鳥の思惑!
「館長~、ヒヨドリのヒナを保護しました!」
ホタル館に遊びに来る子供達が抱えてきた、ダンボールをあけると、
巣立ち間もないヒヨドリのヒナにまちがいありません。
そう、まちがいなく 誘拐されたヒナに
「大丈夫、まだ間に合う、いっそげ~!」と、子供達を車に乗せて学校の体育館裏へ、
いた、いた、やっぱり心配していた親鳥が2羽、ダンボールごとヒナを置くと、
すぐに飛んでヒナを迎えました。
カラスに狙われ、親からはぐれたヒヨドリのヒナは無事に親の元へ帰ることが出来ました。
1日遅れると、親鳥は次の子作りのため、ヒナの迎えを、放棄することがあるからです。
皆一様にほっとしました。
ツバメやスズメ、ヒヨドリなどが人間の生活範囲にを作るのは、
外敵であるカラスやタカなどから身を守るために人間を
ボディーガード代わりに利用していて、学校は、そういった小鳥達にとっては、
とてもよい作りの場所になります。
反面、カラスやタカは巣立ち直後のヒナを、だと認識していて
狩りやすい巣立ち直後のヒナが狙われるのは、ごく自然なことです。
陥りやすい、ヒナを狩るカラスの影響をゆがんでみることよりも、
カラスが増えてしまった原因をしっかりと認識することが重要です。
鳥の保護についての考えを話す私に、
子供達の真っ直ぐな瞳は、いつだって、
輝く未来と勇気を与えてくれるのです。
みんな、やさしい気持ちを本当にありがとう
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