ホタルの国から　　　～久米島・南西諸島　　沖縄の小さな島～　　

最近、久米島ホタル館に訪れてくださる方々の雰囲気が、

親子連れや、生きもの好きな人だけでなく、

世の中のために何かしてみたいと考えている意欲的な若い方がグンと増え、

今後の地球環境を支える自然生態系への理解が、益々広がってくれる期待感で

すごく嬉しい毎日が続いていました。

しかし、そのワンステップのロケ地の一つ、カンジンホタル水路につながる久間地川下流の

五枝のマツ園地周辺で、大事件が起こっていたのでした！

（久米島ホタルの会だよりを、ご覧ください。）



私達は、出来る限り、精一杯に、クメジマボタルと、そのつながりの自然環境の保全に努め

今後も変わる事は、ありません。

しかし、現在、クメジマボタルの生息環境は、どの河川も、大きなダメージを受けていて、

私達だけの努力だけでは、到底、及ぶものではありません。

この島のシンボルとして、お土産のお菓子やお酒、商店街の名前にも命名されている

クメジマボタルの生息場所である河川環境の悪化を、このまま放置しておけば、

残念ながら、里山のシンボルのクメジマボタルは、身近な環境から失われてしまうでしょう。



沖縄県の天然記念物に指定され、世界中で、唯一この島にしか生息していない

久米島の宝、クメジマボタルの生息地である河川環境の悪化をくい止めるためには

下水道に事業所排水や生活排水をつなげる、農薬や除草剤、肥料を出来るだけ少なく使う、

赤土の流出を防ぐ事に努め、ごみは捨てない。

そして河畔林の伐採をやめて、河畔林を育てるなどの、環境を改善するための努力が必要です。



今と未来の子ども達のために！ぜひ、島で暮らしている皆さんの力を貸していただけませんか。







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