2007年03月06日

劣化ウラン弾と高レベル放射性廃棄物

今日は、沖縄の行事、十六日(ジュウルクヌチー)、

沖縄では、旧暦の1月16日は、あの世の新年にあたり、

家族や門中(こちらでは、親族一同のことを言う)で重箱にご馳走をつくり、

お墓に詣で、家族・親族の新年の挨拶と健康祈願を報告すると言う風習です。

久米島では、同じように墓に詣でる清明際(シーミー)よりも盛んで、

新年に帰省しなくても、この日には必ず帰省する人々で賑わっています。

故郷に帰ってきた家族を迎える島の人々の嬉しそうな光景は、

この島の平和があってこそだと、森の緑と海の青さが、私に囁きかけます。

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久米島の北方約28キロには、鳥島と呼ばれる面積0.04㎢の無人島があります。

そこは、1951年から在日米軍の射爆場として使用され、

95年~96年の間に1520発もの劣化ウラン弾が打ち込まれました。

劣化ウラン弾は、ウラン鉱石から原爆や原子力発電に使用する

濃縮ウランをつくりだす際に出来る、低レベル放射性廃棄物ですが、米軍は、

その放射性廃棄物を武器転用してDU弾(劣化ウラン弾)を作り出しました。

晴れた日には、肉眼でもはっきりと見ることができる鳥島射爆場に打ち込まれた

劣化ウラン弾は、「環境の影響はなく、法的に認められたレベルでの回収作業は終えた。」

という在日米軍司令部からの発表後、1520発の内のたった192発しか回収されずに、

その後の追跡調査もなされないまま、現在に至ります。

劣化ウラン弾と高レベル放射性廃棄物

空から落ちた雲の欠片が、海に浮かんでいるように見える

「これが、島なの?」と、首を捻りたくなるほど、

この島の名前の由来になった、海鳥の生息地であったはずの島には、一本の緑も見えません。

そのあまりにも悲惨な形状に、生息していた多くの生きもの達が、その理由もわからないまま、

全て消滅したということを、想像するたびに涙がこぼれます。

劣化ウラン弾の恐怖は、湾岸戦争に使用され、イラク南部の住民だけでなく

米軍の帰還兵にも放射能や環境汚染による人体への影響についての研究や

英国でのマンチェスター国際会議で各国から集まった約二百人の科学者や専門家、

平和活動家が、危険な放射能兵器全面禁止を訴えていることなどが

新聞やニュースによって伝えられましたが、

当時の橋本内閣は、対米追随は「問題はない」という対応を久米島住民への答えとし続けました。

劣化ウラン弾と高レベル放射性廃棄物

久米島の漁民にとって、昔からの豊かな漁場だった鳥島近海の安全性は、

住民の納得のいくように解明された訳ではありませんが、時が経つにつれて、

この島で、不安を抱き続けながら生活し続けることや

風評によってこの島を訪れる観光客が減少してしまうことなどを、

懸念することの方が優先されるようになり、久米島の近海に浮かぶ鳥島射爆場は、

いつしか、黒潮の通る、レジャーフィッシングの穴場としてしか、発信されなくなってゆきました。

放射性廃棄物に対するこうした背景を持っている久米島住民の一人として

高知県東洋町が、高レベル放射性廃棄物の最終処分場施設の

設置可能性を調査する区域に応募したというニュースと、それに対して、

こうした政府の考え方を、高知県の橋本大二郎知事が、毅然とした態度で

”怒る”姿が、報道されるのを見て、大変嬉しく想い、強く共感しました。

その姿は、かつての新聞記事の写真に掲載された見覚えのある久米島住民の

鳥島での劣化ウラン弾発射事件に”怒る”姿と同じ様に、そしてそれ以上に、

県知事という責任ある立場から、県民の安全を守るための

真剣で、誠実な”怒り”を感じることが出来たからです。

こうした問題を、取り上げて、どう解決すればよいのかということを、

私が述べることなどは、何の意味もないことです。

けれど、この先の未来を創り出す知恵として、

こうしたことが、過去にでも、現在にも現実としてあることに、気づいてもらうことは

過去の過ちの痛みを、耐えがたいものとして、目を伏せて、耳をふさぎ、口を閉ざすことや

責任から逃れることを、幾度となく繰り返し続けるのではなく、

失敗の原因を追究し、それをみんなの共有財産とするような姿勢へと変えるために、

どうしても必要だと考えているからです。

劣化ウラン弾と高レベル放射性廃棄物

私達人間が、多くの生きもの達や世界中の人々と

つながり合い、共生して生きていることに本当に気づくことが出来るなら、

戦争のための演習場で、行われている事が、人を殺すための訓練であるということ

そこには、一切の生き物も生存することが出来ないということ

やがて、その存在は、巡り巡って、必ず自らに振りかかってくるという真実。

その本質を見据えた想像力と、平和への意思や、生活の安全を守るということへの

今以上のあきらめない強さを保ち続けることにこそ、

私達人間が、この地球で生き続ける、本当の意味があるのではないでしょうか。

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☆参考資料:「久米島町仲里村史」・第5巻 資料編4 久米島町役場発行
        「太平洋戦争と久米島」 上江洲盛元(日本共産党町議会議員) 自費出版

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生活全般の見直しが必要【けんちゃんのどこでもブログ】at 2007年03月07日 16:03
この記事へのコメント
久米島は那覇在住の義母が元気であった頃に、お正月に一家で一緒に行きました。もう10年以上も前の事です。

 高知の東洋町の問題に関心をいただいてありがとうございます。橋本大二郎さんも心底怒っていましたし。私などもそれこそ高校生以来36年ぶりに該当署名活動をしたぐらいですから。

 家内は沖縄出身で、娘は現在沖縄で学生生活を送っていますが、居心地が良いのか春休みのはずですが戻って来ませんし。

 今後ともよろしくお願いします。時折訪問させてください。
Posted by けんちゃん at 2007年03月07日 16:09
けんちゃん、コメントをありがとうございます。

私も、高知県を訪れたのは、10年以上も前になります。
あの有名な「はりまや橋」に手をかけて撮った写真を、
懐かしく想いだしました。

おおぼけこぼけの谷底や、道後温泉、旅先の想い出は、尽きません。
今度は、家族みんなで一緒に記念写真を撮りたいものです。

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ご訪問を、心待ちにしています。
Posted by satou-n at 2007年03月07日 17:24
ブログにコメントもしていただきまして、ありがとうございます。
 わたしは個人のブログは「吠える」と「どこでもブログ」と2つあります。その2つに「ホタルの国から」をリンクさせていただきました。

 毎朝起床後、散歩した後と、仕事が終わった後、などにブログは書いています。市民サポーターとして地元コミュニティFM局で「けんちゃんのどこでもブログ」という番組を作成し、出演していることもあり、ブログは原則毎日作成し、更新することにしています。

 情報は発信すれば入ってくるものです。私自身沖縄には個人的にゆかりがありますし。

 従来の個人のHPもお時間のあるときに見ていただけば幸いです。主に休日に「鬼」になってこしらえていました。ブログの登場で楽になりました。

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/ (けんちゃんのどこでもコミュニティ)

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/ (けんちゃんの吠えるウォッチング)

 今後ともよろしくお願いします。
Posted by けんちゃん at 2007年03月07日 17:32
けんちゃん、こちらこそ、さっそくのリンクを、ありがとうございます。

今後は、そちらのコミュニティにも、ぜひ、参加させて下さい。

私のブログも、もう直ぐ一年になります。
未熟なために、いろいろと、躓きながらのブログですが、
私も、一町民サポーターという意識から、環境問題を多くの人と共に共有してゆきたいと、一生懸命に意を尽くし、がんばって発信を続けています。

「情報は発信すれば入ってくるものです。」という言葉を
今は、大変ありがたく受け取っています。

今後も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
Posted by satou-n at 2007年03月07日 18:01
「けんちゃんのどこでもぶろぐ」のほうにも毎日100を超えるコメントスパムが来るので、うっかり自分書きこみができないように設定してしましました。

 それでsatou-n さんへの書き込みに対して、自分のブログでコメントができないという愚かな事態になってしましました。

 挿入されている写真が素晴らしいですね。風景写真。人物写真も良いです。今年の目標はデジカメを購入したいのですが、物入りが多く実現しそうもありません。

 久米島のいろいろな風景を楽しみにしています。
Posted by けんちゃん at 2007年03月07日 20:29
けんちゃん、再び、コメントをありがとうございます。

なるほど、そういうこともあるんですね。
了解、致しました!

ホタルの国からの写真を、誉めていただき感謝しています。
44さんという方からも、良い写真だとおっしゃっていただいたばかりなので、
本当に嬉しく思います。

これからも、久米島のいろいろを、お届けできるよう精進致します。
Posted by satou-n at 2007年03月08日 11:55
久米島に住んでいる人が、書いているのですね。久米島から、本当のことを発信する方が現れたのですね。私は、本当にこの米軍の行っている沖縄海域のことを、とんでもないことだと、本土にいても、心から、何とかしたいと思っています。日本の検査は、海洋生物研究所という水産省の機関が、文部省の所轄の日本分析センターでしているのです。。その調べ方は、劣化ウランに関しては、数値が出てこない調べ方なのです。今まで、アメリカの帰還兵も軍病院で検査して陽性反応が出たという人は、症状があっても在りません。重篤な症状があってもです。ところが、アメリカの軍病院で検査官として責任者であった人で、アメリカから首にされた医師で、ドラゴビッチという名前の人がいます。その人のところでする検査は6ヶ月以上かかります。そこで、出る結果がもっとも信用性があります。尿の検査で、分かるのです。劣化ウランは半減期が45億年です。ですので、アメリカは、アメリカ国内に、劣化ウラン立証基地で、実験を繰り返し、そこには70トンを超えて金属板に当てたり、砂にあてたりの実験を繰り返し、そういう劣化ウラン弾で汚染された50箇所の米軍基地を持ち汚染されていても、それらは全て放置しています。クリーンアップ費用に9000億円が一つだけでもかかるとしてやめています。さらに、、劣化ウランの使用工場から40キロ離れているところの家からも劣化ウランの微粒子が飛んできて、見つかっています。劣化ウランは微粒子になると50キロはゆうにとびます。そして、微粒子を吸入すると、体内被曝が始まるのです。輸送に携わっただけの米兵が、1年で急変した例もインターネットにありますが、大体は5年くらいの長い間かかって癌や白血病になります。特に大人よりも子供が罹患するのです。劣化ウランについては、本当に科学的にも良く知っている方は、日本では、琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬先生です。沖縄在住で、琉球大学理学部長先生でした。インターネットで先生の論文を3つ読むことができます。「劣化ウランはなぜ恐ろしいか」、「内部被爆について」、「劣化ウラン弾に対する科学者の姿勢と内部被爆」です。私は、この先生の論文を読んで、科学者の中で、劣化ウランに対しての評価がなぜ違うのかが分かりました。つまり、劣化ウランで問題になるのは、体内被曝という、矢ヶ崎先生の表現では、内部被爆と表現されていますが、つまり、食べ物や、海水、魚、塩に溶けて入っている劣化ウランや、空気中に入っている目には見えない、1グラムの中に10の13乗個も入るような微粒子を体内に入れた時の影響を考慮しているかしていなかがで、結果が変わってくるのです。ところが、これは考慮しなくてはいけないことが、段々わかってきました。たとえば、微粒子になっている状態をエアロゾール状態というのですが、その空気を肺の中に取り込むと、体の中に入ったその一つの微粒子から、アルファー線が一つ出るのです。これが、1ミリにも満たない球形の肉や骨の中で、とてつもない420万Vの力を出すと、遺伝子が破壊され、それが、癌化の一歩となって、始まっていくのです。体の中に入ってしまったものは、血管壁も細胞壁も通っていくのです。半減期は45億年だから、いったいいくつのウランの微粒子を体の中に入れたかが問題になるのです。この仕組みを「体内被曝と言うのですが、この仕組みが、原爆とか、原子力発電所とかの事故でも、同じように、体内被曝が起こることが分かってきたのです。体内被爆は、検証されるようになり、世界的にも、理解され、認められるようになって来ましたのも最近のことです。原爆とか、原始力発電所の事故に出る放射能は劣化ウランと比べて、ずっと放射能は強いし、半減期も30年で、調べ方も、劣化ウランとは全く異なります。でも、体内被曝という仕組み、原理は同じです。この間NHKで報道した、「核は大地に刻まれていた」というNHKスペシャルを見ましたか。広島大学の教授が、セミパラチンスクに行って、共同調査を始めた結果を報道していました。チェルノブイリから、100キロ離れたカイナール村は、当時、風下だったので、直接被爆はしていないが、死の灰だけを浴びていました。その死の灰が、地下水に溶け込み、牧草が吸い、その牧草を食べた牛の牛乳、野菜、などを食事にしていた人たちからの癌や白血病などの体内被曝を調査して、そのメカニズムが伝えていました。つまり、それら全てにストロンチウムや、トリウムや、いわゆる半減期が30年以下のものが、入っていたのです。日本の広島でも直接被爆していなくても、そこから風下にあった地域の湧き水などを使って育てた野菜を食べた人たちにも原爆症が認められるようになったということをNHKでやっていました。私は、収録してテレビは見るし、全てそれらを活字にして打ち込むので、よかったら、メールをします。そして、これら原爆症の裁判に携わって患者さんを支援しているのが矢ヶ崎克馬先生です。本当に親身に教えていただけます。このときから、体内被曝というものは、恐ろしいものだと。知っていました。そして、劣化ウランでも体内被曝は起こるのです。矢ヶ崎先生は、最も早くからこのことをおっしゃっていたのですところが、アメリカは、この体内被曝の仕組みそのものを認めていないのです。でも、それは、科学的に認めていないのではなくて、戦術的に、認めない立場をとっているのです。いわばいんちきが科学者集団がいるのだと、CS朝日ニュースター局のデモクラシーNOWでも言っていました。だから、、WHOは、劣化ウランで汚染された水を飲んではいけないと警告も出しています。分かっているのですが、アメリカの手前今までは立場を明確にしてきませんでした。でも、必ず代わると思います。なぜなら必ず、彫っておけば病気になる結果が出ているからです。鳥島に落とされた劣化ウラン弾は、一年間米軍は日本に伝えず1997年2月に伝えました。そして、分かったときに、矢ヶ崎克馬先生は、久米島から講演会に来てくださいと頼まれていて、講演会に準備万端整えて、当日だったか前日だったか、久米島の方から、風評被害が怖いので来ないでくれとなったとか。お聞きしましたよ。私はこの島の体質がよけい、この状況を変えられないのだと思っているのです。なぜかというと、世界には赤裸々に話すことで連帯の輪が広がり、助け合いが生まれ。良い方向に展開した例をたくさん見てきているからです。だから、あなたのような方が出てきたことが、どんなに大切なことかと心から思います。まず、「プエルトリコのビエケス島の劣化ウラン」「韓国のメヒャンリのノン島の劣化ウラン」「フィリピンの米軍基地の劣化ウラン」「イタリアサルでジャーニ島の劣化ウラン」「ハワイの劣化ウラン」と検索してみてください。分かることは、常に米軍の態度です。やってない落としてない持っていないといって、全て嘘を行ってきているのです。ハワイではないと言い続けて、劣化ウラン弾が2001年にも2006年にもオアフ島から見つかっても、無いといい続けて2009年に、アメリカの法改正があり、劣化ウランは届け出ることになって、初めて、数トンあると原子力委員会に正式に報告してハワイ住民にばれました。そして、、その時には、あの風光明媚な、オアフ島の真珠湾が800箇所以上の汚染、豊かな食料の宝庫は、ここで取れるものは、全て食べられない。36の養殖池は有毒地域だとこの間のCS朝日ニュースター局のデモクラシーNOWでカイルカジヒロ氏が発言しました。この番組は、エイミーグッドマンという世界的なジャーナリスト賞を総なめにしている方が司会をし制作している非常にレベルの高い信頼のある番組です。彼が、真実を言ったことが、善良なアメリカ市民に、米軍の同盟国に対する環境汚染の実態を追求する力になってくれるのではないかと私は期待しています。それはかつて、メキシコのそばのプエルトリコのような弱小のアメリカの統治領であって、州にも属していず、選挙権も無い島のビエケス島で。、基地が閉鎖に追い込まれたからです。ビエケス島の住民は正直でした。そして、もう癌が蔓延している様子が伝わります。ですが、とても風光明媚な光景が写真にあります。でも汚染は目には見えない。そして、その海産物を食べ野菜を食べて癌になっていることが告発されています。でも、最も閉鎖できたので、後は浄化していくだけです。でも、アメリカもしていない。どこの国もしていないのです。韓国も、閉鎖になりました。汚染の数値まではっきり公表しています。それは、韓国が、アメリカにくっついてベトナム戦争に行って2000人の韓国兵士を死なしたことから、韓国は、米軍とは距離を置いています。100近くあった基地も40以上閉鎖しましたが、それができたのが、地位協定を改変して、米軍基地に立ち入り、環境調査を共にし、データーも共有するようにしてからでした。この時点で初めて、米軍基地がどんなに汚れているかを米軍自身が知ることになったのです。そして、どんどん閉鎖していき、出て行きました。しかし、地位協定では汚した跡地は、米軍がきれいにすると協定を結んでいるのに、一切無視で一切をしませんでした。それらも全てインターネットに書いてあります。読んでみてください。
その結果韓国政府は、米軍から呼ばれても、一緒に立ち入る調査をしなくなりました。先ほどのハワイのカイルカジヒロ氏は、環太平洋に劣化ウランはどのくらいあるか2001年正式に米軍に情報公開を求めて2003年に、嘉手納基地に40万発、韓国には280万発空軍分があると米軍からこたえましたが、他の金属毒ならば、別に立ち入りでもさわらなければいいだけですが、放射線は違うのです。韓国では、1発が誤爆されたときも、米軍は認めず、3ヶ月たって認めましたが、でも、メヒャンリのノン島は、実は劣化ウラン弾を落とされていたのだと分かりました。劣化ウラン弾が落とされていたとはっきりと書いてあるところもありますし、永代に渡って影響のアル金属も発見されたという表現で言っているところもあります。私はこれらのことを書いてきて、今、もっとも心配していることは、この鳥島海域を含む沖縄の海全域がずっと今も空爆を演習と称して受けていることです。琉球新報の5月20日6月18日の中に、この沖縄海域で、米軍がクラスター爆弾を1ヶ月以上落としていることを報じています。防衛局も目視していると在ります。しかも在韓米軍も引き連れてとあります。あの事件から、これまでの15年で、久米島は、何をどう変えられたのでしょうか。たとえば、環境汚染防衛システムを市民の手で作ることが必要です。どんな飛行機が飛び、どんな銃弾を落としたのか。その地域が最も近いのだから、そこに監視所ができ、映像で記録を残しておくことは、常に必要です。劣化ウラン弾が落ちたなら分からなくてはならない。ところが、それも、国まかせだと久米島の役場は電話でいいました。また、環境調査は、数字も出ない環境調査で、大丈夫だからとこれも国任せですと答えられたのです。私は、だからこそ、提案したいのです。沖縄の人々と日本の人々のために、沖縄の新しくできた沖縄科学技術大学院大学に、矢ヶ崎克馬先生を入れて、沖縄県人のために、本当に信頼のできる劣化ウランの尿検査をせめて久米島住民だけには、無料でできるように、住民が運動を起こしなさいということです。この検査は、今までの国のやり方ではだめです。ドラゴビッチ氏のやり方を学んできて、どんなにお金がかかろうと、これは国がやらないとはいえないはずです。イギリスとアメリカでやったという同位体検査、これらは、劣化ウランの高精度検査で検査に6ヶ月以上がかかるものなのです。費用は、一人7万円以上もします。これをせめて子供達と病人には、させるようにしてほしい。それと、久米島公立病院で、ホームページに、院長が、癌が重篤になってから来る人が多いし、その人たちは、皆沖縄の本島に行ってしまうと、在ったことも、住民ならば追跡調査ができます。これら、市民が自発的にして、検査データーを集めるべきです。市民は立場に関係が無い。純真に自分の子供達の健康のためです。そして、病人にこの検査をすれば、重篤になる前に、もっと未然に分かるでしょう。また、最も大切なことは、その癌になった原因が劣化ウランかどうかも分かるのです。それを、ちゃんと、どこの研究機関ならば、分かるのか、日本では、矢ヶ崎克馬先生と、ICMUWの劣化ウラン反対をしている組織だと思います。矢ヶ崎先生は、8月まで、本と原爆症の裁判のために、お忙しいのですが、とても正義感があり、誰に対しても親切で、全く見ず知らずの私にまで、お電話で教えてくださいます。何より沖縄在住でいらっしゃるので、力になってくださると思います。この方を久米島で、頼りにすればよかったですのにと思います。そして、沖縄科学技術大学院大学は国のお金でとても立派なものができました。しかし、沖縄人のための環境被害の調査や、この劣化ウランの検出方法の研究をしていない。私は、ここにこそ、沖縄住民にとって大切な研究をしてもらうべきだと考えています。まず最初に取り組むべき研究でしょう。その他にも、たとえば劣化ウランの汚染除去の研究、また、韓国の米軍基地後から出たような様々な汚染物質を取り除くにはどうしたらよいのか、環境破壊されたところを浄化する研究、また塩から重金属を取り除くにはどうしたらよいのか、食べ物から重金属をのぞくにはどうしたらよいか。環境汚染を市民が自分で探知できる仕方を教える講座の作り方、インターネットで世界の米軍基地と汚染データーを共に交換し合う仕組みづくり、など在りますが、特に久米島市民は、代表して、交通費も国もちで、できるようにさせてもらうとか。やれると良いことがいっぱいあります。また、クラスター爆弾を連日落とされていることについても、映像でそれを撮って、ユーチューブで流し、それを世界に発信することで、世界が、黙っておらなくなってきているのです。ベルギーは、世界に先駆けてクラスター爆弾を禁止した国です。クラスター爆弾は一つの爆弾に数十~百余りの子爆弾をおなかに入れています。そのため不発弾を踏むと片足が飛んだり、する悲惨な爆弾で、世界でも100以上の国が禁止条約に賛成しました。日本も批准しています。ところがアメリカはしていない。だから、いいのだと沖縄米軍基地の大佐言ったことも琉球新報にはでているから、あわせて、流し、抗議すると発表すればかなりの力になります。世界の批准国、とりわけ、ベルギーは、クラスター爆弾の製造会社に銀行は融資をしてはいけないという法律を国に作らせ、しかも国際的にも働きかけ、多くの金融機関が、これに参加し、どこの金融機関がクラスター爆弾を作っている会社にいくら融資をしているか、いくらの株を持っているかまで、公表しています。日本では小松製作所と、石川製作所と、中国化薬が作っていまして、作るのに270億円廃棄するのに200億円が4種類あるうちの2種類のクラスター爆弾だけでかかりました。つまり、国のお金は、国民の知らないところで、クラスター爆弾の半分の種類だけで。470億円もこの3社にあげて、私達には、何も帰ってこないやり方をしたのです。久米島の人々の交通費や検査費など、このお金から比べれば、微々たる物でしょう。さらに、ダイバーは、鳥島にクラスター爆弾が落とされたことをしっていなければなりません。鳥島では水面訓練の申請がしてあったとのことが琉球新報に出ていました。絶対抗議すべきです。それについても映像で証拠をつかまなくてはだめです。そのためにも、こういうことも市民ができるようになるオールタナティブメディアの作り方の講座などの予算を、国に要求しなさいといいたい。久米島は、日本の全員とつながっています。心でだけでは在りません。食べ物でもつながっています。日本人の全体にかかわることだと思います。そちらのマグロは築地にきて、私達の食卓をにぎわしてくれているし、東京のスーパーで、沖縄の塩を売っていないところは無いくらいです。毎日使う味噌醤油の原料は塩です。梅干も塩が原料です。海が爆弾の捨て場にしていいなんてとんでもないことです。現に海の塩は、昔は体に良いものでした。しかし、今は重金属が非常に多いのです。もちろんウランもその重金属に入るわけです。在韓米軍も「飛来して捨てているとなれば、100近くあった米軍基地を40以上閉鎖したのですしメヒャンリの、ノン島が2005年になくなったので、射爆撃場が減りました。だから、世界中から集まってくる可能性もあるのです。その状態を許さないためにも、互いに、反対運動をもっと強くしていきたいものです。あなたは、久米島にすんでおられるので 、公立病院で、どのくらいの患者数が出ているのか、統計をとり、正直にデーターを発表しなければ、ごてごてになることを伝えてください。そして、病気の原因が劣化ウランに無かったかどうかを必ず検証することが、これからの子供達を守るのだということを伝えたく思います。l琉球新報に沖縄は、輸血が足りなくなってきたという記事がありました。肺がん日本一で、白血病も多いとあります。劣化ウランは肺がんと腎臓の病になりやすいのです。いずれにしても、劣化ウランが原因だとなれば、国を告訴でき、国から生活の保障がもらえ、慰謝料も受けられ、弁護士もつけられます。生活には困りません。だからこそ、この、尿検査は、ちゃんとしたやり方でなければだめです。日本分析センターが文部省からの指導どおりに行うやり方はだめです。あそこは、ドラゴビッチ氏の名前さへ、知りません。海洋生物研究所が日本分析センターへ委託して調べてもらっているやり方では対応できないのです。ここまでは、自分で調べて分かりました。アメリカや、カナダや、イギリスの検査機関が、高精度尿検査ができるところが少しあることも、インターネットで分かっています。ICBUWの振津かつみ医師と矢ヶ崎克馬先生が、中心になってしてくだされば、絶対おろそかなことはなさらない。信頼できますよ。それではまた長く書いてしまいましたが、本当にこの問題は、日本全土が抱えル問題です。横浜私立大学で、奇形児の出生率をしらべたところ、1,9%まで、どんどんと毎年あがって、ベトナムをこえてしまい、2006年以後、発表をしなくなりました。こういう日本の体質が、どんどん問題を悪化させるのです。正面から立ち向かうには、真実に向き合えることが、人間性の根本に無ければ、絶対無理です。この奇形も加速してしまいます。日本の主婦が気づいていけば、大きな力になると思うのですが。共に、手を取り合っていきましょう。あなたの真摯な心がとても好きです。
Posted by 小松梨津子 at 2010年07月15日 07:24
小松梨津子さん、コメントをありがとうございました。

つたない私のブログから、真っ直ぐな気持ちを受け取ってもらえた事が、
正直、何よりも嬉しかったです。

劣化ウランだけでなく、私たちの生きている世界には、知られざる真実が、
現実だと信じている暮らし以上に、隠されているのかも知れません。

それら全てに、疑いや、絶望を感じて生きるよりも、知らない事で、済ませてしまうことが、楽で、賢い生き方だと、多くの人が、助言のように囁きます。

でも、不思議な事に、その真っ只中で、活動している人は、誰よりも、何よりも本当に大変なはずなのに、曇りなき眼の穏やかな心を、感じる事ができます。

激しい憤りや、深い悲しみ、どうする事もできない不安を抱えて、人は、
本当の命を、生きていく事ができるような気がするのです。
誰にでも必ず命が尽きるときが、訪れます。
その時まで、精一杯、体も頭も、そして、心も、使い切りたいと想うのです。

小松梨津子さんから、ご助言頂いた、琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬先生には、ぜひ、ご連絡したいと想います。
れからも、応援、よろしくお願いします。
Posted by satou-nsatou-n at 2010年07月22日 22:25
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