2006年09月23日

いっしょに、あ・そ・ぼ!

「あれれっ、どこいったはてな

いっしょに、あ・そ・ぼ!

ハラビロカマキリのオスが、幼稚園児の手の先から、

あっという間に首の後ろに回りこんで、ジッとしています。

カマキリに気づいた男の子も、いつものことなので、あわてることなくジッとしています。ヒミツ

今日は、仲里幼稚園の園児たちが飛び込みでホタル館に遊びに来てくれました。♪赤

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本日の目的は、草地の探検と、生きもの探し、

さっそく手にした虫取り網を振り回して、バッタやコオロギ、蝶やトンボを追いかけます。

いっしょに、あ・そ・ぼ!

もちろん、ホタル館の中にいる生き物たちにも,ちゃんとご挨拶おすまし

川遊びの準備をしていないので、川に入ることは出来ないけれど、竹ざおにミミズを付けて

ハイ、釣竿の出来上がり、さかな魚や海老を釣るぞと男の子は駆け出します。

かわいいわねぇラブと、女の子たちは、手に手にお花を摘んでいるので、

押し花花作りに挑戦してもらいました。

台風の塩害で、緑の葉は、ほとんどが茶色く枯れてしまいもちろん花も少ないのですが、

一人がアメリカハマグルマを摘んで持ってくると、次々と同じ花を摘んできます。

他の子が作った押し花を、ほしがる子も出てきました。

自我の芽生え始めた子供たちは、周りからの期待を受けて

自分にとって「同じ」か「より良いもの」を目指しはじめます。

時々、それを手に入れようと必死になるあまり、他人を傷つけていることにも気づかずに

自分自身の大切な心のパーツを無くしてしまうことがあります。ギザギザ

些細なことなのですが、その時々に気づいてくれる大人の役割は、とても大きいのです。

この子達を見守る先生は、そのなくしたパーツを見つけることがとても上手な方でした。

叱られて大声で泣いている子供うわーんも、それを見ている子供たちもその時々の躓きが

成長の証となることでしょう。

いっしょに、あ・そ・ぼ!

草地で、走り回る子供たちに、驚きや発見をもたらしてくれる生きもの達を

偏見を持たずに素直に見ることが出来れば、自然はとっても良い先生になります。

小さな生きものの儚い命から、人に対しても心を配ることの大切さを教えてくれます。

また、生きものたちから受ける小さな抵抗(たとえばカマキリの鎌で挟まれた痛みうわーんなど)を

体験しそれを、ゆがむことなく理解して、対応することを覚えたとき、

人と人との関係にもきっと生かせると思うのです。

命のあふれる自然の世界には、人の作り出した造形の世界には真似の出来ない

みんなのための素晴らしい先生がいます。

教えを請うための条件は、ただ一つ、

ゆがんでくもってしまった「偏見」というメガネを外せば、

いつでも誰でも授業本を受けることが出来ます。

いっしょに、あ・そ・ぼ!

受付窓口は、ここ久米島ホタル館おうちにもあります。

どうか、いつでも、ご利用ください。ニコニコ

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