2011年01月30日
大岳小学校の学芸会
幼稚園から小学校までの全児童の数は100人弱となり、
今は中学2年生になった長男の通っていた頃よりも
児童生徒も見学者の数も、少なくなりはしましたが、
どの学年の児童たちも、素晴らしい演舞の数々でした。
幕開けの琉球音楽を、低学年のこども達でも演奏できるのは、
西銘地域で三線を、ボランティアで教えてくださる上江洲仁芳先生のお陰だと、
デンサー節を聞くたびに、感謝の気持ちでいっぱいになります。
次の1年生の児童たちの『うどぅてぃ あしばな』(踊って遊ぼう)は、
方言を交えた昔遊びの歌と踊りの滑稽な仕草が、
なんともいえないかわいらしさに溢れていました。
また、『じん、じん、じん、じん、さかやのみじくゎてぃ、
うてぃりぃよ~お、じん、じん』と、ホタルの歌も出てきて、
会場のおじいちゃんおばあちゃん達は、大笑いをしながらも
懐かしい子ども時代を思い起こしているようでした。
躍動感のある縄跳びでの表現演技を、全校生徒の代表者が、
リズミカルな音楽に合わせて飛び跳ねると、こちらも自然に身体がウキウキです!
末の息子が、太陽の役で出ていた『ネズミのよめいり』や、
4年生の『泣いた赤おに』は、
子どもの頃に読んだ童話や昔話が、
どの時代にでも通じる教訓が織り込まれている事で、
廃れる事のない面白さと、ほろ苦さを感じさせてくれました。
大岳小学校で、一番児童数が少ない3年生は、
4人の仲間が、キッチンの道具で、リズムをきざみ、
ハンドベルの澄んだ音色が『星に願いを』を奏でました。
打って変わって、幼稚園児は、美空ひばりの『お祭りマンボ』でお神輿を担ぎ
壇上を降りて、会場を練り歩き、元気に飛び跳ねてくれました。
そして、5年生の『心を一つに』という題の合唱や合奏では、
音を外さないようにという意味があったのでしょうが、
中国民謡の『茉莉花』(マツリカ)を
中国人のお母さんを持つ男の子が、流暢な中国語で独唱する場面があり
切々と歌う彼のその姿と、息子達が歌った日本語の歌詞が、
私の心の琴線に触れ、不覚にも目頭を、熱くしてしまいました。
『茉莉花』(マツリカ)
風に揺れてるマツリカ、風に揺れてるマツリカ
枝いっぱい咲いて、あたりに香る
この花摘んで、送ります。
やさしい、あの人に やさしい、あの人に
子ども達は、様々な家庭環境がありますが、どの子も、その違いを、
プラスに変え、逞しく乗り越えながら、励まし合っています。
その想いが、『心を一つに』という題名にも重なるような気がしました。
今年が最後になる6年生の創作劇『タピオカ・ツンドラ』は、今時の子どもらしく
お笑いの要素がふんだんにあって、とても楽しい劇でした。
子ども達が、子どもらしく自己表現をしている発表の場の姿から
先生方の努力と愛情が、学校生活に溢れている事が解ります。
久米島に来て、つくづく感じるのは、子どもとして過ごす事ができる時間を、
こうして、精一杯、楽しむ事ができるのは、本当に幸せなことだと想います。
そして、共に学び、競い合う仲間を見守ってくれる先生方の眼差しが、
温かい事が、子ども達の成長を見守る大人達にとって、
何よりも信頼できる育みであり、喜びでもあります。
大岳小学校の諸先生方、校長先生、教頭先生、本当にお疲れ様でした。
そして、大岳小学校の皆さん、
とっても素敵な学芸会を、ありがとうございました。
↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
クリックの応援、ありがとうございます!
今は中学2年生になった長男の通っていた頃よりも
児童生徒も見学者の数も、少なくなりはしましたが、
どの学年の児童たちも、素晴らしい演舞の数々でした。
幕開けの琉球音楽を、低学年のこども達でも演奏できるのは、
西銘地域で三線を、ボランティアで教えてくださる上江洲仁芳先生のお陰だと、
デンサー節を聞くたびに、感謝の気持ちでいっぱいになります。
次の1年生の児童たちの『うどぅてぃ あしばな』(踊って遊ぼう)は、
方言を交えた昔遊びの歌と踊りの滑稽な仕草が、
なんともいえないかわいらしさに溢れていました。
また、『じん、じん、じん、じん、さかやのみじくゎてぃ、
うてぃりぃよ~お、じん、じん』と、ホタルの歌も出てきて、
会場のおじいちゃんおばあちゃん達は、大笑いをしながらも
懐かしい子ども時代を思い起こしているようでした。
躍動感のある縄跳びでの表現演技を、全校生徒の代表者が、
リズミカルな音楽に合わせて飛び跳ねると、こちらも自然に身体がウキウキです!
末の息子が、太陽の役で出ていた『ネズミのよめいり』や、
4年生の『泣いた赤おに』は、
子どもの頃に読んだ童話や昔話が、
どの時代にでも通じる教訓が織り込まれている事で、
廃れる事のない面白さと、ほろ苦さを感じさせてくれました。
大岳小学校で、一番児童数が少ない3年生は、
4人の仲間が、キッチンの道具で、リズムをきざみ、
ハンドベルの澄んだ音色が『星に願いを』を奏でました。
打って変わって、幼稚園児は、美空ひばりの『お祭りマンボ』でお神輿を担ぎ
壇上を降りて、会場を練り歩き、元気に飛び跳ねてくれました。
そして、5年生の『心を一つに』という題の合唱や合奏では、
音を外さないようにという意味があったのでしょうが、
中国民謡の『茉莉花』(マツリカ)を
中国人のお母さんを持つ男の子が、流暢な中国語で独唱する場面があり
切々と歌う彼のその姿と、息子達が歌った日本語の歌詞が、
私の心の琴線に触れ、不覚にも目頭を、熱くしてしまいました。
『茉莉花』(マツリカ)
風に揺れてるマツリカ、風に揺れてるマツリカ
枝いっぱい咲いて、あたりに香る
この花摘んで、送ります。
やさしい、あの人に やさしい、あの人に
子ども達は、様々な家庭環境がありますが、どの子も、その違いを、
プラスに変え、逞しく乗り越えながら、励まし合っています。
その想いが、『心を一つに』という題名にも重なるような気がしました。
今年が最後になる6年生の創作劇『タピオカ・ツンドラ』は、今時の子どもらしく
お笑いの要素がふんだんにあって、とても楽しい劇でした。
子ども達が、子どもらしく自己表現をしている発表の場の姿から
先生方の努力と愛情が、学校生活に溢れている事が解ります。
久米島に来て、つくづく感じるのは、子どもとして過ごす事ができる時間を、
こうして、精一杯、楽しむ事ができるのは、本当に幸せなことだと想います。
そして、共に学び、競い合う仲間を見守ってくれる先生方の眼差しが、
温かい事が、子ども達の成長を見守る大人達にとって、
何よりも信頼できる育みであり、喜びでもあります。
大岳小学校の諸先生方、校長先生、教頭先生、本当にお疲れ様でした。
そして、大岳小学校の皆さん、
とっても素敵な学芸会を、ありがとうございました。
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Posted by satou-n at 21:49│Comments(0)
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