2006年11月11日

センス

「きゃー、くすぐったーい。ニコニコ

「かわイーッラブ

「わたしにも、さわらせてーっあかんべー



南城市の船越小学校から修学旅行に来た子供達、

手にしているのは、ミヤコヒキガエル君、女子にモテモテですハート

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ホタル館では、ホタルの生息できる環境を、まず、知ってもらうことから

ホタルの保全・保護の必要性につながる環境の大切さを、訪れた一人一人が、

自分の立場で考えてもらえるように、様々な取り組みを行っています。

館内に飼育されている生きもの達を見て、ガイドの説明を聞くことで、

取り組みの主旨や情報が、訪れた方々にできるだけ多く提供できるよう

ホタルの会のボランティアスタッフの協力も含め努めています。おすまし

その中でも、とりわけ修学旅行や小さなお子さんニコを伴って訪れる場合には、

生きものへ触れること、匂いや鳴き声を聞き、木の実を味わうことなどを

積極的に取り入れ、自然への感覚を深めるご案内を行っています。


   クワの実を食べる子供達

それは、時代の流れの中で、私達の幼少期に本来、十分に育まなければならない

五感のバランスが、見ると聞くということに比重が、かかり過ぎてしまったため

見たり、聞いたりしただけで、知ったと認識してしまい。

触れて、味わって、嗅いで、確かめるという

プロセスからしか作り出せない独自性の取りこぼしによって、

無関心や無感動の心に、多くの若い世代が、おちいっていると考えているからです。

汚いと思って触れられない生き物に、触れたときの実際の感覚は?

臭い臭いと、みんなで騒ぐ匂いは、本当に同じかな?

見るだけで、イヤ~と叫ぶのは、なぜだと思う?

感じることに、本当の答えって、あるのかなぁ?

子供達の手には、その答えを導いてくれる生き物たちがいます。


   カンジン棚田で見つかったオオヤマトンボのヤゴ

多くの人が、共通の概念でくくっていることを、答えとして理解したつもりの生き方と

自分の感性で理解した後、多くの人との共有感から、一定の答えと解釈する生き方では、

人間としての生き方に、深い違いが出てくると考えています。

そのために、五感を使って自分を確かめることができる、自然の世界への案内を

ホタル館の活動として、行っているのです。

私達の感受性は、できるだけ頑なにならないうちに、触れる機会が必要だと思います。

心がほぐれているときは、とても素直に楽しめるけれど、

あまりにも長い間、心を閉ざしていては、素直になるのにも時間がかかってしまいます。

この日は、船越小学校の子供達を迎える前に、

二日目のカンジンダムでのリバーウォッチングを久米島小と美咲小の5年生達と

一緒に楽しんできました。



前日のフナの確認に引き続き、ヒメミズカマキリとコガタノゲンゴロウの雌と幼虫を見つける

大成果を上げましたが、棚田の水は、みんなが移動するたびに底に溜まった泥が撹拌され

臭いどぶ川の匂いと、ヌルヌルッとした感触が立ち込めています。

たぶん、ほとんどの大人も、経験のない子供も

この現状をいきなり見ると、ためらってしまう事でしょう。

けれども、目的の十分な説明と、手を差し伸べて待っていてくれる案内人がいることで、

自らの五感を確かめるための初めての体験へ

一歩踏み出すことができます。



そして、その後の、心の冒険は、生きるセンスとして、

一人一人の持っている小さな宇宙に

確実に取り込まれることと信じています。

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この記事へのコメント
 宮古の「わくど」可愛いですね。
 私は陸貝が怖いですが、海牛とか雨虎とか宝貝、田螺とか水中にいるのはむしろ好きなので、我ながら理由が判りません。
 デンデンムシも、子供の頃は腕じゅうに乗っけて帰ってきたので、一体いつの間にそうなったものやら。
 ちかごろは更に?心境の変化でも起きたか、水中に蛭がいると、どこか関心をひかれます。これも、地元ではすっかり消えてしまったゆえの、憐憫の情?!かもしれません。
 オオヤマトンボのヤゴは、ヤゴ中で一番のグロテスク顔に見えます。
 これに食われる虫になる位なら、鯨に一思いに飲み込まれるオキアミになりたいです(笑)。
 とは申せど、ギンやごの顔よりカッコイイというセンスの子供もいるかもしれませんから、そうした子でもいたら、その「良さ」を逆に仕込まれたいですね。
Posted by 川逸 at 2006年11月12日 17:02
川逸さん、元気そうでなによりです。
子供の頃は、雨の日のカタツムリほど時間を忘れさせてくれた
生きものはいなかったように思います。

私達の思い出と一緒に寄り添ってくれた生きもの達が、
消えてゆく寂しさは、まるで、私達の「あの頃」が、
否定されているかのような諦め感が、漂っています。

でも、「あの頃」の良さを、伝えることができる最後の世代は、
今が、踏ん張りどころだと思うのです。

新しい世代のセンスに、「あの頃」のエッセンスを加えて、
未来を作り出してほしいから、まだまだ、頑張っていきましょう!
Posted by satou-n at 2006年11月13日 10:44
手の感触がよみがえってきますね。
先日、子供といっしょに、カエルの卵をとりました。
にゅりゅっとした感触が、うれしかったです。
Posted by 赤間勝明 at 2007年06月20日 08:59
赤間さん、エコナコトブログからのコメント、ありがとうございます。

”にゅりゅっとした感触が、うれしかったです。”という言葉が
本当に、赤間さんとお子さんの笑顔を想像させてくれました。

私たちの手や足や肌の感触の豊かなことって、
本当に素晴しいですね。
Posted by satou-n at 2007年06月20日 18:41
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