2006年07月27日

オカヤドカリの産卵

今夜は、大潮、オカヤドカリの産卵を楽しみに

月のない夜の海岸を、家族で歩いてみました。




潮を含んだ風や、

踏みしめる珊瑚の砂に太陽の名残を感じながら、砂浜を進みます。

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チョコチョコと、目の前を走る抜けるのは、

角のようにとがった目を持つツノメガニ達、無数の穴から出たり入ったり、

突然の大きな生き物(私達)にびっくりしています。びっくり!



満潮の時間帯に合わせるかのように、次々とオカヤドカリ類の仲間が姿を現します。



お目当てのムラサキオカヤドカリは、

懐中電灯の明かりにも、行く手を阻む子供達にも、目もくれず

微妙に変化する波の動きにあわせて、

海の波にさらわれないように体を振るわせ、赤い小さな幼生(あかちゃん)を放ちます。



よく見ると、オカヤドカリ同士が、あっちこっちでぶつかり合い?喧嘩してるのかな?

実は、オスのオカヤドカリが、産卵(放幼生)に来たメスを波打ち際で待って交接しているのでした。

この浜と丘の森には、オカヤドカリ、ムラサキオカヤドカリ、

ナキオカヤドカリ、オオナキオカヤドカリの4種類が生活しています。


      ナキオカヤドカリ

プランクトン生活した幼生(あかちゃん)は、

脱皮を繰り返して成長し、とても小さな小さなオカヤドカリになって上陸します。

陸の上では、海浜植生や周囲の森の中で生活し、

からだが大きくなれば、森ではカタツムリの殻を、

浜では貝の殻を探して、からだに合わせたものを何とか探し出し

殻でやわらかい腹部を守りながら生きてゆきます。

貝の豊富な海や、カタツムリの棲む森、

そのつながりと豊かさを身をもって教えてくれる、オカヤドカリは

その背負ったお宿に、自然の豊かさを象徴させる代表的な生きものといえます。

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