2006年06月30日
夏の声!
3歳の末っ子が、保育園に向かう車窓から身を乗り出して叫びます。
「こっちも、あっ、あっちも 母さん、聞いて聞いて、セミがいるよ~
早く、早く採りに行かないと、ほらぁ またこっちで聞こえるよぉ。」
クロイワニイニイ羽化
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早く、早く採りに行かないと、ほらぁ またこっちで聞こえるよぉ。」
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この季節、学校から帰ると子供達は、毎日セミ採りに行きたがります。
胸の共鳴版を激しく振るわせるセミの振動が、心地良いらしく
何度もカゴから出しては、手にとって「ジィージィー」と鳴かせています。
クロイワニイニイ
この島で暮らす価値を強く感じるのは、こういった日常と自然の緩やかな実感にあります。
私の子供時代は、日課といっても良いほど自然の中で過ごしていました。
現在、その日課を共有できる子供達は、少なくなってしまいました。
(もちろん、この島の子供達も例外ではありません)
セミの声を聞いて、興味を斯き立てられ、探し出して、自らもてる精一杯の慎重さで息をこらし、
とうとうそのものを手にしたときの喜び
この瞬間が、かけがえのない財産となります。
セミの声は昔から、夏のクオリアを、私達に伝えてくれるメッセンジャー。
近くで声が聞こえたら、ちょっとだけその声の主を確かめてみてください。
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胸の共鳴版を激しく振るわせるセミの振動が、心地良いらしく
何度もカゴから出しては、手にとって「ジィージィー」と鳴かせています。
クロイワニイニイ
この島で暮らす価値を強く感じるのは、こういった日常と自然の緩やかな実感にあります。
私の子供時代は、日課といっても良いほど自然の中で過ごしていました。
現在、その日課を共有できる子供達は、少なくなってしまいました。
(もちろん、この島の子供達も例外ではありません)
セミの声を聞いて、興味を斯き立てられ、探し出して、自らもてる精一杯の慎重さで息をこらし、
とうとうそのものを手にしたときの喜び
この瞬間が、かけがえのない財産となります。
セミの声は昔から、夏のクオリアを、私達に伝えてくれるメッセンジャー。
近くで声が聞こえたら、ちょっとだけその声の主を確かめてみてください。
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Posted by satou-n at 00:34│Comments(2)
│ホタルとつながる生きもの達
この記事へのコメント
一昨日、大家族(子供6人だったかな? 奥さんの郷里の鹿児島県に移住した)の生活を取材するという番組がありました。芸能人レポーターが東京暮らしから田舎に住むことになった子供達に尋ねます。『ここは東京と較べてどんなところがいいの?』。すると小学校に通う子供達は、下校時間にスカンボをかじりつつ、平然と答えました。『それはね。生き物がいっぱいいることさー』。
<やったー。そうだよね。やっぱりなー>こう思ったのは私だけでしょうか? なんだか力をもらった気がしました。
さて、一昨年タイに行って昆虫食を調べていた時に、ニイニイゼミの仲間だと思われる蝉の幼虫を食べる機会がありました。軽く油で炒めてありました。これが超おいしい。とくに香りが最高でした。それ以来ニイニイゼミの幼虫を見ると無性に食べたくなります。(食いしん坊万歳)
<やったー。そうだよね。やっぱりなー>こう思ったのは私だけでしょうか? なんだか力をもらった気がしました。
さて、一昨年タイに行って昆虫食を調べていた時に、ニイニイゼミの仲間だと思われる蝉の幼虫を食べる機会がありました。軽く油で炒めてありました。これが超おいしい。とくに香りが最高でした。それ以来ニイニイゼミの幼虫を見ると無性に食べたくなります。(食いしん坊万歳)
Posted by 倉西良一 at 2006年06月30日 05:57
倉西さん、コメントありがとうございます。
相変わらず、世界中を飛び回って頑張っていらっしゃるようで
心強い限りです。
さて、さて、セミは古代より食の文化があったようで、
専用の容器が出土したという話を本で読んだ気がします。
沖縄でも、一昔の人は食べたことがあって、それで年齢がわかるなどと
武勇伝よろしくの会話があっちこっちでささやかれていました。
(もちろん私も食べたくちです。)
食の文化の中でも昆虫食は一般的に低い地位にありますが、
最近では、そういう偏った見地から抜け出して
しっかりとした分析が先ほど話した本でも紹介されていました。
近い将来は、日常に昆虫食が出回る可能性もないとはいえない現実
を、偏見のない情報として捉えたいと思っています。
(できれば、おいしくネ!)
相変わらず、世界中を飛び回って頑張っていらっしゃるようで
心強い限りです。
さて、さて、セミは古代より食の文化があったようで、
専用の容器が出土したという話を本で読んだ気がします。
沖縄でも、一昔の人は食べたことがあって、それで年齢がわかるなどと
武勇伝よろしくの会話があっちこっちでささやかれていました。
(もちろん私も食べたくちです。)
食の文化の中でも昆虫食は一般的に低い地位にありますが、
最近では、そういう偏った見地から抜け出して
しっかりとした分析が先ほど話した本でも紹介されていました。
近い将来は、日常に昆虫食が出回る可能性もないとはいえない現実
を、偏見のない情報として捉えたいと思っています。
(できれば、おいしくネ!)
Posted by satou-n@ホタルの会 at 2006年06月30日 23:53
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