2013年05月10日

11(じゅういち)って鳴く鳥だから・・・。

毎年、GWのシーズンになると、久米島の生きもの調査に来られる専門家の方々が、

ホタル館を訪ねて来られ、様々な情報交換を行います。

今年も野鳥調査に来ていた女友達が、怪我した鳥を預かってほしいと来館しました。

そして、その翌日、元気になったその鳥を、

野鳥の専門家の旦那さんと、同行者の獣医さんに見て頂くと、

「この鳥はね、”ジュウイチ、ニイ~♪”って鳴くから、

ジュウイチという名前になった鳥なのよ。」と、教えてもらいました。

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他にも、日本本土の山奥に暮らすこの鳥の鳴き声を、「慈悲心」と聞いた昔の人は、

「法、法華経」と鳴くウグイス、「仏法僧」と鳴くブッポウソウ(本当の鳴き声の主はコノハズクです)

の三種の鳥として、日本三霊鳥として­あがめてきたそうです。

その鳥を、初めて見る私は、カッコウかなぁ、

それともホトトギスかなぁ(それでも、充分、満足な出会い)と、

想っていたのに、なんと、姿ばかりか、名前まで珍しい鳥に出会えて、

11(じゅういち)って鳴く鳥だから・・・。

おまけに、保護した鳥を無事に放鳥できるという、嬉しいセレモニー付きなので、

忙しいGWを乗り切る、素敵なエネルギーを、久米島の自然からプレゼントされた気分でした。

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11(じゅういち)って鳴く鳥だから・・・。

日本では、夏鳥として北海道、本州、四国に渡来し、主にコルリやオオルリに

托卵するそうです。オオルリも久米島で記録されています。

久米島ホタル館へは、この島の自然環境の中に生息する様々な生きもの達や

一時的に飛来する生きもの達に出会いたいと、多くの専門家の方々が来館されます。

11(じゅういち)って鳴く鳥だから・・・。

以前は、「虫には興味無いから。ガ-ン」と、

自分の興味、趣味だけを優先していた専門家の方が居られましたが、

今では、そうした偏見が見直され、多くの方々から、

渡ってきた鳥たちが、生き延びる事が出来るように、自然豊かな餌の確保を重視し、

生物多様性や、食物連鎖のつながりが大切だと示す、

久米島ホタル館の役割を、とても高く評価して頂くようになりました。

11(じゅういち)って鳴く鳥だから・・・。

本当に嬉しい事です。おすまし

初夏(うりずん)を告げてくれる、渡り鳥や昆虫たちにとって、

私たち人間ができる最善のおもてなしは、

天然の食料を提供する、久米島の自然の森の在来の植物を大切に保全する事です。

11(じゅういち)って鳴く鳥だから・・・。

春・夏・秋・冬、様々な野生の生きもの達に配慮することで、久米島らしい自然を守り、

傷んだ場所を手当てするように、昔の様に豊かで美しい島を

私たち、久米島ホタルの会は、心から望み目指しています。

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