福島の子どもたちを受け入れるという事
里帰り旅行から帰ってすぐに、
久米島で、『福島の子どもたちを受け入れる保養所づくり』という
大きなプロジェクトが決まったという知らせを受けました。
私は素直に、この時代を生きている一人の人間として、
とても喜ばしい事だと想いました。
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沖縄には、『命どぅ宝』(命こそ宝)と、いう言葉があります。
4年前に他界した母親は、言葉では言い表せないほどの悲惨な
戦争という時代の中で、沢山の、本当に沢山の屍を否応なく目にし、
その、暗く恐ろしい世界でも、寄り添う合う人に命があれば温かく、
言葉を交わす事で、夢見る事も、笑顔になる事ができたそうです。
3,11以降、私たちに出来る事を考え、毎年行っている
クメジマボタルの観察会の参加料全額を、震災復興のための支援金として送り、
夏休みには、
宮城教育大学の大学生やS教授との青年交流会を行い、
震災の体験談やボランティア活動について、ホタレンジャーの子ども達に
語ってもらいました。
その時、子どもたちは、遠く離れていても、
気持ちを寄り添い合える事に、涙しながら気づいてくれました。
人間という存在は、この地球の自然環境がなければ、
生きてはいけないという事に、真摯に向き合い、
人間によって傷めてしまった自然のほころびを、
手当てしながら生きていく活動を、誇りと感じながら
この小さな南の島で、子ども達と、楽しみながら行っています。
今では、こうした考えに賛同して、若い世代の協力者が増えてきました。
福島の子どもたちを、受け入れたいと望む想いは、
そうした、手当の一つの形でもあるし、母親から受け継いできた
『命どぅ宝』(命こそ宝)という沖縄人の素朴な気持ちからなのだと想います。
私たち人間は、暮らし方次第で、地球環境に影響を及ぼす生きものです。
その自覚があるからこそ、人の心を、優しさと想いやりでつなぎ、
世界中の人々が、自然を労わる行動を起こす事で、
希望ある未来にしていけるのだと信じているのです。
福島の子ども達やお母さん、お父さんたちにとって、
この小さな南の島が、傷ついた心や体を癒す、優しい場所になるように
私たちは、出来る限りの協力をしていきたいと想います。
もちろん、ホタレンジャーの子ども達も、そのお母さんたちも
大乗り気ですから、楽しみにしていてくださいね!
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