2008年06月26日

日本善行会からの受賞

今年6月、小学校6年生の長男が、

社団法人 日本善行会から、春季青少年善行表彰を受賞しました。

授賞式は、5月24日、明治神宮参集殿にて、行われましたが、

残念ながら、参加するための費用を捻出することは、できないため、

後日、沖縄県支部にて開催された、表彰伝達式に参加しました。



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2008年06月11日

小林多喜二の蟹工船

地方紙の夕刊に“時を経て色あせぬ格差物語・『蟹工船』ブーム”の

見出しが、大きく載っていました。

私が、この本を手にしたのは、30年近くも前のことです。

「格差や貧困の広がりが、フリーターらの共感を得ている」という、

今の若い人たちの切実さが、伺える本の内容は、もっともですが、

私は、何よりも、その当時の日本で、軍国主義が大手を振り、資本主義社会の貧富の格差が、

暴力的な背景で当然とされていた暗い時代に、あまりにも激しく逞しい生き様と、

29歳という若さで悲惨な死を強制された、小林多喜二という一人の作家の

生涯から、言葉に尽くせないほどの理不尽な衝撃を受けました。



そして、それは今でも鮮明に思い出すことができます。

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2008年06月05日

イジュの花

久米島で、イジュの花を見つけたとき、

ずいぶん昔、長兄に連れられ毎週のように通っていた、

霧に霞む、奥深いヤンバルの森の風景が、突然よみがえって、

あまりの懐かしさに、涙で目が潤んでしまいました。

イジュの花が咲く頃は、沖縄の島々の露の季節、

幼い頃には、そのイジュの白い花に縁取られた深い緑の森に降る雨が、

まるで、濃くて熱い呼吸をしているように感じたものです。



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2008年03月20日

ルリハコベ

春は、生きもの達の息吹を感じる季節。

カレンダーの数字が、進むごとに、南の小さな島では、

草原の小さな花が、色とりどりにあふれはじめるのです。

なかでも、小さなルリハコベの花の、目を見張る瑠璃色は、

春を楽しむこどもたちの足も、思わず止めてしまうほど艶やかで、

ホタル館に訪れる何人かの方は、2階に展示してある植物の写真のなかから、

「これ、これ、さっき見たのはこの花でした。」と、嬉しそうに探し出してくれます。



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2008年03月16日

気づきへの芽生え

3月の雨の合間の晴れた日は、野外の生きもの達も活発になり

小さな南の島を散策するには、打って付けの季節になりました。

この島の自然に興味をもって、積極的にホタル館を訪れる方々は、年々増えてきましたが

ホタル館というイメージから、光るホタルの成虫だけを、気軽に見学したいと訪れる方の中には、

生きものや自然への関心は、それほど強くない方も居られます。

それでも、ホタル館の多面的なアプローチから、

自然への興味を導き出すことへの切欠が、始まることもあるようです。

この日、ホタル館を訪れてくれた若い恋人達も、

どちらかといえば、生きものには関心のない二人でした。


   カンヒザクラ花とリュウキュウメジロ

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2008年01月19日

やすらぎの場所

散らかった子ども部屋の真ん中で、

いちばん大きなわたしの子どもと、我が家のネコが、

あそびつかれて寝ています。

飼い猫のミーは、自分の大きな身体を、

クネッと、曲げて、わたしの子どもの傍らで、

『世界中のどんな場所より安心だ。』と、言わんばかりにやすらかです。



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2007年11月10日

センス・オブ・ワンダー

妖精の力にたよらないで、

 生まれつきそなわっている

  子どもの「センス・オブ・ワンダー」を

   いつも新鮮にたもちつづけるためには、

わたしたちが住んでいる世界の

 よろこび、感激、神秘などを

  子どもといっしょに再発見し、

   感動を分かち合ってくれる大人が

 すくなくともひとり、そばにいる必要があります。

            
                   レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」


ランタナの花の蜜を吸いに来ているのは、ナミエシロチョウ(オス)、白と黄色が優しげに見える蝶です。

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2007年10月31日

サキシマフヨウやサガリバナ

みじかい秋が、終わる頃、ホタル館の敷地に広がる

アオイ科のサキシマフヨウの花のつぼみが、ほころびはじめ

淡いピンク色が、よく晴れた青い空に映えています。



川岸ではサガリバナが今も清楚な花を咲かせています。

風は心地よく、鳥の声は、遠くまで響き渡っています。

今日は、11月に予定しているイベントのため、

久米島で、食生活改善推進協議会の活動を行なっている

婦人の方々を、ホタル館にお呼びして、ちょっとした話し合いを行ないました。

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2007年09月26日

十五夜のお月さま

すっかり暮れた秋の夜の

久米島の十五夜は、静かで美しい、ぼんぼりの月夜です。

家路へ向かう道すがら、明るい月に照らされた道路には、

満ちた海へと足早な、オカガニさんにも出会えます。



今夜は、月を眺めながら、故郷の沖縄本島の母が、こしらえてくれた

おいしい『フチャギ』のお餅を、家族みんなでいただきました。

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2007年09月11日

黒澤明の『生きる』

昨夜の土曜ドラマは、

私が、これまでに観た映画の中で、一番好きな

故、黒澤明監督の『生きる』という映画のリメイクでした。



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2007年07月11日

久米島・夏の稲刈り

南の小さなこの島は、すっかりまぶしい夏色に染まり

リュウキュウアブラゼミやクマゼミが、子ども達を誘うように鳴きはじめています。

私の暮らす集落近くには、久米島の名前の由来とされる米の島(クミシマ)の

小さな棚田が作りだす美しい風景が、

仲地集落の人々の努力によって、今でも残されています。

そして、その棚田では、以前私達家族が3月に植えつけた稲が、

見事な黄金色に実ってくれました。



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2007年06月03日

群星垂(くめじまぼたる)の宿る島

はかない灯りを抱き

はかない時間を生きる

そっと暗闇をてらし

そっと道標となろう

私は懐中電灯には
なれない

だから私は
ホタルの灯りになろう

私は権力者にはなれない

けれど私は
ホタルの灯りになれる

私は群星垂の
宿る島を知っている

私は群星垂の
はかなくも強い生き方が

いつかできる
人間になりたい。

私は群星垂の宿る島で

生まれ・・・。

そして育ってきた。

私は あなたのホタルの灯になろう。                  by琉華


                 この詩は、ある女性が私に下さった詩です。 

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2007年05月09日

ボランティア活動

2007年度、ホタルの会が主催するクメジマボタルの観察会の最終日は、

多少の雨なら問題ないと判断し、集合時間ギリギリまで、

集まってくださった皆さんと一緒に、終息してゆくクメジマボタルから

本番を迎え始めるクロイワボタルの光のバトンタッチを見に行こうと考えていましたが、

時を追うごとに激しくなる雨のために、残念ながら中止することになりました。



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2007年04月10日

Easter 復活祭

このプラスチックのカラフルな卵は、「イースターエッグ」の卵です。



ABC英語教室のトム先生が、アメリカの慣習を紹介しようと

4月に行われるキリスト教最古の儀式として、イエスの復活を祝うイースターのお祭りを

南の島のシンリバーマ海岸で、雨を避けるような休日の日の朝に行いました。

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2007年03月24日

子どもの世界!

しばらく続いていた、雨があがり、休日の朝は、キラキラとよく晴れました。

青空の下に飛び出した子供たちは、太陽からのエネルギーを、

周りの緑たちと一緒になって受け止めてしまったらしく、

うずうずとして「どこかに行きた~い!」と叫んでいます。

急いで、洗濯物をみんなで干して、それでは、恒例のだるま山へと出発です。



山の周辺には、オキナワシャリンバイの白い可憐な花が

こぼれるように咲き誇っていて、とても綺麗です。

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2007年03月08日

抗生剤への過信

すっかり忘れていた、冬の寒さが、3月に入ったとたんに戻ってきました。

シトシトと降る冷たい雨が、地面に染み込んでゆきます。

寒さで丸くなっているネコのミーを膝に抱くと、ちょうど首の座った頃の息子くらいの体重。

ミーの体温で体を温めると、なぜだか、心も温かく感じます。



毎日、元気なミーですが、以前血尿があって、動物病院で検査してもらい

獣医師から抗生剤を投与されたことがありました。

服用して翌日には、尿の色は正常になり、すっかり元気になりました。

動物への投薬に対しても、検査をきちんと行って治療に適応した薬剤を出すことは

本当に大切なことです。

以前、私が勤めていた病院の院長先生も患者さんへの投薬に抗生剤を選別する場合は、

検査を欠かしたことはなく、その後の経過もきちんと追って長期の投与は避けていました。

その頃は、まだ院内感染という言葉も聴きなれていませんでしたが、

次々と出現する抗生剤に対して院長先生は、とても慎重でした.

そして、現在、そのときの院長先生の心配は的中してしまったのかもしれません。

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2007年03月04日

だるま山でリフレッシュ!

曇った灰色の空曇りをした休日の昼下がり、

だるま山の散策路には、朱色や赤紫のツツジの花サクラが、鮮やかに山の斜面を彩っています。



雨の降るまでのわずかな時間を、子ども達とリフレッシュするために

だるま山の森の頂上まで、ゴミを拾いながら歩きましたあしあとピンク

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2007年03月03日

本当の居場所

昨日までの鮮やかに晴れた空が、今日は一転して雨模様に染まり

静かな雨だれの音に、遠くなるイソヒヨドリのさえずりが、穏やかに心地よく響いています。

子ども達や夫を元気よく送り出し、台所や洗濯場で、繰り返す家事に手をつけるとき、

ふっと、4年前を振り返り、染み渡るような安堵感を覚えることがあります。

それは、出産のための思いがけない入院生活の体験からなのかもしれません。



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2007年02月16日

草花の名前

今日は、厳寒期を過ぎて、もうすっかり春が、腰を下ろしているような日差しです。晴れ

森をぬけた場所に広がる草原には、パステルカラーの可憐な草花達が、

春の風にのせる綿毛の種をこしらえながら、わずかな瞬間だけ、彩を敷き詰めています。



キク科の帰化植物で、ダンドボロギクの変種・ウシノタケダグサの名前は、

妙な語呂の良さで、なんとなく覚えてしまいましたが、

その丈の高さでしょうか?それとも黒っぽい茎が牛を連想させたのでしょうか。

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2007年02月04日

童話 ごんぎつね

小学校4年生の国語の教科書にも載っている

新美南吉の童話『ごんぎつね』には、

作者自身の孤独な心が、温かな場所を求めて漂う切なさを

けして交わることの出来ない、身近な生きもの達との、わずかな関わりを通して

その物言えぬ生きもの達への愛しさを織り交ぜながら

南の島ではけっして表現できない、思慮深げな北の国のきびしさと美しさに彩られています。

そんな憧れを抱いていた「ごんぎつね」が、小学校の公開授業の題材として用いられ

自分自信の、幼い頃とは違う感覚の、新しい子ども達から受ける感性の刺激が

私自身の固定されていた概念を、新たに気づかせてくれたのでした。


 キタキツネ(北海道帯広)

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