2006年09月14日
職場体験・ホタル館
今日から、具志川中学校2年生3人の職場体験が始まります
そして、久米島ホタル館には前日から1週間の予定で、
ホタルを長年研究している、福井工業大学の院生も来館しています。
そこで、ホタルの光りを作る実験を職場体験のカリキュラムに取り入れました。
人気blogランキングへ
←クリックして応援お願いします!
→こちらにも応援クリックお願いします。
そして、久米島ホタル館には前日から1週間の予定で、
ホタルを長年研究している、福井工業大学の院生も来館しています。
そこで、ホタルの光りを作る実験を職場体験のカリキュラムに取り入れました。
人気blogランキングへ
←クリックして応援お願いします!
→こちらにも応援クリックお願いします。
大学院生の日和さんが丁寧にホタルの光の特徴を説明した後、実演に入りました。
ホタルの光りを作る科学実験は学生達にとても好評で、大感激だったようです。
久米島ホタル館の毎日は、生きものたちのメンテナンスから始まります。
掃除は、来館するお客様を迎えるためにも、生きものたちの健康管理のためにも欠かせません。
「生きものが苦手な人には、結構ストレスかもしれませんが、
地道に仕事に取り組めむことさえできれば、基本的にはだれでも勤まります。」
それでも、現在の職員が仕事を任されるようになるまでは、3年もかかったそうです。
ですから、3日間で仕事を覚えることなど到底無理なことで、
作業をただこなすためだけの体験ではなく、どういう姿勢で仕事に従事すればよいのかを
しっかりと知ってもらい、島の未来を一緒に作り出す仲間、
次世代を担える人間として少しでも成長するための学習へのお手伝いができるならば
という想いでホタル館の館長は職場体験を受け入れたといいます。
行政施設であるホタル館の地域における役割、
それを支えるホタルの会のボランティア活動の大切さを知る良い機会にもなると話していました。
ホタル館のメンテから始まり、ホタルの光の科学実験、
食事の後には、プラスチックの弁当箱をリサイクルのために洗い
ホタル館周辺と館内のゴミを、空き缶やペットボトル、プラスチック、可燃ゴミなどに
みんなで丁寧に分別してから、クリーンセンターとリサイクルセンターまで持ちこみました。
ホタル館ではいつもの日常業務のひとつですが、学生達には初めてのことなので
ゴミの一連の流れを説明しました。すると、子供たちの瞳は、びっくり色に変わっていきます。
なぜなら、焼却炉の中には、分別されないままのペットボトルやプラスチック製品が
燃えるゴミに混ざって、わずかですが、投げ込まれていたからです。
次に行ったリサイクルセンターでも、ペットボトルの帯を剥がした容器が少なく、
キャップさえついた物もありました。
(ここでは、職員がいちいちキャップをはずしているそうです。)
プレスされて出てきたスチール缶やアルミ缶、ペットボトルも一様に汚れて、異臭を放っています。
「これなら、難儀して分別することなんて無かったのでは?・・・。」
子供でなくとも、そう思います。
本当に難儀して分別した資源ゴミですが
きれいな状態に変身するまでは、まだまだ時間がかかりそうです。
期待してきただけに、残念なのはみんな一緒ですが、ここを変えて行くには、
根気よく続けることしかありません。
実際、役場や学校、事業所などや、熱心な方々はキチンと分別を行っていて
その数も増えてきています。
次に学生たちを連れて行ったのは、山の中の投棄現場です。
ここでの学生たちは、「これが現実・・・。」
以前よりも草が伸びて、益々手のつけようがなくなっている
まるで災害後のような不法投棄のゴミの山。
ホタルはもちろん、多様な生きものが生息する環境ではすでになくなっています。
それでも、環境の保護・保全活動のためには、多くの人の協力を求め、ゴミの徹底分別と
不法投棄を無くし、それらを取り除く活動を継続するしかないと考えています。
もちろん、生活排水を下水道につなげる活動や表土(赤土)を流出させない耕作地づくりも
ホタルの舞う島を取り戻すためには、避けて通れない取り組みです。
久米島町役場やホタル館もそうですが、多くの町民、私達ホタルの会の仲間もいつかは必ず
環境の大切さを本当に理解し、行動していただけるものと信じて
広報活動や学習活動を行っています。
この願いを分かってもらうことも、
久米島ホタル館で職場体験してほしいことの一つでもあるのです。
人気blogランキングへ
←クリックして応援お願いします!
→こちらにも応援クリックお願いします。
ホタルの光りを作る科学実験は学生達にとても好評で、大感激だったようです。
久米島ホタル館の毎日は、生きものたちのメンテナンスから始まります。
掃除は、来館するお客様を迎えるためにも、生きものたちの健康管理のためにも欠かせません。
「生きものが苦手な人には、結構ストレスかもしれませんが、
地道に仕事に取り組めむことさえできれば、基本的にはだれでも勤まります。」
それでも、現在の職員が仕事を任されるようになるまでは、3年もかかったそうです。
ですから、3日間で仕事を覚えることなど到底無理なことで、
作業をただこなすためだけの体験ではなく、どういう姿勢で仕事に従事すればよいのかを
しっかりと知ってもらい、島の未来を一緒に作り出す仲間、
次世代を担える人間として少しでも成長するための学習へのお手伝いができるならば
という想いでホタル館の館長は職場体験を受け入れたといいます。
行政施設であるホタル館の地域における役割、
それを支えるホタルの会のボランティア活動の大切さを知る良い機会にもなると話していました。
ホタル館のメンテから始まり、ホタルの光の科学実験、
食事の後には、プラスチックの弁当箱をリサイクルのために洗い
ホタル館周辺と館内のゴミを、空き缶やペットボトル、プラスチック、可燃ゴミなどに
みんなで丁寧に分別してから、クリーンセンターとリサイクルセンターまで持ちこみました。
ホタル館ではいつもの日常業務のひとつですが、学生達には初めてのことなので
ゴミの一連の流れを説明しました。すると、子供たちの瞳は、びっくり色に変わっていきます。
なぜなら、焼却炉の中には、分別されないままのペットボトルやプラスチック製品が
燃えるゴミに混ざって、わずかですが、投げ込まれていたからです。
次に行ったリサイクルセンターでも、ペットボトルの帯を剥がした容器が少なく、
キャップさえついた物もありました。
(ここでは、職員がいちいちキャップをはずしているそうです。)
プレスされて出てきたスチール缶やアルミ缶、ペットボトルも一様に汚れて、異臭を放っています。
「これなら、難儀して分別することなんて無かったのでは?・・・。」
子供でなくとも、そう思います。
本当に難儀して分別した資源ゴミですが
きれいな状態に変身するまでは、まだまだ時間がかかりそうです。
期待してきただけに、残念なのはみんな一緒ですが、ここを変えて行くには、
根気よく続けることしかありません。
実際、役場や学校、事業所などや、熱心な方々はキチンと分別を行っていて
その数も増えてきています。
次に学生たちを連れて行ったのは、山の中の投棄現場です。
ここでの学生たちは、「これが現実・・・。」
以前よりも草が伸びて、益々手のつけようがなくなっている
まるで災害後のような不法投棄のゴミの山。
ホタルはもちろん、多様な生きものが生息する環境ではすでになくなっています。
それでも、環境の保護・保全活動のためには、多くの人の協力を求め、ゴミの徹底分別と
不法投棄を無くし、それらを取り除く活動を継続するしかないと考えています。
もちろん、生活排水を下水道につなげる活動や表土(赤土)を流出させない耕作地づくりも
ホタルの舞う島を取り戻すためには、避けて通れない取り組みです。
久米島町役場やホタル館もそうですが、多くの町民、私達ホタルの会の仲間もいつかは必ず
環境の大切さを本当に理解し、行動していただけるものと信じて
広報活動や学習活動を行っています。
この願いを分かってもらうことも、
久米島ホタル館で職場体験してほしいことの一つでもあるのです。
人気blogランキングへ
←クリックして応援お願いします!
→こちらにも応援クリックお願いします。
Posted by satou-n at 20:23│Comments(2)
│ホタル館活動
この記事へのコメント
子供たちに 現実を見せてやり
どうするかは 子供たちが 自分で考え
実行していく事になれば この職場体験がいい経験になりますね^^
それにしても・・・
普通中学校の職場体験は学校近くの 現場で数時間っていうのが
普通だけど
いいな~ 久米島だなんて・・・
僕も具志川中の生徒になりたい ( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
どうするかは 子供たちが 自分で考え
実行していく事になれば この職場体験がいい経験になりますね^^
それにしても・・・
普通中学校の職場体験は学校近くの 現場で数時間っていうのが
普通だけど
いいな~ 久米島だなんて・・・
僕も具志川中の生徒になりたい ( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
Posted by かつぼたつ at 2006年09月15日 11:00
コメントありがとうございます。
かつぼたつさん、今回子供たちも初めての体験でしたが、
ホタル館も初めての体験でした。
子供たちにとっての、ホタル館での職場体験は、予想通りとは
いかなかったかもしれません。
毎日様子を見に来てくださる先生方が、「それで良いんです。」
学校で、生徒たちの交わす言葉は、楽しかった自慢ではなく
きつかった自慢になるそうです。
それを、体験したときから生徒たちは、
少しだけでも成長してくれるのだそうです。それを聞いて、安心しました!
かつぼたつさん、今回子供たちも初めての体験でしたが、
ホタル館も初めての体験でした。
子供たちにとっての、ホタル館での職場体験は、予想通りとは
いかなかったかもしれません。
毎日様子を見に来てくださる先生方が、「それで良いんです。」
学校で、生徒たちの交わす言葉は、楽しかった自慢ではなく
きつかった自慢になるそうです。
それを、体験したときから生徒たちは、
少しだけでも成長してくれるのだそうです。それを聞いて、安心しました!
Posted by satou-n at 2006年09月16日 01:25
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。