よかったなあ、ミーがいて!
「この子、大きくなりますよ~。」と、
沖縄本島の
ながみねどうぶつクリニックのスタッフに、予言?されてから、8年。
我が家で一番、のんびりしているドラにゃんこのミーは、本当にその通り大きくなりました。
”今年は、寅年だから、一応、ミーの年だよね。”
ドラニャンコのミーは、ものすご~く、かわいがられている訳ではなく、
かといって、疎まれているのでもない、それなりの距離で、我が家の一員になっています。
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子どもの頃は、「魂をネコに奪われている」と言われたほどのネコ好きを自負していた
私でしたが、正直今は、どの生きものにも優劣付けがたい想いで接しているためか、
ミーが、一番、心を通わせているのは、長男と、なぜか、エサを催促されるだけの夫の様です。
そのミーには、気のないような次男と末っ子ですが、昨晩、総合テレビで放映されていた、
”NHKスペシャル”ふしぎがり ~まど・みちお 百歳の詩~の中で、
まどさんの詩が、紹介されると、それを見ていた次男が、「僕が、一番好きな詩はこれ!」と言って、
国語の教科書を開いて、見せてくれたのは、「よかったなあ」という題名の詩でした。
「なぜ、その詩がすきなの?」と聞くと、イスの上で丸くなって眠るミーを、そっとなでながら、
「だって、しぜんのことを、うたっているからさぁ、ミーのことも、うたっているから、すきだばぁよ。」
と言って、照れくさそうに笑います。
それから、いっしょに、「よかったなあ」の詩を、大きな声で、読みました。
よかったなあ
まど・みちお
よかったなあ 木や草が
ぼくらの まわりに いてくれて
目のさめる みどりの葉っぱ
美しいものの代表 花
かぐわしい実
よかったなあ 草や木が
何おく 何ちょう
もっと数かぎりなく いてくれて
どの ひとつひとつも
みんな めいめいに違っていてくれて
よかったなあ 草や木が
どんなところにも いてくれて
鳥や けものや 虫や 人
何が訪ねるのをでも
そこで動かないで 待っていてくれて
ああ よかったなあ 草や木がいつも
雨に洗われ
風にみがかれ
太陽にかがやいて きらきらと
掲載教科書 新編 新しい国語 4年上 東京書籍
お正月に、まど・みちおさんのTV番組があって、
「よかったなあ」の詩を、次男が教えてくれた事で、
私たち家族が、それぞれ想うミーの存在は、
かぎりなくやさしい詩のように、
幸せを運んできてくれていたことに気がつきました。
”今年も、どうぞ、よろしくね、ドラニャンコのミー君。”
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