2011年12月30日
迷い子のコブハクチョウ
写真のハクチョウの口ばしが真っ黒に見えた時点では、
県内だけでなく、国内でも、非常に珍しいナキハクチョウの幼鳥だと
想われました。しかし、実際に現場で観察すると、
激しい雨と、波しぶきを上げる海を背景にして、大きな白い鳥が、
時折、水面に首を突っ込んで、餌を探しているのか、食べているのか、
良く解らないのですが、ひっきりなしに動いています。
取りあえず、望遠を使って顔のアップを撮ると、
くちばしは真っ黒ではなくうっすらとグレーに見えます。
どうやら、ナキハクチョウではなく、
コブハクチョウの幼鳥の可能性が高くなってきました。
それでも、県内では、珍しい記録です。
海岸のせいでもあるのですが、今日は、ぱらつく雨も冷たくて、
本当に寒い一日です。
その厳しい寒さの中、一人ぼっちのハクチョウの姿は、少し離れて群れている
カモ達に比べて、随分心細げです。
久米島で、珍しい鳥が飛来した際には、いつも連絡を取り合っている
野鳥の会のメンバーに聞くと、沖縄に迷い込んだハクチョウの場合、
餌が取れない場合が多く、消耗してしまう可能性があるそうです。
衰弱してしまう前に捕獲できれば、越冬地へと送り届けてあげる事も出来ますが、
銭田川のコハクチョウも、海岸のコブハクチョウも、きっと近づけば、
飛び上がって、逃げてしまうことでしょう。
何とか、元気に過ごしてもらうための方法を、野鳥の会のメンバーから
教えてもらいながら、この年末から年明けは、
ハクチョウを見守りながら過ごす事になりそうです。
↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
クリックの応援、ありがとうございます!
県内だけでなく、国内でも、非常に珍しいナキハクチョウの幼鳥だと
想われました。しかし、実際に現場で観察すると、
激しい雨と、波しぶきを上げる海を背景にして、大きな白い鳥が、
時折、水面に首を突っ込んで、餌を探しているのか、食べているのか、
良く解らないのですが、ひっきりなしに動いています。
取りあえず、望遠を使って顔のアップを撮ると、
くちばしは真っ黒ではなくうっすらとグレーに見えます。
どうやら、ナキハクチョウではなく、
コブハクチョウの幼鳥の可能性が高くなってきました。
それでも、県内では、珍しい記録です。
海岸のせいでもあるのですが、今日は、ぱらつく雨も冷たくて、
本当に寒い一日です。
その厳しい寒さの中、一人ぼっちのハクチョウの姿は、少し離れて群れている
カモ達に比べて、随分心細げです。
久米島で、珍しい鳥が飛来した際には、いつも連絡を取り合っている
野鳥の会のメンバーに聞くと、沖縄に迷い込んだハクチョウの場合、
餌が取れない場合が多く、消耗してしまう可能性があるそうです。
衰弱してしまう前に捕獲できれば、越冬地へと送り届けてあげる事も出来ますが、
銭田川のコハクチョウも、海岸のコブハクチョウも、きっと近づけば、
飛び上がって、逃げてしまうことでしょう。
何とか、元気に過ごしてもらうための方法を、野鳥の会のメンバーから
教えてもらいながら、この年末から年明けは、
ハクチョウを見守りながら過ごす事になりそうです。
↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
クリックの応援、ありがとうございます!
Posted by satou-n at 18:22│Comments(2)
│ホタルとつながる生きもの達
この記事へのコメント
勉強になりました。
来年もよろしくお願いいたします!
来年もよろしくお願いいたします!
Posted by kenji at 2011年12月31日 23:17
kenjiさん、コメントをありがとうございます。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
Posted by 久米島ホタルの会 at 2012年01月01日 18:45
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