2012年04月01日

福島の子どもたちを受け入れるという事

里帰り旅行から帰ってすぐに、

久米島で、『福島の子どもたちを受け入れる保養所づくり』という

大きなプロジェクトが決まったという知らせを受けました。

私は素直に、この時代を生きている一人の人間として、

とても喜ばしい事だと想いました。赤ハイビスカス

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沖縄には、『命どぅ宝』(命こそ宝)と、いう言葉があります。

4年前に他界した母親は、言葉では言い表せないほどの悲惨な

戦争という時代の中で、沢山の、本当に沢山の屍を否応なく目にし、

その、暗く恐ろしい世界でも、寄り添う合う人に命があれば温かく、

言葉を交わす事で、夢見る事も、笑顔になる事ができたそうです。

福島の子どもたちを受け入れるという事

3,11以降、私たちに出来る事を考え、毎年行っている

クメジマボタルの観察会の参加料全額を、震災復興のための支援金として送り、

夏休みには、宮城教育大学の大学生やS教授との青年交流会を行い、

震災の体験談やボランティア活動について、ホタレンジャーの子ども達に

語ってもらいました。

福島の子どもたちを受け入れるという事

その時、子どもたちは、遠く離れていても、

気持ちを寄り添い合える事に、涙しながら気づいてくれました。

福島の子どもたちを受け入れるという事

人間という存在は、この地球の自然環境がなければ、

生きてはいけないという事に、真摯に向き合い、

人間によって傷めてしまった自然のほころびを、

手当てしながら生きていく活動を、誇りと感じながら

この小さな南の島で、子ども達と、楽しみながら行っています。

福島の子どもたちを受け入れるという事

今では、こうした考えに賛同して、若い世代の協力者が増えてきました。

福島の子どもたちを、受け入れたいと望む想いは、

そうした、手当の一つの形でもあるし、母親から受け継いできた

『命どぅ宝』(命こそ宝)という沖縄人の素朴な気持ちからなのだと想います。

私たち人間は、暮らし方次第で、地球環境に影響を及ぼす生きものです。

福島の子どもたちを受け入れるという事

その自覚があるからこそ、人の心を、優しさと想いやりでつなぎ、

世界中の人々が、自然を労わる行動を起こす事で、

希望ある未来にしていけるのだと信じているのです。

福島の子どもたちを受け入れるという事

福島の子ども達やお母さん、お父さんたちにとって、

この小さな南の島が、傷ついた心や体を癒す、優しい場所になるように

私たちは、出来る限りの協力をしていきたいと想います。

福島の子どもたちを受け入れるという事

もちろん、ホタレンジャーの子ども達も、そのお母さんたちも

大乗り気ですから、楽しみにしていてくださいね!ピース

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