2008年03月29日

赤土流出を考えるイベントの幕開け

3月は、終了式や卒業式のシーズン、

久米島ホタルの会で、H19年度に立ち上げた

久米島ホタレンジャーの子ども達も、活動の区切りとして

今月28日金曜日に、具志川農村改善センターで、

「ホタレンジャー報告&ホタルとサワヘビに関わる赤土フォーラムディスカッション!」

という活動報告会を行いました。



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3月の末は、島から出る人、入る人の慌しい移動の時期で、

小さな島は、多忙な日々を送っています。

そんな中、久米島ホタルの会の呼びかけるイベントに、

多くの方が参加してくださることは難しいかもしれないと、考えていましたが、

ホタルの会のメンバーや沖縄県のダム事務所の関係者の方々、

ホタレンジャーの子ども達と、お母さん達が、開催時間の前に集まって

机や椅子の準備を始めてくれました。そして、

ホタルの会の会長の「優先順位は、自分で決めるから、心配することはありません。」

という言葉に励まされ、いつものように張り切って、開催日の夕方を迎えました。




夕食時の開催時間を考えて、久米島に来た当初から親切にしてくれている

喜八食堂の久米島そばを、参加者の皆さんのために準備して

いよいよ、第一部、ホタレンジャーの子ども達の活動報告が、始まりました。



久米島ホタレンジャーの子ども達は、特別に生きものに興味があって、

それを調査したり観察したりすることを望んでいるというよりも、

単純に、久米島の海や山で過ごすことが楽しいと思っている子ども達です。

ですから、こうした発表が上手なわけでは、決してありません。

まっすぐ正面を向くこともできずに、

小さな声で、つっかえながらメモを片手に原稿を読み上げています。



それでも、こうして自分達が関わってきたホタルの調査が、

一連の活動報告になり、公の前で発表できるということは、

一人一人のなによりも大きな自信に、繋がることだと信じています。

この島に暮らし、毎日を営むのは、こんな普通の子ども達が大半です。

その子供たちが、大人になる過程で、

真剣に、自分達の地球環境のことを考え、行動する関わりに参加するのを

応援してあげることは、その自信を健やかに伸ばしたいと願う

私達大人の真の役割だと想います。



そうした大人としての役割を自覚するとき、

私達は、自分達の暮らしている場所や地域、そして自然環境について、

できるだけ深く知ること、理解することが、必要だと考えています。

それは、人間社会だけの概念に囚われるのではなく、

全ての地球生命を想像するほど広く大きな視野に立たなければ、

なかなか見えてこないことですが、この先の未来を、明るく望むのであれば、

絶対に避けて通ることのできない事だと想います。

この日のホタレンジャーが、発表した『クメジマボタルを守るための活動報告』も、

ホタル館館長の『キクザトサワヘビ』の講演も、久米島の抱える大きな課題である

赤土流出の問題を解決するための協力が、誰にとっても当然で、

仕方ないとあきらめてはいけないことを、自覚してもらうための大切な呼びかけなのです。



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