久米島のヘツカリンドウ
コロナの時代が、昨年から引き続き、2年目を迎えた。
事態は、まだまだ収束せず、むしろ、この先の暮らしが、どうなるのか、
不安のせいで、ついつい、暗い顔つきになっている自分に
満面の笑顔をプレゼントしてくれたのが、沖縄の冬季節に咲くヘツカリンドウの可憐な花です。
この花は、すみれの花よりも小ぶりながら、花びらの特徴的な形体を持つことから
一度、目にした人を、ある意味、虜にするのではないかと感じる花の一つです。
その形態とは、上部の紫褐色または緑色の斑点と、やや中央部の円形の蜜腺溝です。
なかなか、印象深いでしょう。
自然を身近に感じられる暮らしで出会える花々は、
街中の花屋さんで見かけるような、華やかさとは、また違い、
多種多様な生きもののつながりを漂よわせ、素朴ながらも力強さが溢れています。
コミュニケーションの苦手な私にとって、年齢を重ねるとともに動きも鈍くなり
人との信頼関係をつないでいくのは、とても、とても大変なことですが、
季節の巡りと共に、あるべき場所に、あるべき花の姿を見つけることができただけで、
この自然の生きもの達を、未来に残すために、立ち上がる勇気が、湧きあがります。
とても、単純な事ですが、今の私を支えてくれる、小さな花のパワーに心から感謝です
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