2007年04月05日
クメジママドボタル
4月に入ると、温かくなるはずの陽気が、驚くほど冷え込んで、
太陽の日差しを、ありがたく感じられたのは、人間だけではなかったようです。
日中のホタル館の芝生では、忙しそうにトンボやチョウチョが、飛び交い
久米島ホタル館に来てくれたお父さんと、小学生の息子さんが、息せき切って
「これ、ホタルですよね?」と、包んだ両手を開いて見せてくれたのは、
間違いなく、クメジママドボタルのオスのホタルでした。
ホタルが夜行性だけだと思われている方には、意外なのが、
この昼間飛翔するクメジママドボタルなのです。

いよいよ、ホタルのシーズンが始まることを告げてくれるのが、このクメジママドボタルです。


↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
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ぜひ、多くの方のご協力をお願いいたします!
太陽の日差しを、ありがたく感じられたのは、人間だけではなかったようです。
日中のホタル館の芝生では、忙しそうにトンボやチョウチョが、飛び交い
久米島ホタル館に来てくれたお父さんと、小学生の息子さんが、息せき切って
「これ、ホタルですよね?」と、包んだ両手を開いて見せてくれたのは、
間違いなく、クメジママドボタルのオスのホタルでした。
ホタルが夜行性だけだと思われている方には、意外なのが、
この昼間飛翔するクメジママドボタルなのです。

いよいよ、ホタルのシーズンが始まることを告げてくれるのが、このクメジママドボタルです。

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クメジママドボタルは、3月下旬から4月にかけて出現するホタルです。
ホタルには、幼虫時代を陸上で生活するタイプと水中で生活するタイプに分けることができます。
ほとんどのホタルが陸生のホタルです(水生のホタルはホタルの中では少数派)。
そして、このクメジママドボタルは、幼虫時代を陸上で過ごす陸生のホタルです。

オキナワマドボタルのオス
大きさは、約1cmくらいあって、沖縄諸島周辺だけで見られる固有種・オキナワマドボタルの
久米島亜種です。赤味の強い橙色がとても目立つため、活動している昼間は、
見つけることが容易なのに、夜になると光がとっても小いさいために
今度は見つけることがなかなかできません。
おまけに、メスには翅がまったくなく、跳ぶことができないのです。

クメジママドボタルのメス
「それじゃあ、どうやってオスと、メスが出会えるのかしら?」と、
私は時々、ホタル館に来る子ども達や、観光でこられる方によく質問を投げかけます。
それは、そのときに、ほんの少しだけホタルの気持ちになってもらう為でもあります。
私達人間が、ホタルの暮らす環境のなかで、オスやメスを探し出す為には、
ほとんどの人が、目を使って探すことでしょう。
けれど、私達よりもずっと小さなクメジママドボタル達にとって、
果てしなく広い世界だと思われる空間で、お互いを探し出す為に
発達したのが、匂い(フェロモン)を放ち、それを嗅ぎ取るという能力だったのです。

オキナワマドボタルの交尾
長く伸びた触角を指し示しながら、人間とは異なる生きもの達の
コミュニケーションの方法の一つに気付いてもらうことから、変化の無いように見える
自然の世界の奥深い魅力を紹介することができます。
久米島固有亜種にクメジママドボタルという名前がつけられている為、
大きくて目立つこのホタルを、クメジマボタルと聞き違える方も時々居られます。
鮮やかな橙色の前胸は、背板が広く前方両側の透明な部分を、窓に見立てたことから
名前の由来とされるマドボタルという名前のついたこのホタルは、
成虫になると、あまり光らないため、この時期のクメジマボタルや
クロイワボタル、オキナワスジボタル達に比べると、アピール度は、少ないのですが、
幼虫時代には、強い光を放ち、地面の上を一年中、
幻想的な光で照らしてくれるホタルの国の大切な仲間です。


クメジママドボタルの幼虫と光りの軌跡
そして、
光だけではないホタルのコミュニケーションの奥深さを伝えてくれる多様な生き物たちを
代表してくれる自然の世界の仲間なのです。


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ホタルには、幼虫時代を陸上で生活するタイプと水中で生活するタイプに分けることができます。
ほとんどのホタルが陸生のホタルです(水生のホタルはホタルの中では少数派)。
そして、このクメジママドボタルは、幼虫時代を陸上で過ごす陸生のホタルです。

オキナワマドボタルのオス
大きさは、約1cmくらいあって、沖縄諸島周辺だけで見られる固有種・オキナワマドボタルの
久米島亜種です。赤味の強い橙色がとても目立つため、活動している昼間は、
見つけることが容易なのに、夜になると光がとっても小いさいために
今度は見つけることがなかなかできません。
おまけに、メスには翅がまったくなく、跳ぶことができないのです。

クメジママドボタルのメス
「それじゃあ、どうやってオスと、メスが出会えるのかしら?」と、
私は時々、ホタル館に来る子ども達や、観光でこられる方によく質問を投げかけます。
それは、そのときに、ほんの少しだけホタルの気持ちになってもらう為でもあります。
私達人間が、ホタルの暮らす環境のなかで、オスやメスを探し出す為には、
ほとんどの人が、目を使って探すことでしょう。
けれど、私達よりもずっと小さなクメジママドボタル達にとって、
果てしなく広い世界だと思われる空間で、お互いを探し出す為に
発達したのが、匂い(フェロモン)を放ち、それを嗅ぎ取るという能力だったのです。

オキナワマドボタルの交尾
長く伸びた触角を指し示しながら、人間とは異なる生きもの達の
コミュニケーションの方法の一つに気付いてもらうことから、変化の無いように見える
自然の世界の奥深い魅力を紹介することができます。
久米島固有亜種にクメジママドボタルという名前がつけられている為、
大きくて目立つこのホタルを、クメジマボタルと聞き違える方も時々居られます。
鮮やかな橙色の前胸は、背板が広く前方両側の透明な部分を、窓に見立てたことから
名前の由来とされるマドボタルという名前のついたこのホタルは、
成虫になると、あまり光らないため、この時期のクメジマボタルや
クロイワボタル、オキナワスジボタル達に比べると、アピール度は、少ないのですが、
幼虫時代には、強い光を放ち、地面の上を一年中、
幻想的な光で照らしてくれるホタルの国の大切な仲間です。


クメジママドボタルの幼虫と光りの軌跡
そして、
光だけではないホタルのコミュニケーションの奥深さを伝えてくれる多様な生き物たちを
代表してくれる自然の世界の仲間なのです。

↑できるだけ多くの人に読んでいただこうとエントリーしています。
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この記事へのコメント
ホタルは最近見たことはありませんね。
娘は首里城の近くに住んでいるので、ホタルを見ることが多いとか言っていました。山間の下宿ですし、携帯電話も入らないところですので。
家内の実家は牧志なので子供の頃から「見たことがない」とか。
昨年家内は業界の旅行で四万十川の奥地へ行きホタルを見てきたそうです。私は田舎でもいたことがあり子供の頃はよくホタルも見ていましたから、ありがたみがありませんでしたが。
久米島がそれだけ自然環境がまだ残されているということでしょう。
自然は壊すのは簡単ですが、維持し、復元することは大変であると思います。
娘は首里城の近くに住んでいるので、ホタルを見ることが多いとか言っていました。山間の下宿ですし、携帯電話も入らないところですので。
家内の実家は牧志なので子供の頃から「見たことがない」とか。
昨年家内は業界の旅行で四万十川の奥地へ行きホタルを見てきたそうです。私は田舎でもいたことがあり子供の頃はよくホタルも見ていましたから、ありがたみがありませんでしたが。
久米島がそれだけ自然環境がまだ残されているということでしょう。
自然は壊すのは簡単ですが、維持し、復元することは大変であると思います。
Posted by けんちゃん at 2007年04月05日 21:09
けんちゃん、コメントをありがとうございました。
娘さんが、首里で、ご覧になっているホタルは、オキナワスジボタルだと思います。奥様のご出身の牧志は、昔からの市場が発達していましたから
ホタルは既に見られなくなっていたと思います。
けんちゃんの感想の様に、この島の方々も、始めて見るホタルに対する
感動をもつ方々に比べると、ありがたみが少なく、そのためにホタルが年々
減少していく、現実を痛みを感じることもなく過ごされている方もいるのだと想います。
「自然は壊すのは簡単ですが、維持し、復元することは大変であると思います。」という言葉どおり、維持することも、まして復元するということは、並大抵ではありません。
それでも、こうした小さな命に心を止めることができるなら、
私達人間が、どのように生きることが望ましいのかを理解し合えることは
必ずできるのだと信じています。
沖縄の言葉に、「うまりじま」(生まれた島)という言葉があって、
まるで、この大地から生命を頂いたような響きのこの言葉を沖縄の人は、
大切に感じています。
その想いから、この島の自然が、守られていくことを私は、
心から望んでもいます。
娘さんが、首里で、ご覧になっているホタルは、オキナワスジボタルだと思います。奥様のご出身の牧志は、昔からの市場が発達していましたから
ホタルは既に見られなくなっていたと思います。
けんちゃんの感想の様に、この島の方々も、始めて見るホタルに対する
感動をもつ方々に比べると、ありがたみが少なく、そのためにホタルが年々
減少していく、現実を痛みを感じることもなく過ごされている方もいるのだと想います。
「自然は壊すのは簡単ですが、維持し、復元することは大変であると思います。」という言葉どおり、維持することも、まして復元するということは、並大抵ではありません。
それでも、こうした小さな命に心を止めることができるなら、
私達人間が、どのように生きることが望ましいのかを理解し合えることは
必ずできるのだと信じています。
沖縄の言葉に、「うまりじま」(生まれた島)という言葉があって、
まるで、この大地から生命を頂いたような響きのこの言葉を沖縄の人は、
大切に感じています。
その想いから、この島の自然が、守られていくことを私は、
心から望んでもいます。
Posted by satou-n at 2007年04月06日 07:44






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