2017年12月24日

久米島のクリスマス

12月のブロガーズ共通テーマは、久米島のクリスマス

残念ながら,子どもたちが大きくなった我が家では、クリスマスのイベントはありません。

ただ、ホタル館には、ちょこっとだけ、サンタとお花で、クリスマスの雰囲気を漂わさせています。

久米島のクリスマス

沖縄本島、コザの町に住んでいた頃は、クリスマスシーズンになると、

イルミネーションの派手な外人住宅地界隈をドライブするだけで、

何とも言えないウキウキ気分を、子どもと一緒に楽しんだものでした。

もちろん、久米島には、そんな街並みは、無かったけれど、今でも忘れられない

久米島でのクリスマスの想い出があります。

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私たち家族が、久米島に移り住んだのは、2000年の11月、

もちろん、翌月は、初めての島で過ごすクリスマスですが、当然のごとく静かな集落は、

家々の明かりも小さな光で、我が家の居間に飾ったクリスマスツリーと

張り切って作った料理とケーキが、並ぶだけの夜が過ぎていくだけでした。

ところが、「ピンポーン」と、呼び鈴が、訪ねてくる人のいるはずの無い我が家に鳴り響きました。

息子の保育園のお友達も、私の友人や家族もみんな、海を隔てて遠い場所にいる。

きっと、郵便か何かかと思って、玄関を開けると、なんと、なんと、

サンタクロースが息子へのプレゼントを持ってきたのです!

もちろん、集落の誰かが扮装してきてくれたのですが、

その突然の訪問は心寂しい想いをしていた私と子どもたちを、有頂天にしてくれました。

その時のプレゼントがなんだったかは、いまだに思い出せないし、

そうしたサプライズも、その年を最後に、二度と訪れはしなかったのですが、

初めて島ぐらしを始めた小さな子どもを連れた私たち家族を、

当時の集落の皆さんが、精一杯のおもてなしで、歓迎して下さった心づくしは、

ちょっぴり切ない本当に胸が熱くなる、大切な思い出になりました。

久米島のクリスマス

今では、幼かった息子たちも大きくなり、私もすっかり、おばさんになりましたが、

この島に住みつづける日々は、様々な喜怒哀楽の出来事と共に、

私の人生を、しっかりと形作ってくれています。

いつの日か、このクリスマスの話を、

その時にサンタさんになってくれた人を囲んで、集落の皆さんと一緒に、

「あんなこともあったね」と、笑って話ができる事が、

島ぐらしの一区切りとして、最高のクリスマスプレゼントになるような気がします。

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