2012年04月21日

豪雨の傷跡!

久米島の海岸には、自然の創り出した、景勝地が多くありますが、

悲しいことに、大雨の際の赤土流出が繰り返されることによって、

目を覆いたくなるほどの状況が、起きているのです。

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今朝6時、一晩中止む事の無かった大雨の被害が心配で、

久米島ホタル館に来てみると、

豪雨の傷跡!
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言葉を失うほどの暴れ川、それも、溶岩の様に重たげな、

真っ赤な泥水が、トタン屋根や大きな樹木を巻き込みながら

海へ、海へと、押し出されるように流れている情景が、展開されていました。

豪雨の傷跡!

本当に手の届かない空という場所から、恐ろしい量の雨が降り注ぎ、

人間の術では、止めようの無い破壊力で、川の流れを増幅させて、

久米島中が、呆然とするような被害を、もたらしてしまいました。

一夜明けた水浸しの畑には、小屋の屋根だけが辛うじて見えています・・・。

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海岸近くのホテルの裏に広がるさとうきび畑は、一面に水が溜まり、

まるで湖の様でしたし、

久米島一周道路は、あちらこちらで、冠水してしまい、

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朝の通勤、通学に大打撃を与えていました。

本来なら樹木の根や草の根が、土を抑えてくれるので、

緑化している場所が多ければ、水の浸食による崖崩れなども、

少なくなるはずですが、

豪雨の傷跡!

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山の裾野や、崖際ぎりぎりまで、また、谷間の川岸の際まで、

畑として開墾している場所では、樹木の連結が弱く、容易に崩壊します。

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長雨が続いたり、集中豪雨を受けた後の、深いガリや、リロなどの浸食跡は、

実際の状況よりも生々しく、、赤土を、川から海まで、迅速に運んだことを物語ります。

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ある川の上流に位置する谷間には、裸地状態が続いている畑がありますが、

その場所は、以前耕作されていた農家の方が、

「大雨の度に、土が流される」と、いつも嘆いておられました。

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実際、その場所の自然形状は、大雨の際に、水が通る谷筋になっているため

畑を作るには、かなり厳しい場所なのです。

可能であれば、そうした土地は代替地と交換して、

河畔林へと変えることが、望ましいと想います。

豪雨の傷跡!

今後、こうした異常気象は、益々大きく、激しさを増してゆく事でしょう。

年中行事の様に、島を襲う台風も、間違いなく巨大化し、

私たちは、その自然災害に備えてゆく覚悟を、強いられる事になります。

豪雨の傷跡!

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雨や風の大きな力を、真っ先に受けて、

破壊されながらも私達を守ってくれるのは、昔から森の樹木でした。

そして、海の波を和らげてくれるサンゴ礁は、天然の防波堤です。

『私たち人間が自然を、大切にする事で、

間違いなく私たちの暮らしは、自然が守ってくれます。』

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災害の爪痕を、補修する度に、私の心にはこの言葉が、繰り返し響くのです。

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この記事へのコメント
「大雨警報は解除されました」
ニュースは、一言で終わったけれど。
この風景に、驚いています。
Posted by あして・びっちあして・びっち at 2012年04月21日 00:20
おはようございます。
台風後の情報ありがとうございます。
琉球朝日放送で動画を見ましたが、
こちらのブログの方が写真でよくわかりました。

5月10、11日と2泊3日ですが、
初めての久米島ホタルの旅、楽しみにしています。
ホタルも影響を受けているかと思いますが、
なんくるないさ〜・・・なんとかなるさ?でしょうか。
Posted by ブーゲンビリア at 2012年04月21日 08:39
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