2008年04月07日
赤土フォーラム最終日
赤土フォーラムの最終日の早朝、夜中に降り出した雨は、
ホタル館の芝生にたっぷりと水を含み、
所々に見える土色を、ぬかるみに変えていました。
集合時間になると、小さなホタル館の駐車場には、ホタレンジャーの子供たちと
沖縄県ダム事務所、建設班長の村田和博さんが、
儀間ダム・タイ原ダムの周辺に生きる動物・植物たちを載せた
『貴重動植物手帳』を携えて、この日の赤土の現場を見て回る試みに参加してくれました。



↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
申し訳ないのですが、もし可能であれば2つともクリックして応援をお願いします!

ホタル館の芝生にたっぷりと水を含み、
所々に見える土色を、ぬかるみに変えていました。
集合時間になると、小さなホタル館の駐車場には、ホタレンジャーの子供たちと
沖縄県ダム事務所、建設班長の村田和博さんが、
儀間ダム・タイ原ダムの周辺に生きる動物・植物たちを載せた
『貴重動植物手帳』を携えて、この日の赤土の現場を見て回る試みに参加してくれました。


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開始時間を少し回った頃に、ホタル館の中を見学したり
周辺の川に入って遊んでいる子供たちを集めて、
今日のスケジュール案内と、
沖縄県ダム事務所の村田班長から久米島町教育委員会の大城副館長へ、
久米島町の子供たちに活用してもらうために作成された
『貴重動植物手帳』の贈呈式を行いました。

村田さんから手渡しで、手の平サイズの手帳を受け取った子供たちは、
さっそく中を開いて、「オレ、これ知ってる~。」
「おれも、これは、あっちにたくさんいるよなぁ!」
「だぁ~るよぉ(そうだよ)、なぁ!」
まだ、字が読めない一番下の息子達も、
「トゲトゲで、ツヤツヤの葉っぱは、なぁ~んだ。」
「これぇ~。」「正解~!」と、写真をめくりながら、妙なクイズで盛り上がっています。


表紙にホタル館の館長が提供したクメジマボタルの写真をあしらい、
きれいに製本された貴重動植物手帳は、瞬く間に子供たちの小さな手の中で
開いて閉じてを繰り返し、身近な生きもの達のプロフィールを、
子供たちの歓声と共に、記憶への足跡として残してくれました。
高揚した気分の子供たちや、以前からゴミ拾いに参加してくれている
レゲエバー・スパイラルのマスター達や、一般参加者を
町から借りた小型バスに乗せて、
いよいよ、久米島ホタル館を流れる浦地川の上流にある
土地改良区と2号沈砂地に向かいました。
この土地改良区は、もともと、山の窪地にあるため、大雨が降れば、
物理的に水の流れが集まる場所です。

その雨水が、この農地にくまなく降り注ぐ際に、裸地となっていた場合は、
赤土が、雨水に流れ出して側溝を伝わり、速やかに川へと吐き出されてしまうのです。
この状況を改善するために、沖縄県南部農林土木事務所は、
久米島町が独自に考案した板戸で、畑を囲み、
雨が降っても畑から赤土が、側溝に落ちないような対策を施しています。
久米島町で考案した板戸のままだと、水はけが悪いため、南部農林土木事務所では、
板戸の変わりにブロックに穴を開け、そこに透水性を持った素材を貼り付けることで
畑に水が溜まる難点を解消しています。

しかし、こうした対策は、あくまで、緊急避難的な赤土防止対策であり、
今後の課題は、こうした対策を生かしながら、設置された板戸のメンテナンスや
自らの畑から赤土を出さない農作物や農業の方法を、考えることのできる
農業の本来の在り方に、この島で暮らす一人一人の方々が
立ち返っていただくことだと、想います。
儀間ダムの予定地に着いて、沖縄県ダム事務所の村田班長から
2つのダムの構造についての説明を聞きながら
『ダムを必要としている人間のために、この場所に生息していた生き物たちが
受けるダメージは、想像以上に過酷なことかもしれません。


せめてもの慰めは、このダム建設にかかわる方々が、真剣に仕事をしてくれること
そして、できあがった2つのダムを、島の人々が大切に使い続けてゆくこと・・・。』
こうした想いが胸の奥に湧き上がってくることを、私はとめることができませんでした。
すると、その想いを受け止めてくれたかのように
「先週、この場所で、ホタル館の館長が、クメジマボタルの幼虫を70匹ほど保護し、
今回視察する所の、下側の安全な場所まで無事に移動してくれました。

私たち事業関係者も、こうした行為に応えることができるよう、
一生懸命、がんばって工事を完成させたいと思います。」と、
説明の最後を、本当に前向きで、心強い決意として、締めくくってくださいました。
今まで、国民の税金によって賄われる公共工事で、
赤土流出防止対策の監視業務を行うこうした本質を、理解できない一部の人によって、
私は様々に誤解され続けていました。
この島で行われるずさんな工事を放置して、
最初の兆候を受けるのは、自然の生きものたちで、直ぐに人には及ばないかもしれません。
それでも最終的には、この島の全ての人々の負担になってしまうということを、
どうか、目先の利益にとらわれないで、この島で暮らす一人一人の方々に
しっかりと未来を見据えて、考えてほしいと望んでいます。

ホタル館の館長の案内で、儀間川を、下ってゆくと、少し開けた場所に出ました。

そこは、昔の小さな棚田の跡地で、石を積んで整えられた場所に立ちながら
「ここで、人が田を開きながら、川の水を利用して生活していたのでしょう。」という
館長の解説を聞いていると、大きく成長したオキナワスダジイやリュウキュウマツで
覆われた森になって、すっかり面影はなくなって見えましたが、

遥か昔、40,50年前、豊かな土壌を大切にしながら、田んぼや畑を広げ、
この川の周辺で、歓声を上げながら、にこやかに跳ね回っている島の人の面影が、
ホタレンジャーの子どもたちや、大人達に一瞬、時間がさかのぼるように重なり
そのときの穏やかで、ゆったりとした昔の人の暮らしを営む姿が、
川のせせらぎの清清しさを背景に、浮かんでは、消えてゆきました。

赤土対策に携わっている人が、『僕が、現在、環境に携わる仕事を、しているのは、
小さな頃に、ヤンバルの自然に、親しんでいたからなんですよ。」という言葉が、
耳の奥で、リフレインしています。
できるだけ多くの人々が、この島に、息づいている生きものたちと、やさしい気持ちで、
出会うことができるように、そして、私たち人間が、この地球で生きるためには、
自然に対してなすべきことを、行うことだという認識を、少しでも早く共有できるように
これからも、赤土流出を防ぐための活動を、
子ども達や大人たちとと一緒に、続けてゆく勇気を持つことが出来た
赤土のフォーラム最終日でした!



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周辺の川に入って遊んでいる子供たちを集めて、
今日のスケジュール案内と、
沖縄県ダム事務所の村田班長から久米島町教育委員会の大城副館長へ、
久米島町の子供たちに活用してもらうために作成された
『貴重動植物手帳』の贈呈式を行いました。

村田さんから手渡しで、手の平サイズの手帳を受け取った子供たちは、
さっそく中を開いて、「オレ、これ知ってる~。」
「おれも、これは、あっちにたくさんいるよなぁ!」
「だぁ~るよぉ(そうだよ)、なぁ!」
まだ、字が読めない一番下の息子達も、
「トゲトゲで、ツヤツヤの葉っぱは、なぁ~んだ。」
「これぇ~。」「正解~!」と、写真をめくりながら、妙なクイズで盛り上がっています。


表紙にホタル館の館長が提供したクメジマボタルの写真をあしらい、
きれいに製本された貴重動植物手帳は、瞬く間に子供たちの小さな手の中で
開いて閉じてを繰り返し、身近な生きもの達のプロフィールを、
子供たちの歓声と共に、記憶への足跡として残してくれました。
高揚した気分の子供たちや、以前からゴミ拾いに参加してくれている
レゲエバー・スパイラルのマスター達や、一般参加者を
町から借りた小型バスに乗せて、
いよいよ、久米島ホタル館を流れる浦地川の上流にある
土地改良区と2号沈砂地に向かいました。
この土地改良区は、もともと、山の窪地にあるため、大雨が降れば、
物理的に水の流れが集まる場所です。

その雨水が、この農地にくまなく降り注ぐ際に、裸地となっていた場合は、
赤土が、雨水に流れ出して側溝を伝わり、速やかに川へと吐き出されてしまうのです。
この状況を改善するために、沖縄県南部農林土木事務所は、
久米島町が独自に考案した板戸で、畑を囲み、
雨が降っても畑から赤土が、側溝に落ちないような対策を施しています。
久米島町で考案した板戸のままだと、水はけが悪いため、南部農林土木事務所では、
板戸の変わりにブロックに穴を開け、そこに透水性を持った素材を貼り付けることで
畑に水が溜まる難点を解消しています。

しかし、こうした対策は、あくまで、緊急避難的な赤土防止対策であり、
今後の課題は、こうした対策を生かしながら、設置された板戸のメンテナンスや
自らの畑から赤土を出さない農作物や農業の方法を、考えることのできる
農業の本来の在り方に、この島で暮らす一人一人の方々が
立ち返っていただくことだと、想います。
儀間ダムの予定地に着いて、沖縄県ダム事務所の村田班長から
2つのダムの構造についての説明を聞きながら
『ダムを必要としている人間のために、この場所に生息していた生き物たちが
受けるダメージは、想像以上に過酷なことかもしれません。


せめてもの慰めは、このダム建設にかかわる方々が、真剣に仕事をしてくれること
そして、できあがった2つのダムを、島の人々が大切に使い続けてゆくこと・・・。』
こうした想いが胸の奥に湧き上がってくることを、私はとめることができませんでした。
すると、その想いを受け止めてくれたかのように
「先週、この場所で、ホタル館の館長が、クメジマボタルの幼虫を70匹ほど保護し、
今回視察する所の、下側の安全な場所まで無事に移動してくれました。

私たち事業関係者も、こうした行為に応えることができるよう、
一生懸命、がんばって工事を完成させたいと思います。」と、
説明の最後を、本当に前向きで、心強い決意として、締めくくってくださいました。
今まで、国民の税金によって賄われる公共工事で、
赤土流出防止対策の監視業務を行うこうした本質を、理解できない一部の人によって、
私は様々に誤解され続けていました。
この島で行われるずさんな工事を放置して、
最初の兆候を受けるのは、自然の生きものたちで、直ぐに人には及ばないかもしれません。
それでも最終的には、この島の全ての人々の負担になってしまうということを、
どうか、目先の利益にとらわれないで、この島で暮らす一人一人の方々に
しっかりと未来を見据えて、考えてほしいと望んでいます。

ホタル館の館長の案内で、儀間川を、下ってゆくと、少し開けた場所に出ました。

そこは、昔の小さな棚田の跡地で、石を積んで整えられた場所に立ちながら
「ここで、人が田を開きながら、川の水を利用して生活していたのでしょう。」という
館長の解説を聞いていると、大きく成長したオキナワスダジイやリュウキュウマツで
覆われた森になって、すっかり面影はなくなって見えましたが、

遥か昔、40,50年前、豊かな土壌を大切にしながら、田んぼや畑を広げ、
この川の周辺で、歓声を上げながら、にこやかに跳ね回っている島の人の面影が、
ホタレンジャーの子どもたちや、大人達に一瞬、時間がさかのぼるように重なり
そのときの穏やかで、ゆったりとした昔の人の暮らしを営む姿が、
川のせせらぎの清清しさを背景に、浮かんでは、消えてゆきました。

赤土対策に携わっている人が、『僕が、現在、環境に携わる仕事を、しているのは、
小さな頃に、ヤンバルの自然に、親しんでいたからなんですよ。」という言葉が、
耳の奥で、リフレインしています。
できるだけ多くの人々が、この島に、息づいている生きものたちと、やさしい気持ちで、
出会うことができるように、そして、私たち人間が、この地球で生きるためには、
自然に対してなすべきことを、行うことだという認識を、少しでも早く共有できるように
これからも、赤土流出を防ぐための活動を、
子ども達や大人たちとと一緒に、続けてゆく勇気を持つことが出来た
赤土のフォーラム最終日でした!


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沖縄の美容室特集

