2007年04月21日

あかぎ児童館

久米島にシマツユクサの群生が、綺麗に咲き出しました。

あかぎ児童館

草花の小さな花は、ともすれば見落とされてしまいますが、

その鮮やかな色合いや、淡い色合いの美しさに気付くことが出来れば、

季節ごとの楽しみが、よりいっそう感慨深いものになってゆきます。

この日のホタル館には、沖縄本島の与那原町から

あかぎ児童館30名のみなさんが、来館してくださいました。

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あかぎ児童館では、与那原町役場の職員の方を含めた

ボランティア活動の子どもエコクラブに所属していて、

久米島エコツアーは、ハテノ浜のクリーン活動に参加するために来られたそうです。

あかぎ児童館
昨年度のクリーン作戦のようす。

熱心な大人たちに見守られた子ども達は、伸び伸びとした熱心さで

アクアリウムの生きもの達を目をキラキラさせながら食い入るように見つめ

館長からホタルやホタルに繋がる生きもの達の説明を興味深そうに聞いています。

スタッフの一人である与那原町職員の方は、「こうした活動の中心となっているのは、

与那原町でも、地元の人ではなく、移り住んでこられた本土の方が多く、

馴れ合いになってその土地や風土の良さを見落としてしまいがちな私達に比べて

確かに厳しい意見もありますが、素直な目線で、地域社会を良くして行こうとする姿勢を

行政としても本当に見習いながら一緒に活動しています。」と、おっしゃっていました。

その話を聴いて、あかぎ児童館は、行政と民間が、沖縄の人も本土の人も一緒に仲良く、

子供たちのために協力し合うという、とても大切な基本的な姿勢を貫きながら活動をしている、

久米島でも、ぜひお手本にしたい、素晴らしい取り組みをしていると感じました。

その日の夜、まだ出現しだしたばかりで数の少ないクメジマボタルですが、その光りは、

最初に出現した、オキナワスジボタルのゆっくりとした小さな明かりを圧倒する大きさで、

たった一匹ではありますが、大きな歓声が上がるほど、感動的な灯りでした。

あかぎ児童館

その力強さは、まるで、『自然環境を守ってねピース』と呼びかけているようで、

がんばっているあかぎ児童館のみなさんや、

私達にやさしくエールを贈ってくれているかのようでした。

気を良くした子ども達は、足元で光るクメジママドボタルの幼虫の光も探し出し

ホタルの光の仕組みや昔の遊び方などにも十分に関心を寄せてくれました。

去年、100匹近く出現してくれたクメジマボタルは、

今年は、たった2匹の出現で終息してしまいましたが、

それでも、姿を見せてくれた貴重な一匹のクメジマボタルは、その生を全うする輝きで

自然を分かち合うことの出来る私達にプラスのパワーをもたらしてくれました。

数日後、あかぎ児童館から、『久米島に来て、ホタル館に伺ったことから

「頑張ろう!!」という気持ちでいっぱいです。』という嬉しいメールが届きました。

景観として遠くから眺めているときの自然は、多くの人に好まれますが、

その樹木に近寄り、その営みを共にする沢山の生きもの達に出会うことになった場合

受け入れることの出来る心の余裕があれば、そこから先は、

もっと面白くて不思議な世界の始まりと、

この地球環境が、

私達人間だけで構成されているわけではないことへの理解に近づくことが出来ます。

あかぎ児童館
   アカメガシワの花を訪れたツマグロキンバエ

生きものの中でも、美しい光を放つホタルは、多くの人に好まれる昆虫です。

自然を好きにしてくれる素敵な自然ガイドそのものかもしれませんハート

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