2010年04月08日
ホタルの季節が、いよいよ始まりました。
私たち家族が、久米島に来て、今年で10年になります。
その毎年の初夏(暦は春4,5月)に、クメジマボタルの灯りを、楽しんできました。

今年のホタル観察会の日程は、こちら



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その毎年の初夏(暦は春4,5月)に、クメジマボタルの灯りを、楽しんできました。





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2000年に参加した、始めてのホタル観察会は、
カンジンダムが、まだ出来ていない頃でしたが、
今想えば、本当に沢山のクメジマボタルが、色々な場所で、飛んでいました。

今では、こんな所にホタルが飛んでいたなんて、島の人も、すっかり忘れてしまうくらい
たった10年でも、久米島の山や川の姿は、随分変わってしまいました。
それでも、山の湧き水の流れていた跡が、僅かに残る場所に、雨が降ると、
久米島の森は、活気を帯びたように、かつての水の川を、出現させてくれます。

その水の環境で、クメジマボタルの幼虫は育ちます。
久米島でのホタルの観察を通じて、ホタルとつながる生きもの達の多様さや、
その緻密な関係に、大きな感動を覚え、私達の暮らしは、常に新鮮で、楽しいものになりました。
そして、今より、もっと謎だらけの存在であった筈の生きもの達との関係を、
島の昔の人々の方が、本質を見極める上手な付き合い方をしていた事も、
島のお年寄りの方々からの聞き取りを重ねて、本当に良く理解できるようになりました。
その上で、生きもの達と、人の関わりの大切さ、その役割を確信し、活動しています。

この島で生まれ育った訳ではない私達が、こうした事を、伝えようとすればするほど、
余計な事のように感じる方もいますが、その誤解も、真剣に、この島のことを、
沖縄の事を、地球の事を考える方ならば、解っていただく事ができると信じています。

私たち、久米島ホタルの会では、こうした活動の一環として、
この島の自然や、自然の中で生きているホタルや生きもの達を、
この島を訪れる方々に、本当に大切な存在として紹介したいと考え、
毎年、一生懸命、島の自然をエスコートするエコツアーガイドを行なっています。
今年のホタルは、比較的早く出現し始め、出現期が数回見込まれていますが、
気候は、日替わりのように変化する為、予測はかなり難しくなっています。


それでも、一年に一度のクメジマボタルのシーズンを、
楽しんでいただけるように、久米島ホタルの会では、がんばりますので、
ぜひ、久米島に、遊びに来てくださいね!




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Posted by satou-n at 14:33│Comments(0)
│南の島のホタル達
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