2006年07月16日

オカヤドカリ!

オカヤドカリの観察会を、

日の暮れはじめた美しい海岸で行いました。



台風の影響で、緑のグンバイヒルガオが茶色いロープのように絡まり走る海岸を

講師の平手康市さんの後について、歩きます。

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彼は、静かに語ります。

「オカヤドカリは、どこに住んでいますか?」

「うみ~!」すかさず答えるこども達。

「そう、それは、どんな海?」 「そして、ここはどんな景色?」

海の色は、変わらない光の反射で、今でも青く見えるけど、海に続く風景はどうだろう。

この浜のように、砂浜があって緑の植物帯が続いて、

その回りを緩やかな山並みが取り囲んでいる。

そんな景色が、いくつ残されているのかな?

すると、みんなの足元に、今日の主役のオカヤドカリが現れた。



「宿を必要とするヤドカリの、宿は、海の中に住む貝。

餌は、何でも食べるんだよ、だから、海岸に打ち上げられた有機物を分解するものとして、

お掃除屋さんと呼ばれています。」種類や生態を一通り説明しながら、平手さんの

まなざしは、ひたすら深い。



観察会が始まる前に、彼は手にしている長い杖を砂浜に刺して、

何度も何度も、海がめの卵を確認して回っていました。

沖縄県レッドデーターブックウミガメ類の執筆者でもある平手さんは、

この浜を、ウミガメが産卵のため上陸する場所としても教えてくれました。

オカヤドカリが生息する場所は、他にもあります。

けれど、ウミガメやオカヤドカリ、貝やカニ、グンバイヒルガオや etc・・・。

その多様な生き物たちが、重なり合う場所の大切さをつたえるために、

あえて、この美しい浜を今日の観察会に択んだそうです。



この浜を守るためにできることは、隠すことではなく、この素晴らしさに気づいてもらうこと

その努力もまた、この浜を守る方法の一つだということが、彼の観察会に見ることができました。

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