2006年08月30日

秋を告げる昆虫

日中は、残暑の残る沖縄。

けれど、夕焼けに染まるあかね色とさわやかな風にのって

秋の訪れを教えてくれる、生きものたちがいます。



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日本の秋を代表する鳴く虫のひとつ、マツムシ。

その音色と姿が、少し異なるオキナワマツムシ(タイワンマツムシ)。

草地で、ひとつ、ふたつ鳴き始めました。



チンッ、チロリン。チンッ、チン、チロリン♪黒

やがて、マツムシの大合唱、秋風を感じながらその虫時雨を聞くのも風情があります。


もう一つのマツムシは、マダラコオロギはてな

森の周辺で様々な植物を食べ食事、驚くと森の中へ一斉に飛び立ち逃げる姿は、

本当にコオロギにそっくり。びっくり!



マツムシであることを示すために、

最近では、和名にマダラマツムシ(キマダラマツムシ)を使う人が増えてきています。

その姿はよく見かけますが、至って控えめな、ツゥン、ツゥンと小さな鳴き声を

聞いたことのある人は少ないかもしれません。

若い人には良く聞こえる音色ですが、

年を取るにつれて聞こえづらくなる、あるいは全く聞こえなくなる音域の音色かも知れません。

自分の可聴域(人が聞こえる音域)の高音レベルが

どの程度のものなのか、確かめてみるのもおもしろいですね。

最後に、美しい声で鳴くマツムシを紹介します。

初夏の頃から少しずつ出現し始め、

晩秋にかけて最盛期のサワマツムシ(アシマダラマツムシ、リュウキュウマツムシ)です。

渓流沿いで夕闇迫る頃から、盛んに鳴き始めます。



ピィッ、ピィ、ピィピィピィピィピィー。うまく表現できませんが、

雄が雌を誘うセレナーデ(恋歌)ハートとしての音色。

こんなに小さな島なのに、3種類ものマツムシの仲間が、

棲み分けて共存しているなんて、めったにありません。

もちろん音♪赤のマツムシ、光りキラキラ のホタルという、秋の夜長の壮大なコラボとしてです。

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この記事へのコメント
 およそ海岸の後背草原もなくなってきていますが、今年、今までもっとも美声を親しんできた場所がマンションになっていました。
 海岸道路の歩道から、そのまま草地になっているだけの場所でしたが、絶え間のない排気音ニモマケズ、「ピッピリリ」「ピッピリリ」と大合唱でした。
 あのコンクリ箱の下で、みな生き埋め?!かと思うと、何ともいえません。

 8月半ばは、やはり風前の灯、ニッポンハナダカバチの撮影し直しに2度ほど出向きましたが、この狭い場所では、まだマツムシの幼虫は見られたため、今年は出かけてみる積りです。
 真夏の日差しのもと、ヒガシキリギリスは元気に、また時にだるそうに鳴いていました。ギーー・・ (最後にチョンと合いの手が入りません)
 ギーー・・・
 ギーー・・・
 姿は中々凛々しい、良い虫です。
Posted by 川逸 at 2006年08月30日 22:01
川逸さん、コメントありがとうございます。

海岸の後背草原にしかいなくなっているのですね。
そこも、すべてコンクリートで固められてしまったのですか。
身近な生きものが今でもどんどん消えていっているのですね。

satou-fによると、
子供の頃に、マツムシの声を聞きに行った河原は、
同じように生き埋めになっているようですよ。

その河原は、キリギリスもたくさんいたそうで、
若い緑のキリギリスが年取って赤茶くなるまで飼育したと聞きました。
キリギリスはとても好きみたいですよ。
チョン、チョン、ギースと鳴いていたので、ニシキリギリスになるのでしょうか?
Posted by satou-n@ホタルの会 at 2006年08月31日 14:37
こんにちは!東京でも秋の虫たちがたくさん鳴きはじめています☆
写真、すごくきれいですね~♪

なんの虫の鳴き声かよくわからないので、虫の声を集めたCDROMで研究してみたいと思います。
Posted by 満天星 at 2006年09月02日 09:31
満天星さん、コメントありがとうございます。
写真をお褒め頂、satou-fは、喜んでおります。(笑)

虫の鳴き声は、姿とマッチングがなかなかできないので、
覚えにくいのですが、季節の変化と、鳴き声を楽しむのは、
いいものですよね、ぜひ、がんばってみてください。
Posted by satou-n at 2006年09月02日 21:49
初めまして
鳴く虫関連で検索してここにたどり着きました。

草原は何かと蔑にされてる気がしますね。真っ先に開発の犠牲に・・・
森林や水辺に比べるとえらく序列が下がってみられてる気がしますね。
ススキなんかのCo2吸収量も捨てたモンじゃ無いと思うんですがね・・・
Posted by しましま at 2008年06月23日 00:54
しましまさん、コメントをありがとうございました。

ホタル館のテラリウムには、バッタやトカゲが、緑の草むらに隠れたり食べたり出来るように展示しています。

この四角い世界を、自然の切り絵のように考えて、こうした生きもの達の多様な世界が、目の前の草原や雑木林、森の中には、存在することを、イメージしてもらえるガイドを心がけています。

しましまさんのような考えを、多くの人が共有できることが、これからの地球環境を支えるために、欠かすことができない事だと想います。
Posted by satou-nsatou-n at 2008年06月28日 13:31
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