで行ってきた活動に、パーフェクトは、なかなかありません。
それでも、その一瞬に向かう過程を、あきらめること無く、
積み重ねてゆこうとする強い意志を、育むことは、可能だと考えています。


この島に広がってしまった外来魚のブルーギルやテラピアを、
フィッシングバスターだけで、解決できるとは、到底、考えてはいませんが、
こうした、地球環境の生きもの達の生態系が、
人間の営利を目的とした関わりから崩壊しているという自覚と、
そして、食用として導入された生きものを、大切に食することで、
命の意味を知ることにもつながる。
こうした小さな関わりを切欠に、環境問題の根本的な解決につながる意識が
大人でも子どもでも、芽生えてくれることを、
私達ホタルの会では、本気で信じ、そして心から願い、明日の行動へと、つないでいるのです。




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Posted by satou-n at 15:02│Comments(0)
│ホタレンジャー活動
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