2014年08月17日
こども環境会議
代表の子どもたちは、大岳小学校4年生の青空君、2年生の晴君
仲里小学校の羽衣ちゃん、彼らは、久米島ホタレンジャーとして、
ラムサール登録湿地の久米島の渓流湿地やホタレンジャーの活動を発表するという
任務を負いながら、他の湿地で活動する子どもたちとの交流を行ってくれました。
今回初めて参加する3人の子ども達のリーダーとして、
活動歴7年の中3男子が、活動発表のパワーポインターを操作してくれました。
毎回、参加するホタレンジャーの子どもたちは、ホタレンジャー活動で訪れる
久米島の渓流湿地について、発表するという明確な目的を担うことで、
集中した学習時間を共有することができます。
普段は、自由気ままな子ども達ですが、こうしたプレゼンの練習では、
背筋をピンと伸ばし、注意された箇所を何度も何度も読み返して頑張ってくれます。
正直、子ども達の学習意欲には、同年齢や異年齢でも様々です。
それでも、ホタレンジャーの代表だという自負心は、ポジティブな子どもを育んでくれます。
「ねぇ、ねぇ、今の出来は、何点ぐらい?」
と、聞いてくる子どもたちに、私もホタル館のスタッフも真剣にアドバイスを行います。
時折、強い口調になる事があっても、子どもたちはへこたれません。
そして、開催当日のプレゼンを無事に終了した子どもたちは、
皆、一様に安堵した表情になり、その後の交流活動を、のびのびと楽しんでいました。
参加した他の湿地は、漫湖、喜如嘉ターブックヮ、名蔵アンパルの3湿地です。
それぞれの湿地の生きものたちや環境、行っている活動について、
子どもたちは、寝食を共にしながら、少しづつ会話を重ね、友情を広げています。
私は、常に想うのです。
こども達は、今の大人たちにとって、未来社会を支える大切な財産でもあると・・・。
その財産の価値を高めるには、賢く、健全に育むための支援が必要です。
離島地域に対しては猶更、手厚い配慮が必要な実態があります。
クロツラヘラサギとコサギ
しかし、現在の沖縄県では、こうした、こども達を取り巻く活動会支援環境が、
まだまだ不十分なため、実際には、沖縄県の5か所のラムサール条約登録地からの
こども達の参加費用を捻出することも、四苦八苦しているという事です。
ドロアワモチ
ミナミトビハゼ
リュウキュウシオマネキ ヤエヤマシオマネキとベニシオマネキ
沖縄県は、”自然環境に恵まれていた” と、いう優位意識への過信と、
その優れた自然環境の崩壊の、あまりにも速いスピードを理解できずに
すでに失ってしまっているという現実に、正しく向き合うことができない現状があります。
世界中、どこの地域でも、その場所で暮らす人々にしか、
その場所の自然環境を、大切にすることができません。
とても当たり前のこと、そして、とても難しいこと、・・・。
それでも、未来への希望につながる とても誇らしいことだと、私は想うのです。
来年からの”こども環境会議”は、ぜひ、久米島や、宮古島、座間味、石垣の
ラムサール登録湿地を会場に行えることを希望します。
私たち沖縄の、平和で美しい自然あふれる離島環境が、地域の誇りとなるように
素直な瞳のこどもたちと共に、これからも、努力していきたいと想います。
↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
クリックの応援、ありがとうございます!
仲里小学校の羽衣ちゃん、彼らは、久米島ホタレンジャーとして、
ラムサール登録湿地の久米島の渓流湿地やホタレンジャーの活動を発表するという
任務を負いながら、他の湿地で活動する子どもたちとの交流を行ってくれました。
今回初めて参加する3人の子ども達のリーダーとして、
活動歴7年の中3男子が、活動発表のパワーポインターを操作してくれました。
毎回、参加するホタレンジャーの子どもたちは、ホタレンジャー活動で訪れる
久米島の渓流湿地について、発表するという明確な目的を担うことで、
集中した学習時間を共有することができます。
普段は、自由気ままな子ども達ですが、こうしたプレゼンの練習では、
背筋をピンと伸ばし、注意された箇所を何度も何度も読み返して頑張ってくれます。
正直、子ども達の学習意欲には、同年齢や異年齢でも様々です。
それでも、ホタレンジャーの代表だという自負心は、ポジティブな子どもを育んでくれます。
「ねぇ、ねぇ、今の出来は、何点ぐらい?」
と、聞いてくる子どもたちに、私もホタル館のスタッフも真剣にアドバイスを行います。
時折、強い口調になる事があっても、子どもたちはへこたれません。
そして、開催当日のプレゼンを無事に終了した子どもたちは、
皆、一様に安堵した表情になり、その後の交流活動を、のびのびと楽しんでいました。
参加した他の湿地は、漫湖、喜如嘉ターブックヮ、名蔵アンパルの3湿地です。
それぞれの湿地の生きものたちや環境、行っている活動について、
子どもたちは、寝食を共にしながら、少しづつ会話を重ね、友情を広げています。
私は、常に想うのです。
こども達は、今の大人たちにとって、未来社会を支える大切な財産でもあると・・・。
その財産の価値を高めるには、賢く、健全に育むための支援が必要です。
離島地域に対しては猶更、手厚い配慮が必要な実態があります。
クロツラヘラサギとコサギ
しかし、現在の沖縄県では、こうした、こども達を取り巻く活動会支援環境が、
まだまだ不十分なため、実際には、沖縄県の5か所のラムサール条約登録地からの
こども達の参加費用を捻出することも、四苦八苦しているという事です。
ドロアワモチ
ミナミトビハゼ
リュウキュウシオマネキ ヤエヤマシオマネキとベニシオマネキ
沖縄県は、”自然環境に恵まれていた” と、いう優位意識への過信と、
その優れた自然環境の崩壊の、あまりにも速いスピードを理解できずに
すでに失ってしまっているという現実に、正しく向き合うことができない現状があります。
世界中、どこの地域でも、その場所で暮らす人々にしか、
その場所の自然環境を、大切にすることができません。
とても当たり前のこと、そして、とても難しいこと、・・・。
それでも、未来への希望につながる とても誇らしいことだと、私は想うのです。
来年からの”こども環境会議”は、ぜひ、久米島や、宮古島、座間味、石垣の
ラムサール登録湿地を会場に行えることを希望します。
私たち沖縄の、平和で美しい自然あふれる離島環境が、地域の誇りとなるように
素直な瞳のこどもたちと共に、これからも、努力していきたいと想います。
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Posted by satou-n at 17:51│Comments(0)
│ホタレンジャー活動
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