2013年11月19日

ホタルに感激!アミークスの離島交流体験

「静かにして、みんな静かにしてぇ~。」と、

ワイワイと賑やかだった、アミークスの子どもたちが、自発的に、声を掛け合っています。

すると、夜の久米島ホタル館の東屋を囲むように、ゆっくりと、

奥の森から小さなクメジママドボタルの幼虫の光が、見えてきました。

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「わぁ、すげえ、本当に、ホタルだ!」

「きれい、いっぱいいる、あっ、あそこでも光っている!」

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この日は、沖縄県離島交流体験で、久米島に来てくれた、

沖縄アミークスインターナショナルの子ども達が、

久米島ホタル館での自然体験活動を行いました。

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プログラムスケジュールは、二部構成で、

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第一部は、明るい日中に47人が6つのグループに分かれて

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水と陸の生きものと、在来種と外来種の植物を探し出し、

面白いと想った事や、不思議だと気付いた事をグループのみんなで話し合い、

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発表してもらった後、ホタル館の館長さんに、

みんなが見つけてきてくれた生きものの解説をしてもらいます。

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そして、夕食のBBQの後の時間から、第二部の夜の生きもの観察会を行いました。

予定は、午後3時30分からのスタートでしたが、

子ども達がホタル館に到着したのは、4時30分になってしまったので、

サキシマフヨウやタイワンウオクサギの蜜吸いに集まっていたたくさんの蝶々たちは、

かなり少なくなっていました。

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「残念~、生きものたちは、人間の都合には合わせてくれないから、

タイミングを外すと、まったく違う景色になっちゃうんだよね。」

「なるほどぉ~。」

それでも、まだ、ホタル館の草地や、川の近くでは、

トンボやバッタ、蝶々達が、子どもたちを待っていてくれます。

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「だいじょうぶ?、寒いから、ぬれない方が良いんじゃない?」と、声をかけるスタッフに

「もう、おっそぉ~いベー」と、すっかり水浸し、

中には、髪の毛まで、泥んこになって、必死でゲンゴロウやヤゴを探し回る女の子までいます。

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ホタル館の楽しい理由の一つに、川はもちろん、

きれいに咲いたスイレンの湿地ビオトープの中にも

どんどん入って、小さな生きもの達を見つけてもOKなことです。

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それは、もちろん、再生力の強い生きものたちや、弱い生きものたちを選択し、

そうした生きものたちの棲む環境との上手な関わり方を知っている

ホタル館の館長の指導がなければ、出来る事ではありません。

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沖縄アミークスインターナショナルの子どもたちは、

国語と社会以外を総て英語で学びんでいるという事もあるのでしょうか、

どの子も皆、エネルギッシュで、見るもの、聞くものへの好奇心は、とても瑞々しく、

カラフルで個性的な魅力にあふれていました。

ホタルに感激!アミークスの離島交流体験

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今回、ファシリテーターとして、子どもたちを引率して来た高良さんのプログラムには、

そうしたアミークスの子どもたちに、

久米島で関わった方々の生き方をインタビューする時間が設定されていました。

ホタルに感激!アミークスの離島交流体験

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高良さんは、こうしたプログラムを作るための下見で、ホタル館を訪れた際、

子ども達が楽しく遊ぶ河畔林の森や、ビオトープの湿地が、

14年前には、上流から流れ込む赤土流出の影響で壊れかけ、在来種を脅かす、

ブルーギルやテラピア、ソードテールなどの外来種も棲んでいた単純な河川公園で、

もちろん、クメジマボタルが住めなかったこと、

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その壊れかけた浦地川で、クメジマボタルを再び再生させるために

本来、久米島に在るべき姿の在来の多様な生きものたちの生態系を、

誰に何を言われようとも、揺るぎなく育んできた信念と、

実際にクメジマボタルが飛ぶようになった成果を聴いて、とても感動されました。

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そこで、裕福な時代の落とし穴になっている”生きる力不足”の子どもたちに

沖縄や久米島の自然を心から愛している、大阪で生まれ育った館長を

紹介しようとした私自身は、そうした夫の努力の影で、

言われのない、いじめを受けてきた当時6歳だった長男の耐え忍ぶ姿を

アミークスの子ども達に話さないではいられなくなってしまいました。

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夫と共に、久米島の自然を守り育てることが、

この島で生まれ育ってきた多くの人々の、

真に正しく本物の幸福につながると考え、

それが、未来の島、未来の地球環境の役に立つと理解して、

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14年前から変わらぬ生き方を貫き、今では沢山の人の理解と協力が

始まりはじめてはいるのですが、過去の苦労話の片隅には、

息子が中学を卒業する時に受け取った手紙の一文が、

私のこころに張り付いて離れないのです・・・。

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”父さん、母さんへ、初めて久米島に来た時の事は、

     もうほとんどおぼえていません・・・・・・。」

手紙を読んで聞かせたわけではありませんが、
 
その日の夜、私の話を聞いた子どもたちの心には、沢山の疑問が湧き上がったと、

翌日の離島式で聞きました・・・。

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帰り際、一人の女の子が駆け寄ってきてくれて、

「久米島の自然を守ることは、正しい事だから、がんばってください。」と、

真っ直ぐな目で握手をしてくれた時、本当に心が軽くなりました。うわーん

私たち家族は、間違いなく、とんでもない苦労をしていますが、

とても幸せです。おすまし

それは、こうして出会える、自然を大切にしたいと真剣に願う

本当に多くの人達に支えられている事を、家族みんなが知っているからです。

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ホタルに感激!アミークスの離島交流体験

離島交流体験は、沖縄本島の子どもたちが、離島に訪れ、その島の文化や伝統、

自然や歴史、産業に触れる体験と、島の子どもたちとの交流から、

様々な事を学ぶというプロセスがあるという事で、参加させて頂いています。

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久米島ホタル館では、久米島町の教育委員会施設として、年間を通じて、

久米島全域の小・中・高校の児童生徒たちへの環境学習を行いながら、

島外の子どもたちへも、地球環境の基盤である自然の仕組みと、

誤魔化しの無い、人間の正しい関わり方を、楽しく学んでもらえる施設です。

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修学旅行や児童会、大学のサークル、企業研修も、

久米島へ、来られるのなら、ぜひ、久米島ホタル館での自然学習を体験してみませんか。ふたば

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