2021年09月23日

保護鳥リュウキュウアオバズク

9月の連休期間、地域の方から、
動けないフクロウを見かけたので、
保護してほしいという連絡がホタル館に入り、
支持された場所に行ってみると


  続きを読む

Posted by satou-n at 18:09Comments(0)傷病鳥や保護動物

2021年02月12日

傷ついた心

「言ってることはわかるけど、言い方がきつすぎるから、傷つくんだよね」

この20年間、久米島の自然環境の大切さを訴える私には、こんなレッテルが張られました。



そんなつもりはなかったと、足りなかった言葉を紡ぐように対話を試みようとしても、

傷ついたと言う人の心の傷は、癒せないからと、遠ざかる背中を見送りながら

私自身の心もまた、自業自得という痛みを、引きずり悩んで生きています。

それでも、私は、自然環境が壊れることにつながるような行動を

大なり小なり「止めるように”お願い”」し続ける事にしています。

それは、私の言葉で傷つく人とは別に、「励まされた」と言ってくれる人もいるという事実と、

一般の人が、何の価値もないと思っている小さな生き物や植物たちの尊厳と

途方もない大きな役割を、守ることができる現実の方が、遥かに大きな価値があると想うからです。

そして、私の言葉で傷ついたとしても、その人が、本当に自然を大切に考えているならば、

長いスパーンの中で、気づかないうちに自然環境を壊す側にならずに済んだ事を、

きっと、いつかは、喜んでくれると信じているからです。


  

Posted by satou-n at 09:53Comments(2)気づいてほしいこと

2021年01月31日

久米島のヘツカリンドウ

コロナの時代が、昨年から引き続き、2年目を迎えた。

事態は、まだまだ収束せず、むしろ、この先の暮らしが、どうなるのか、

不安のせいで、ついつい、暗い顔つきになっている自分に

満面の笑顔をプレゼントしてくれたのが、沖縄の冬季節に咲くヘツカリンドウの可憐な花です。




  続きを読む

Posted by satou-n at 18:35Comments(4)環境について

2021年01月17日

久米島の防寒対策

ブログ更新に、勢いができたところで、久米島のブログ仲間としての役割も手掛けましょう。
さて、12月の久米島ブロガーズの共通テーマは、「久米島の防寒対策」

沖縄本島コザの出身の私は、子どもの頃から寒さは苦手でした。

中学生の頃、なぜか校則では、今のように、コートやジャケットなどを羽織って、

制服が隠れてしまう事が禁止されていたので、

男子も女子も、制服の中から服を着こんでブックブクで、短い冬の季節を凌いでいましたが、

それが、カッコ悪いと感じるか、めんどくさいと思うような子たちは、

結構、寒さに強くなったのかもしれません。

それに、私たちの世代から上は、「沖縄の冬の寒さは、長くは続かん」といった楽観的信念から、

意外に、寒さに耐えることができるような気質が育まれたように思えます。

しかーし、そんな、タフなウチナーンチュ(沖縄人)の中で、私は、

校則の厳しさよりも、実利を求め、制服の上から父親の綿入りの丹前を着て登校し、

呆れた先生から、「その根性を鍛えてやる」と、寒い廊下に何時間も立たされた笑い話があります。

だって、本当に、その日は、寒かったんですよ。

さて、さて、そんな私も年を重ね、この久米島で、

久米島ホタル館の自然に関わる仕事に携わることで、実にお勧めな防寒対策を発見しました。


  続きを読む

2021年01月16日

クレソンの育つホタル館の湿地

なんと、長い期間、ブログを書けずにいた事か、、、、。

今年、年女という事に気付いたため、重い身体と軽い脳みそを動かしてみます。


さて、久米島ホタル館の木道ビオトープの一角には、

クメジマボタルの餌資源にもなっているカワニナが好む、クレソン畑の湿地が拵えています。

年に数回、虫食いの少ない時期に摘み取って、ゆんたく市場で販売し、

数千円にも満たないながらも、ホタル館の運営資金に充てています。

でも、それ以上に、重要なのが、







  続きを読む

Posted by satou-n at 15:07Comments(0)ホタルの里作り

2019年12月30日

2019年の年末

久米島に移住してから、久米島ホタルの会の活動を知ってもらうために

このブログを書き始め、気が付けば、10年以上も続けています。

なんと、今年の終わりには、このブログを通じて、知り合いになった

「ワタシタチノミドリ」さんが、

仙台から、私に会いに来てくれたました。

それは、とても、とても、嬉しい出来事でした。

この日、初めてお会いしたのですが、

あの頃の私たちは、時代の荒波を、共に励ましあって乗り越えてきた、本物の仲間でした。



私たちの共有は、暮らしている足元の自然環境を、素直に、大切にしたいという思いを声に出し、

手や足が、動くうちは、一生懸命に、自然を支える作業をしてきたのです。

そうして、しっかりと、年をとりました。

今年も、やりかけの仕事を抱えながら、年を越そうとしていますが、

遠き友の来訪に、過ぎ去った時代の輝きを懐かしむ余裕もあった、良い一年でした。

新しい年も、足元の自然環境を、大切にする暮らしを心掛け、過ごしていきたいと想います。


  

2018年10月03日

台風24号の後のホタル館の川

台風25号が、迫ってきている久米島ホタル館の川は、
5日前の24号の後に、おどろくほど、きれいになっていました。



これまで、台風や大雨の後には、上流の畑から流されてくる大量の赤土が、
ホタル館の川を、何度も何度も埋め尽くしてきましたが、今回は違っていたのです。

足を踏み入れても、川底には、細かな赤土が無いため、水は濁りなく清んでいます。

私たちは、およそ、10数年の間、ホタル館のスタッフや、ホタレンジャーのこども達を中心に、
川に溜まった赤土を取り除き続けてきました。







それが、突然、報われたような、美しい川の出現でした。
川底の石は、黒々とした光沢で、水と光を跳ね返しています。



しかし、明後日の台風25号が、過ぎ去った後には、
広く開墾され、赤土流出を防止する対策の無されていない上流の畑から
再び大量の赤土が、流れてくることが、懸念されています。

それでも、自然を再生するための努力は、こんな奇跡的な光景のお蔭で、
心から、やってて、よかったと想えるのです。

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!

  

Posted by satou-n at 17:41Comments(0)ホタル館活動

2018年08月20日

ゴーヤーちゃんぷるーは、母の味

8月のブロガーズの共通テーマは、ゴーヤーという事で、

沖縄の夏の暑さを乗り切る、ビタミンパワー満載のゴーヤーちゃんぷるーのお話し!



私は、子どもの頃の私は、ピーマンもニンジンも苦手だったけど、

苦いと言われる、ゴーヤーちゃんぷるーだけは、大好きでした!

亡き母は、本当に、料理が上手で、

大阪人の夫も、3人の子どもたちも、ゴーヤーちゃんぷるーが大好き!

料理はいまいちな私ですが、母のお蔭で、ゴーヤーと、ナーベーラー(へちま)料理は、

息子たちからも好評価です。



今では、季節を問わず、手に入るようになりましたが、

子どもの頃に、ゴーヤーちゃんぷるーが、夕食を飾ったのは、夏真っ盛りの旬の時期でした。



豚肉や豆腐と炒めたゴーヤーに、たっぷりの鰹節と溶き卵を絡めて仕上げた後、

お箸でつまんで味見をします。

美味しくできるたと想う時は、もちろん、母の味に似てる時。

うまくは言えないのですが、この年になっても、まだまだ、同じ味には想えない事が、

私にとっては、なぜだかとても嬉しいのです。

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!


  

2018年07月30日

12回目のホタレンジャーキャンプ

夏休みは、怒涛のごとく、イベントが押し寄せています。

その中でも、毎年、子どもたちと過ごす時間が一番長いのが、ホタレンジャーキャンプです!
しかも、イノー観察と、シュノーケリング、川探検、島ならではの、遊び満載!!
2006年の「ホタルの学校」から始まったこどもキャンプ
気が付けば、今年は12回目になります。



今年は、台風の影響もあり、行事が重なってしまい、参加者は少ないのですが、
高校生ホタレンジャーと、保護者の協力が手厚くて、とてもスムーズでした。



シュノーケリングや生きもの観察の指導は、スタッフや館長の専門性が生かされますし、



キャンプの夕食やおやつのかき揚げ、かき氷に関しては、手慣れた主婦のお母さん達が大活躍!
今年は、恒例の虫取りを、館長にお願いしましたが、食べるのは、みんなで食べました!

夜のナイトツアーでは、オオウナギ捕獲作戦で大盛り上がりのこども達、
テントの中でも大暴れ、なかなか寝付くことが出来なかったのですが、



それも、いつしか静まって、
大きな月が、美しいステンドグラスに彩られたホタル館を、やさしく包んでくれました。



毎年、子どもたちの歓声を耳にすると、自分の息子たちの幼かった姿が浮かびます。
記憶のずっと奥の宝箱にしまっている、幸せな瞬間を重ねながら
島の夏休みが、私の人生を、切なさと共に豊かにしてくれています。

毎回、応援してくれる方々に支えられ、子どもたちと共に成長させてもらうことが出来る
とても、大変だけど、やりがいのあるホタレンジャーキャンプ、支えてくれるすべてに感謝です!

★2008年のホタレンジャーキャンプ 初日 2日目

★2011年のホタレンジャーキャンプ 初日 2日目午前 2日目午後 最終日

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  

2018年06月16日

誘惑のホタル籠

久米島ホタル館には、10数年前に
琉球大学風樹館の佐々木先生から頂いた、テリハボクのホタル籠があります。



テリハボクの実を、丁寧にくり貫いた後、細かな穴をあけて作ります。
一度、挑戦してみましたが、穴がすぐにつぶれてしまい、頂いた見本の様にはできません。

それでも、この小さなホタル籠を手にすると、実際に使ってみたい誘惑に駆られてしまいます。

今の時代には、籠に入れることのできるホタルの数も少なくて、気が引けてしまうというのに、
昔の人の巧みな手業の道具は、使ってこその価値という魔法がかけられているのです。

先人の知恵から生み出され、生活を支えてきた手業の道具は、
失ってしまうには、本当にもったいないものが沢山あります。

その想いは、素直な想いであり、とても大切な想いです。

だからこそ、その純粋な想いが、汚されないように、
伝統文化や工芸を継承するための、自然環境との関わり方や向き合い方を、
真剣に切実に捉え、資源の枯渇を想像しながら、細やかな配慮を願うばかりです。


久米島でも、里山管理の目的で、木を伐りだし、昔使っていた道具を復活させる話がありますが、
正直、今の時代に利用していない道具を形ばかりに数点作り出したとしても、
それは、本当の里山の利用ではなく、木を切って使うための詭弁の様にしか思えません。

里山の管理が必要なのは、その山の自然が里の人々の暮らしに欠かせない事が大事です。

そして、昔の道具を、復活させるには、その道具を活用するための自然再生の方を重視し、
国民の税金で賄われる補助金も、自然再生のために使われてこそ、生き金になると想います。

なのに、”自然再生”という言葉を飾りの様に使う、本末転倒の自然利用のための詭弁ばかりが、
いつの間にか素晴らしい事のように膨らんでしまい、私たちの税金である大切な補助金は、
なかなか、一生懸命に本気の努力をしている人間の手には渡らないのです。



雨上がりの森の中を歩いていると、スズミグモの複雑な巣が、足元で揺れていました。

下から屈んで見上げると、蜘蛛の巣で織り込んだ傘のように見えます。
獲物を捕らえる蜘蛛の巣も、ホタルを捉えるホタル籠も
自然が豊かであればこそ、生かされる美しい造形として、私の胸に迫ってきます。

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  

Posted by satou-n at 11:06Comments(2)ホタルの里作り

2018年06月09日

梅雨の巡る季節

今年の久米島は、おどろくほど、雨の降らないカラ梅雨になっています。



生業の大半が、農業で支えられていた昔と違い、

今の時代は、人の営みを支える生業が、多様化した社会になりました。

そのお蔭で、天候に左右される不安定さに、一喜一憂する苦労をしなくても

安心して生きていける事から、一年を巡る季節に対する感覚も、

単に過ごしやすいか、そうでないか、つまり、好きか嫌いかの対象になっているような気がします。


しかし、地球環境全体で、こうした季節の巡りを考える時、

季節ごとに起きる自然現象が、例年通りに変わりなく訪れてくれる事が、

実はどれほど、ありがたい事なのかを痛感してしまいます。


4月から5月初めにかけて、沢山の生きもの達が発生しますが、

その後の梅雨時期に雨で流されることで、ある程度の淘汰も受けます。

また、気温と湿度を高めた森では、落ち葉を分解しながら、菌糸やコケ類が広がり、

樹木を成長させるネットワークが、森にしたためられた水の浄化を促します。


現代の私たちには、季節ごとに巡る現象が、例年通りではなくとも、

気にすることなく過ごせる社会環境を構築してきましたが、

その異変は、生きもの達には、生死にかかわる出来事であり、

地球全体の気候変動の証として、確実に私たち人間への警告だと捉える事は重要です。


過ごしにくい季節を、常時、快適に過ごすことが出来るようになった現代は、

今よりも不便だった時代に比べると、

季節をやり過ごす工夫や、暮らしを彩る生き方が、下手になってしまいました。



それでも、自然に触れる機会を増やし、その在り方に理解を深めていくことで、

季節を巡る様々な現象を、好きと嫌いではなく、

奥深い意識で受け止め、賢く生きることが出来ると、私は、想うのです。

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  

2018年05月17日

今年のクメジマボタル観察会

5月も半ばに差し掛かり、GW期間中のイベントを振り返るゆとりが出てきました。

久米島ホタルの会が、その名の通り本領発揮する季節が、4月から5月ですが、

今年のクメジマボタルは、教育委員会主催の無料観察会の4/19の日が、的中し

本当にたくさんのクメジマボタルを、参加者の皆さんに観ていただくことが出来ました。



観察会に初めて参加される皆さんの喜ぶ姿を嬉しく感じながらも、

ほんの10年前までは、6か所ほどもホタル観賞場所があったのに、

今では、本当に限られた場所になってしまった危機感で、胸が締め付けられる思いでした。

発生期間を予測するためには、幼虫期間を終え、

蛹になるための上陸行動を確認するための、地道なモニタリングが必要です。

この季節のホタルや島の自然を楽しみにしている島民や観光客のためにも

沖縄県の天然記念物であり、

種の保全法に関わる、絶滅の危険に瀕した生きものとしてのクメジマボタルを守るためには、

幼虫時代のホタルが生息する、川の赤土流出防止を求める保全対策の呼びかけと、

実際に観察している期間には、ホタルの保護対策としての声掛けとパトロールが欠かせません。

この島のホタルやそれとつながる生きもの達は、

本来、こうした努力を必要とせずに生存できたはずですが、

現実的には、人の生活の影響で、その数も生存自体も危ういものになっています。

その現実を、仕方ないと受け入れる方が楽かもしれませんが、

それでは、この島の未来も仕方ないものにしかなりません。




久米島だけに限らず、地方創生や地域再生には、

都会には無い、手つかずや、豊かな自然環境が、魅力だと表現されますが、

それは、ほとんど、過去の事であり、残されているのは、本当に僅かな状況です。

飛翔するクメジマボタルの姿が見られなくなる頃、陸生のホタル達が、瞬きだします。

いろいろな課題を抱えながらも、夕暮れに瞬くホタルの光に励まされると、

この島の人々と共に、島の生きもの達が、豊かに暮らせるようにと頑張る力が湧いてきます。


赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  

2018年04月30日

GWこどもの日イベント

5月のブロガーズ共通テーマでもある久米島のGWは、
久米島ホタル館で、10年間続けてきた「こどもの日無料イベント」について、
ご紹介したいと想います。



馬牧場の初参加は、2012年から、今年で7年目になります!

この時は、まだ、木道が無かったので、ロータリーを巡るくらいでしたが、
子どもたちは初めての乗馬体験に、エキサイティングでした!

そして、乗馬体験と共に子どもたちに人気なのが、カメカメレースですが、
一番盛り上がったのが、2014年の土砂降りに見舞われた子どもの日でした。
ホタル館で飼育している亀たちは、全て外来種、ペットとして島に持ち込まれ、
捨てられた生きものの代表ですが、その生態や特徴、
そして、こうした現状に向き合ってもらうためのきっかけとして行っています。

2015年も、多くの子どもたちが、川の探検を楽しんでくれて、本当に賑やかでした。

私たち、久米島ホタルの会と、久米島ホタル館が、
毎年無料でこどもの日イベントを行ってきたのは、この島の子どもたちが、
GWに、楽しく過ごす場所として、久米島の自然という特別な場所に気づいてほしい、
そして、身体にしみわたるように楽しんでほしいという願いがあるからです。

沖縄本島や本土に在るようなアミューズメントパークや商業施設は無くても、
この島には、こんなにオリジナルな自然がある事。

そして、自然や生きものとの、付き合い方や考え方、物の見方を、
人間にとっての好き勝手な感性ではなく、

専門的な知識を持ち、常に自然保護、保全のために行動している、
ホタル館の館長やスタッフの姿から、受け取ってほしいという期待があります。

”自然を守る、次世代に引き継ぎたい””という耳触りの良い言葉を、本物にするために
私たちは、この島の自然を昼も夜もパトロールしながら調査し、
赤土の流出、ゴミの回収、在来植物の植栽、自然学習や体験学習の講師を務めています。

そして、その日々が、久米島ホタレンジャーの子どもたちと共に歩めることに、
とても大きな誇りと、責任と、掛け替えのない喜びを感じているのです。キラキラ 

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  

2018年02月28日

私のお気に入り

一年で一番好きな誕生月の2月の、ブロガーズの共通テーマは、「私のお気に入り」

このテーマで浮かぶのは、久米島に来た理由にもなっている
「久米島ホタル館」です!



この写真は、ホタル館の水辺の生きもの達が生息している湿地から
飛び込みがメインになった橋の川を、眺めている親子レクの風景を撮ったものです。

こうした、親子の集う風景も、お気に入りの理由の一つになります。 

そして、今は、木道になってしまったので、二度と見る事は出来ませんが、「花の小道」は、
辛い時に、私の心を癒してくれる、本当に素敵な空間でした。

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  続きを読む

2018年01月16日

宮崎県立門川高校からの便り

年が明け、新しい年のスタートに切り替え始めたころ、
昨年、久米島ホタル館に、生徒さんとご一緒に来館された宮崎県立門川高校の先生から、
学校の農産物即売会で販売されたという、果物のジャムが届きました。



一緒に添えられた手紙には、心のこもったお礼の言葉を、
目を見張るほど美しいご自慢のゲンジボタルとヒメボタルの写真が彩っていました。



一昔前のゲンジボタルを取り巻く、地域や学校での活動は、
お便りをいただいた門川高校の取り組みの様に、ホタルの生態研究や増殖が主流でしたが、
現代は、本来の目的でもある、ホタルの生息する環境そのものの重要性に立ち返る時代になり、
先生は、これまで進めてきた学校の取り組みを、更に発展させたいという意欲を抱いて、
久米島ホタレンジャーが、ホタルを守るために基本として取り組んでいる
自然再生活動を知りたいと、来館されたのです。

クメジマボタルは、久米島という島の成り立ちと共に現在まで奇跡的にこの島だけで命をつなぎ、
久米島の人々の暮らしの傍らで、時に賑やかな遊び相手となり、
時に静かに辛さや悲しみを癒すランドマークのように
一年に一度の季節に現れながら、この島の人々に寄り添ってきた存在だと考えています。

沖縄の暮らしの中に、こうした島の固有の生きもの達は、当たり前のように存在してきました。
声に出して、大切だと言わなくても、私たちのidentity(アイデンティティー)には、
間違いなく、沖縄の生きもの達の存在が必然として織り込まれています。

私は、門川高校の「ホタルの舞う高校」を目指す取り組みを、読み進めながら、
ホタルを守るための方法は異なるとしても、足元の自然を愛でる地道な活動が、
本物の地域力を育てるという教育的意義に共感しています。

これまでの年月、久米島ホタル館でも、ホタレンジャーの子どもたちを中心に、
小、中、高校の課外授業や、イベント、インターンシップ等を様々な視点で活用し、
クメジマボタルを取り巻く久米島の自然の魅力と痛みを理解する地道な活動で、
揺るぎの無い素直な地域愛を育んでいます。

残念ながら、久米島が目指している優先順位からは、そうした活動が、後者にされていますが、
これからの未来社会では、実は、本来在るべき自然環境を、出来る限り多く残されている事で、
自然遺産としてはもちろん、様々な自然資源、自然体験による情操教育の発展など、
地域の豊かな未来を生み出すキーワードになる事が、急速に深まり広がっています。



頂いた3種類のジャムを眺めながら、
門川高校の「ホタルの舞う高校」を目指す想いに励まされ、
非力で、微力、しかし無力ではない力を振り絞って、今年もがんばろうという気持ちになりました。
先生、生徒さん、とても素敵な送り物、本当にありがとうございました。
ホタレンジャーやスタッフと一緒に、美味しく、頂きたいと思います。食事


赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  

Posted by satou-n at 17:38Comments(0)ホタルの里作り

2018年01月10日

青森の教育長がご来館

新年になって、さすがの南国久米島も、気温16℃で寒くなりました。

今朝は、もっと寒い青森県の八戸市教育委員会から、
伊藤 博章教育長と社会教育課社会教育グループリーダーの館合 裕之副参事が、
久米島ホタル館に来館してくださいました。



久米島に来島した目的は、海洋深層水関連に関わる事柄だそうですが、
お二人は、業務としての関わりである、教育施設の視察を優先されたそうです。

およそ、30分ほどの滞在時間ではありましたが、館内のホタルに関する展示内容と
木道ビオトープを散策しながらホタル館館長のホタルに対する熱い想いに感心して下さり
本当に、ありがたい事でした。



実は、青森と言えば、真っ先に思い出すのが、
2009年に青森で開催された全国ホタル研究大会です。

なぜかと言えば、この年、環境大臣賞を受賞したホタレンジャーと共に、
その青森大会に参加させていただき、環境大臣賞のパネルスピーチを行ったからです。
その時のブログをプリントアウトして、お持ちいただきました。

不思議な偶然かと思ったのは、数日前に、成人の日の報告に来てくれた
ホタレンジャーの女の子は、実はこの時の青森大会に一緒に行ったメンバーでした。



時の経つのは、早いものだと、想う傍らで、
ホタル館とホタレンジャーの深くて熱い物語を、再び思い起こしました。
本当にみんな、良くがんばってきたなぁと、感謝でいっぱいです。

八戸市教育委員会の伊藤教育長、館合副参事、懐かしい思い出と共に
久米島ホタル館へのご来館、本当にありがとうございました。

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  

Posted by satou-n at 16:53Comments(0)ホタル館活動

2018年01月08日

命あるものを大切にするために

この猫は、3年前に亡くなった、飼い猫のミー、久米島に移り住んだ当初、

長男が拾ってきてから、長い年月、一緒に過ごしてきました。



私は、子どもの頃から、自然が本当に大好きでした。



赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!


  続きを読む

2018年01月04日

初春、おめでとうございます。

明けまして、おめでとうございます。

今年も、宝くじが当たる夢は、脆くもやぶれましたが、

小さな南の島の森の中では、ひっそりと、

センリョウ(千両)やマンリョウ(万両)の縁起の良い植物が、夢咲かせてくれます。



沖縄の常緑の森を歩いて目にする、朱色や橙色の低木の実も十分、艶やかですが、

本土の雪景色を背景に想像すると、明らかに、艶やかさが倍増して、

センリョウやマンリョウと、名前を付けた人の心意気が、蘇ってくるようです。

昔から、人は、俗世以外の想像の世界で、心豊かに満ち足りる想いを楽しんできたのですね。

植物や昆虫、生きもの達の名前の背景に想いを馳せると、春夏秋冬、多種多様な数に、

古からの人の想いの深さが、本物の島の豊かさの象徴として感じられ

この小さな島の自然を守る事の大切な意義として、受けとることが出来ます。

新しい年も、人と自然の中でもがきながら、強く逞しく生きていきたいと想います。

今年も、皆さまの応援をよろしくお願いしますネ!

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!


  

Posted by satou-n at 16:13Comments(0)私し事

2017年12月24日

久米島のクリスマス

12月のブロガーズ共通テーマは、久米島のクリスマス

残念ながら,子どもたちが大きくなった我が家では、クリスマスのイベントはありません。

ただ、ホタル館には、ちょこっとだけ、サンタとお花で、クリスマスの雰囲気を漂わさせています。



沖縄本島、コザの町に住んでいた頃は、クリスマスシーズンになると、

イルミネーションの派手な外人住宅地界隈をドライブするだけで、

何とも言えないウキウキ気分を、子どもと一緒に楽しんだものでした。

もちろん、久米島には、そんな街並みは、無かったけれど、今でも忘れられない

久米島でのクリスマスの想い出があります。

赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!

  続きを読む

2017年12月21日

海岸漂着ゴミ回収事業

久米島ホタルの会では、ここ数年、冬の時期は、沖縄県海岸漂着ゴミの

回収事業を委託されている日本NUSと町の環境保全課からの協力依頼を受けて、

久米島に漂着するゴミの回収作業を行っています。



赤ハイビスカス久米島ホタルの会体験プログラム赤ハイビスカス


にほんブログ村 環境ブログへ



 ↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
  クリックの応援、ありがとうございます!
  続きを読む

Posted by satou-n at 16:57Comments(0)環境について