2013年12月18日
不法投棄ゴミ回収作業
こうした山の不法投棄ゴミを放置し続けていると、
年代物のゴミの上に、新商品のペットボトルや地元のビール缶が
したり顔で、乗っかってきます。
最初の被害者は、この場所に生息している生きもの達ですが、
その悪影響は、必ず、私たち人間に降りかかってきます。
それは、今年の流行語大賞の「今でしょう!」ではないけれど、
私たちの大切な命の繋がり、久米島という島を愛する全ての人々に、
いつの日か、とんでもない状況へと、追いこんでしまう事になるでしょう。
近年、震災や、津波の被害を受け、
世界中で、凄まじい崩壊地を目にしていると
”あぁ~、ひどいねぇ~。でも、まだ、マシじゃん。”と
無関心なつぶやきも聞こえます。
それでも、目の前の異常なゴミは、その場所の自然環境を生きもの達を、
私たちの大切な未来を、確実に壊してしまう現実の物体です。
元は、布団だった物体、抱えきれない大きなタイヤ、
幾重にも絡まるロープ、無数の瓶や缶、農薬や、肥料袋、・・・。
この島で暮らしている誰かの生活臭が漂うゴミの姿には、
怒りと哀れが入り混じり、本当に複雑な気持ちになります。
でも、放射能に汚染され、回収する事も出来ない、
愛する故郷の手当てさえできない福島の地域に比べれば、
こうして、仲間と共に、汗を流して、
土に埋もれ、木々を押しつぶしているゴミを回収する作業は、
自然の痛みを取り除ける実感から、自分自身の心に青空を広げ、
地球の緑の森を育てる清々しいエネルギーを感じることができます。
山の投棄ゴミを回収する際には、ハブの危険や、傾斜の危険、
往復の道のりの長さを了解してもらえる環境保全の理解者の方々に声をかけ、
町の環境保全課と協力しながら行っています。
こうしたハードルから、海岸ゴミに比べ、多くの人に呼び掛けられない山の不法投棄ゴミですが、
新たな不法投棄を生み出させない事、島の人々の意識を向上させる事の呼び掛けは、
子ども達や多くの人に、ぜひぜひ、協力してもらいたいと強く願っています。、
この島は、クメジマボタルが棲み、サワヘビが棲む、緑豊かな島です。
ゴミ回収後のダム水源地源流の姿
その先に、美しいサンゴの広がる青い海の美しい島なのです。
過去の間違いを解消するため、共に努力することを、私たちは惜しみません。
寡黙に行動すれば”良いことしてるさぁ~”と、誉めてもらえるかもしれませんが、
誉められたくてやっている訳でもなく、反省も無く開き直る人達の肩代わりをしたい訳でもありません。
だから、勇気をもって、反省を促します。
それは、未来を夢見る子どもたちのために、
この島に暮らす人々が、再び同じ、悲しい間違いを犯さずにすむように、
未来を他人にゆだねずに、しっかりと自立した賢い生き方を、共に選択してほしいと、
真剣に願っているからなのです。
↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
クリックの応援、ありがとうございます!
年代物のゴミの上に、新商品のペットボトルや地元のビール缶が
したり顔で、乗っかってきます。
最初の被害者は、この場所に生息している生きもの達ですが、
その悪影響は、必ず、私たち人間に降りかかってきます。
それは、今年の流行語大賞の「今でしょう!」ではないけれど、
私たちの大切な命の繋がり、久米島という島を愛する全ての人々に、
いつの日か、とんでもない状況へと、追いこんでしまう事になるでしょう。
近年、震災や、津波の被害を受け、
世界中で、凄まじい崩壊地を目にしていると
”あぁ~、ひどいねぇ~。でも、まだ、マシじゃん。”と
無関心なつぶやきも聞こえます。
それでも、目の前の異常なゴミは、その場所の自然環境を生きもの達を、
私たちの大切な未来を、確実に壊してしまう現実の物体です。
元は、布団だった物体、抱えきれない大きなタイヤ、
幾重にも絡まるロープ、無数の瓶や缶、農薬や、肥料袋、・・・。
この島で暮らしている誰かの生活臭が漂うゴミの姿には、
怒りと哀れが入り混じり、本当に複雑な気持ちになります。
でも、放射能に汚染され、回収する事も出来ない、
愛する故郷の手当てさえできない福島の地域に比べれば、
こうして、仲間と共に、汗を流して、
土に埋もれ、木々を押しつぶしているゴミを回収する作業は、
自然の痛みを取り除ける実感から、自分自身の心に青空を広げ、
地球の緑の森を育てる清々しいエネルギーを感じることができます。
山の投棄ゴミを回収する際には、ハブの危険や、傾斜の危険、
往復の道のりの長さを了解してもらえる環境保全の理解者の方々に声をかけ、
町の環境保全課と協力しながら行っています。
こうしたハードルから、海岸ゴミに比べ、多くの人に呼び掛けられない山の不法投棄ゴミですが、
新たな不法投棄を生み出させない事、島の人々の意識を向上させる事の呼び掛けは、
子ども達や多くの人に、ぜひぜひ、協力してもらいたいと強く願っています。、
この島は、クメジマボタルが棲み、サワヘビが棲む、緑豊かな島です。
ゴミ回収後のダム水源地源流の姿
その先に、美しいサンゴの広がる青い海の美しい島なのです。
過去の間違いを解消するため、共に努力することを、私たちは惜しみません。
寡黙に行動すれば”良いことしてるさぁ~”と、誉めてもらえるかもしれませんが、
誉められたくてやっている訳でもなく、反省も無く開き直る人達の肩代わりをしたい訳でもありません。
だから、勇気をもって、反省を促します。
それは、未来を夢見る子どもたちのために、
この島に暮らす人々が、再び同じ、悲しい間違いを犯さずにすむように、
未来を他人にゆだねずに、しっかりと自立した賢い生き方を、共に選択してほしいと、
真剣に願っているからなのです。
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Posted by satou-n at 17:53│Comments(0)
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