2006年10月31日
祈りをささげる虫
秋の冷たい突風が、ホタル館の芝生に、時折吹き込んで
ベージュのオーガンジーをまとったようなウスバカマキリを
今にも、吹き飛ばして
しまいそうです。それでも、がんばって

腹と羽をすりあわせて、シュリシュリと音を出し威嚇しています。
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ベージュのオーガンジーをまとったようなウスバカマキリを
今にも、吹き飛ばして
しまいそうです。それでも、がんばって
腹と羽をすりあわせて、シュリシュリと音を出し威嚇しています。
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←クリックして応援お願いします!ウスバカマキリは、ホタル館の周辺で子供達
が探してくる
ハラビロカマキリやチョウセンカマキリに比べると数が少ないためかなりの人気者です。
子供達は、カマキリを捕まえると、特有の武器である鎌の威力を試したくて、
指をちらつかせては、挟まれてしまい、その痛みを実感して大騒ぎ
ところが、挟んで咬む相手が、
めったにお目にかかれないカマキリだとちょっと我慢しているようです。

指を咬むオキナワオオカマキリ
英名のMantisは、鎌を合わせている姿が、祈りをささげているようだと思われ
付けられたそうですが、マンティスという言葉の響きからは、なるほど、
ストレートな和名のカマキリとはずいぶん違うイメージを感じます。
獲物を捕らえるために、距離を測りながら釜を持ち上げゆらゆらとゆれる姿は、
彼らにとっての通常の捕獲作業であり日常の動作なのですが、
こちらからは、見ているだけでも、面白いものです。

からだを揺らしながら移動するハラビロカマキリ
生きもの達の『しぐさ』は、その折々に見つめる、私達の心の水鏡で、表現が変わります。
そこから立ち上がってくるクオリアは、芸術であり、音楽
であり文学の世界かもしれません。
けれど、それは、気づく余裕があって初めて楽しめるものです。
その余裕は、金銭的なことや時間的なことでなく、
人間が本来持っている生きる力によって身につくのだと思うのです。
生きる力は、知識と体験によって育まれます。
外界からの刺激をもっとも吸収できる幼児期には、自然環境との体験が欠かせません。
土や砂に触れて、感触を楽しむこと、花
の匂いや四季折々の野菜や果物を味わうこと
生きものに触れて、体温や動きを確かめること、不快
なものを知ること、心地よさ
を知ること
雨
の音、月の光
、食べる生きもの、食べられるいきもの達、草木の芽生え
・・・。
自然の世界を知ることは、興味のあるなしという単純な基準ではなく、
私達の衣食住の全てに関わり、生命そのものにつながりを見出すことができます。
自然界での生や死は、その営みの中に織り込まれていて、
それらのつながりを理解してゆく過程には、生命のきらめきを確認することにもなります。
一番苦しい特に、私達を救ってくれるのは、
なによりも自分自身の生きる方向に向かった想像力です。
その想像力は、多様性を持った自然環境から引き出される生命との
様々な体験が、多く深いことで、必ず身につくと信じています。

幼いハラビロカマキリ
秋の風に羽を広げるマンティスの折りは、
まるで、その想いを映し出しているかのように、美しく力強く感じられました
。
久米島ホタルの会が行う観察会をお知らせします。
多くのご参加をお待ちしています。ぜひ、ここをご覧ください。
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が探してくるハラビロカマキリやチョウセンカマキリに比べると数が少ないためかなりの人気者です。

子供達は、カマキリを捕まえると、特有の武器である鎌の威力を試したくて、
指をちらつかせては、挟まれてしまい、その痛みを実感して大騒ぎ

ところが、挟んで咬む相手が、
めったにお目にかかれないカマキリだとちょっと我慢しているようです。


指を咬むオキナワオオカマキリ
英名のMantisは、鎌を合わせている姿が、祈りをささげているようだと思われ
付けられたそうですが、マンティスという言葉の響きからは、なるほど、
ストレートな和名のカマキリとはずいぶん違うイメージを感じます。
獲物を捕らえるために、距離を測りながら釜を持ち上げゆらゆらとゆれる姿は、
彼らにとっての通常の捕獲作業であり日常の動作なのですが、
こちらからは、見ているだけでも、面白いものです。


からだを揺らしながら移動するハラビロカマキリ
生きもの達の『しぐさ』は、その折々に見つめる、私達の心の水鏡で、表現が変わります。
そこから立ち上がってくるクオリアは、芸術であり、音楽
であり文学の世界かもしれません。けれど、それは、気づく余裕があって初めて楽しめるものです。
その余裕は、金銭的なことや時間的なことでなく、
人間が本来持っている生きる力によって身につくのだと思うのです。
生きる力は、知識と体験によって育まれます。
外界からの刺激をもっとも吸収できる幼児期には、自然環境との体験が欠かせません。
土や砂に触れて、感触を楽しむこと、花
の匂いや四季折々の野菜や果物を味わうこと生きものに触れて、体温や動きを確かめること、不快
なものを知ること、心地よさ
を知ること雨
の音、月の光
、食べる生きもの、食べられるいきもの達、草木の芽生え
・・・。自然の世界を知ることは、興味のあるなしという単純な基準ではなく、
私達の衣食住の全てに関わり、生命そのものにつながりを見出すことができます。
自然界での生や死は、その営みの中に織り込まれていて、
それらのつながりを理解してゆく過程には、生命のきらめきを確認することにもなります。
一番苦しい特に、私達を救ってくれるのは、
なによりも自分自身の生きる方向に向かった想像力です。
その想像力は、多様性を持った自然環境から引き出される生命との
様々な体験が、多く深いことで、必ず身につくと信じています。

幼いハラビロカマキリ
秋の風に羽を広げるマンティスの折りは、
まるで、その想いを映し出しているかのように、美しく力強く感じられました
。
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