2006年06月03日

雨ニモマケズ!

明け方からの雨は、大地を叩き

赤くうねって海の青まで、染めていきました・・・。

雨ニモマケズ!

前の晩、見かけたクロイワボタルは、数を減らしながらも

今夜も、生き残った数だけ、変わらぬいとなみの光を放っています。

雨ニモマケズ!

生きものたちのしとねは、時に激しく揺さぶられ

その一瞬で、すべてが絶えてしまうかのようですが、

か弱くて、したたかなその生命は、

雨ニモマケズ!

突然ひらく花のように、凛として穏やかな

終わりの初めを繰り返しているのです。


「雨ニモマケズ、風ニモマケズ! (宮沢賢治・雨ニモマケズより)

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