2013年02月20日

クロウタドリ

「クロウタドリが、見つかったよ!」と、知り合いから連絡が入り、

先月から情報があった、クロウタドリの姿をやっと見ることが出来ました。ニコニコ

クロウタドリ

このクロウタドリの事は、子ども達の読み聞かせでお気に入りのインドの民話

『ラン パン パン』に出てくる歌の上手なクロドリのこと、

遠い外国のお話の鳥に、久米島で出会えるなんて、まるで夢のようです。

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「むかしむかしのインドのお話。クロドリのふうふが木のしげみに住んでいた。

てい主のクロドリは、とてもいい声のもち主。」で、始まるこの物語は、

わがままな王様が、間違えてさらったにょうぼうのクロドリを、

てい主のクロドリが、取り返しに行くという物語です。

クロウタドリクロウタドリ

「どんなことをしてもつれもどす。」と、クロドリは、身にまとう防具をカエルの皮で、

それから、クルミの殻で兜を作り、尖ったとげを刀にします。

それから、なんと、なんと、戦いの太鼓を、残ったカエルの皮で作り、

絵本の中でポーズをとった姿の勇ましいこと!ラブ

クロウタドリクロウタドリ

この絵本の中に描かれた、王様のお城や、家来の服装、森や山の風景は、

見慣れた日本や、アメリカ、ヨーロッパとは違い、とても不思議で、印象に残ります。

クロウタドリ

先月、鳥好きで知られる島の人からの目撃があったと、鳥の専門家の方から連絡を頂いたとき、

想わず、「あのインドの鳥ですか!」と叫んでしまいましたが、

電話の向こうでは、「クロウタドリは、ヨーロッパのイメージだったわぁ」と、話が盛り上がりました。

そして、久米島では過去に数例の飛来があるだけで、とても珍しい鳥だと話されていました。

クロウタドリ

挿絵もお話も、とっても素敵な「ラン パン パン」は、

どんな困難にも、顔色一つ変えずに、まっすぐ、まっすぐ、太鼓を打ち鳴らして

小さなクロドリが、にょうぼうを取り返しに進んでいく、迷いの無い強さが、私は大好きです。

クロウタドリ

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