ホタルの国から　　　～久米島・南西諸島　　沖縄の小さな島～　　

このパパイヤ、そのまま地面に落ちれば、土壌の生きもの達が分解し、

やがて土の中に栄養を注いで、次の植物を育てます。



それも、然り



でも、自然の生きもの達の餌資源は、本当に僅かになってしまいました。

ホタル館では、そうした状況をいくらかでも補いたい想いで、

実のなる植物も増やしています。



都会や町の住宅地では、ゴミをあさる姿が張り付いてしまいましたが、

田舎や自然の野山では、いろいろな生きもの達の食べかけや食べ残しを

きれいに平らげてくれる、お掃除屋さんの役割持ったカラスの本来の姿も

目にする事もできました。

同時に、私たちの暮らしの中で、迷惑だと感じる生きもの達が、

いつの間にか背負わされた生き方に、ふと、立ち止まり、深く考える事も出来ます。



入れ代わり立ち代わり、小鳥たちのお腹を満たしてくれたパパイヤの実を、

最後に、大きなくちばしのカラス君が、お持ち帰りになると、私の心も満腹になりました。

久米島ホタルの会体験プログラム






　↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
　　クリックの応援、ありがとうございます！