2006年07月18日

ウナギ釣ったど~!

16日の朝、大岳小4年生の親子レクで、外来魚退治の釣り大会をしました。

ターゲットは、池で繁殖したブルーギルとテラピア!さかな

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ところが、なんと、オオウナギまで、釣れました!びっくり!

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久米島は、ギンブナやメダカなどの淡水魚、ゲンゴロウやトンボのヤゴなど水生昆虫

もちろん忘れちゃいけないホタルの幼虫も多く生息する環境でした。

しかし、土地利用の移り変わりとは別に、次々と外来生物が持ち込まれ、

日本本土と類似した里山環境が

世界各地から持ち込まれた凶暴な外来生物によって

占められる事態になっています。

ウシガエルやシロアゴガエルなどは

久米島固有の生き物たちが住む森の奥深くまで入り込んでいます。

1960年代に田んぼがサトウキビ畑に、2000年代には牧草地へと変わり、

小さな池や湿地、溝(小川)、が大規模な土地の改良によって失われ、

残された、あるいは新たに作られた大きな池やダム、水路などが水生の生き物の

最後の生息地・避難場所になっていました。

そこに、ソードテールやテラピア類、ブルーギル、グッピーなどが放流され広がりました。

そのため、メダカやドジョウ、タイワンキンギョ、シオカラトンボなどいくつかの種類は消滅し、

多くの種類は数を大きく減らしたのです。

久米島ホタル館は、環境省から100匹までのブルーギルの飼育(教育用)の

許可を得ています。そして、久米島ホタルの会は、ブルーギルバスター釣り大会を

呼びかけ、楽しみながら外来魚退治を行っています。もちろん、食べるイベントも!

そして、今回以前から計画していたブルーギルバスター親子釣り大会を呼びかけました。

ウナギ釣ったど~!

釣竿は、切り出したリュウキュウチクに糸とつり針、小さな錘、

エサは、側溝のゴミ拾いをしながら見つけた、ミミズを付けてを付けて、できあがりピース

中にはマイ釣竿を、持参する親子もおりました。ニコニコ

ウナギ釣ったど~!

開始と同時に、歓声が上がり、こども達が次々と大物を、ゲットします。

ウナギ釣ったど~!

入れ食い状態のブルーギルやテラピアさかなは、

親子30名ほどで約1時間に予定の数を上回るほど釣り上げることができました。

総ての参加者の手に、釣り上げられた魚たちが、勢い良く跳ね上がります。

親子で、一つの生きものに触れて、驚きびっくり!、釣り上げた喜びニコニコを、共有しあえた

ウナギ釣ったど~!

普段無口な子の、はにかんだ笑顔が、照りつける強い日差しを和らげる

そんな素敵な一日を過ごすことができたのは、

外来魚の繁殖があっても、オオウナギがいて、まだ頑張ってトンボも飛んでいる。

この久米島の自然が、生き残りをかけて踏ん張っている現状と、

同時に、手遅れにならないように、今以上の協力が必要であることを強く実感したのです。ふたば

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この記事へのコメント
そいえば 昔 (30年以上前ですが^^;;)

久米島で 小さい蛙をえさにして

ウシがえるを 釣ったっけな~^^  なつかし~

面白いように釣れたけど 今も釣れるのかな?
Posted by かつぼたつ at 2006年07月18日 11:52
つり大会たのしそう~
釣った後のお魚は、どうなったの?
Posted by カオス at 2006年07月18日 17:51
かつぼたつさん、30年以上前かぁ~。
おどろくなかれ、もちろん釣れます。
しかし、自然環境下で、すでにウシガエルに食べつくされ、
ヌマガエルやニホンカジカガエルなどの小さなカエルは、
少なくなっています。
今度は、疑似餌を駆使した外来カエル釣り大会を企画しています。
ぜひ、腕をふるいに、ご参加ください。(笑)

カオスさん、コメントありがとう!
釣った後の魚は、新鮮で、大きなやつは、持ち帰って食べてもらい、
その後、元気なやつは、飼育し、死んだやつは、冷凍保存して
ホタル館の生きものたちのエサとして利用しています。

笑い話があって、釣っている最中にお母さん達は、
食べたいと言うのですが、誰も調理の方法がわからず、
「どうする、どうする?!」
とどのつまりは、「大岳は、山育ちなので、魚の食べ方がわからない!」
と言いきって、ポリバケツ一杯の魚をホタル館に運んだのです。

でも、次回は、現場で、釣りたてをてんぷらで頂きたいと思います。
カオスさんも、ぜひ、ご参加くださいね。
Posted by satou-n@ホタルの会 at 2006年07月18日 18:52
ボビーさんとこっち行けばよかった(笑)
でも、川も楽しかったですよ。
Posted by sacom at 2006年07月18日 21:47
うなぎが釣れたんですね~すごい♪

久米島は自然がいっぱいで子供達も伸び伸びですね。。。
Posted by pacific-18 at 2006年07月19日 17:44
 釣りは久しくしてないですね~~・・・
 いつかまた、無心でやりたいです。

 海の近く、よい川・池がほとんどない場所に来てから、すっかりやめてしまいました(海は繊細さがないように思えて、余り好きでなかったので。魚は大抵食べ易いですけど)。

 手作りの、人の手作業の温もりを感じる、工芸品のようなウキや仕掛けに憧れ、ひねもす釣具屋さんに浸っておじさんの話に囲まれていました。

 それぞれ、自分の関心以外にも配慮が感じられる、いい時代だったようです。
 「コイやりたいときゃぁ、ぜったい、ヘラ屋の傍でやっちゃいかんよ、こっちが掛けりゃ迷惑掛かるからな」
 「箱に座っとるんはタナゴ連中じゃ、足音立てないようにな」
Posted by 川逸 at 2006年07月19日 18:01
pacific-18さん、川逸さん、コメントありがとうございます。
sacomさんは、手作りルアーの達人ですよ。
写真ありますから、次の話も見てくださいね。
Posted by satou-n@ホタルの会 at 2006年07月19日 21:14
川逸さん>
わかります。その気持ち。
今の釣り人って、自分の事しか考えてない人が多すぎるんですよ。年齢層に関係なく。釣り場に通って思うのは、地元のおっちゃんがやりたい放題やってるところは、ゴミが多いです。逆に、親切なおっちゃんが多いところほど、キレイなんですよね~。自分自身ゴミ捨てないことはもちろん、おっちゃん達を見方に付ければ、もっと釣り場がよくなると思います。まずは挨拶からですね。
satou-n様>
対カエルルアーはどんなのがいいですか?物次第ではすさまじいの作れると思います。
Posted by sacom at 2006年07月20日 23:22
sacomさん、すさまじいのって、どんなのなの?(笑) 

一応、想定は、カエルに丸呑みさせるつもりなので、
釣り針無しのやわらかいルアー、色は、赤か黒。
毛ばりのように風で動きが出るもの、って感じです。

どうか、よろしく!
Posted by satou-n@ホタルの会 at 2006年07月21日 03:57
文也君すごいの釣ったね。親子で釣っているお父さんと娘の姿がとてもよかった。親子で何かをするって、今の時代本当に少ないから。しかもあっというまに大きくなってしまいます。世のお父さん、仕事ばかりでは後悔しますよ。
Posted by 倉西良一 at 2006年07月21日 14:50
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