2006年10月12日
目がおこってる♪
朝のテレビから、時々流れる「クインテット」のお気に入りの曲
「目~は、おこってる~
」

クメトカゲモドキの顔にあたる光と影の角度で、まるでおこっているように見えました。
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「目~は、おこってる~
」
クメトカゲモドキの顔にあたる光と影の角度で、まるでおこっているように見えました。
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このクメトカゲモドキ(ヤマシナトカゲモドキ)は、ヤモリ科でありながら、
指にはヒダが発達せず、まぶたがあり、祖先的な形態を残しているといわれています。
ちなみに、トカゲにはまぶたがあって、目を閉じることができるのですが、
たしかにヤモリは、ドライアイを防ぐためにペロペロと自分の目を長い舌で舐めています。

目の掃除をするミナミヤモリ
哺乳類以外のほとんどの生きもの達には、顔の筋肉がないため、表情を作ることができません。
それでも、昔から人々は、いろいろな生きもの達の表情を自らの主観から表現してきました。
ウミガメの涙は、産みの痛みを表現するときに喩えられる有名な話ですが、
実際は、「塩類腺」という器官から、濃縮された海水を排出しているだけだそうです。
しかし、あの激しい激痛をともなう出産を経験したことのある女性は、
やっぱり、ウミガメの涙を自らの涙に重ねたくなるものです。

そういった感情のヒダや行動パターン、そしてなによりも印象によって、多くの生きもの達は、
私達の感性に様々な刺激を与えてくれました。
昔に比べて、日常生活の中で出会う生き物たちの数や種類が、
ごく少数の生き物たちに限られ、おまけにそれが、
ハシブトガラス、クマネズミなど、さらには
蚊やハエ、ゴキブリ、などの人に不快感(時には害)を与えるとされる衛生害虫を
まるで生きものの代表のように思う人もいるので、
残念なことに生きもの達のイメージは、悪くなってゆきます。

オビキンバエ
そして、その表現も単純化してゆき、たいていは、眉をしかめるか、
悲鳴
を上げるかのあまり喜ばれないパターンとなるため
ますます、人と生きものたちの世界が、かけ離れ、歪んでしまいます。
「クインテッド」の「目はおこってる」の歌詞には、自らの体の微妙な動きから
その時の感情があふれ出るように表現されていて、
日本人の感性の深さに改めて感心させられると同時に、
日常使われなくなったことで、失われてゆく言葉を、
この歌とアニメーションが、再びその言葉の魅力を復活させているところが嬉しく
なります。
見かけることがなくなって、絶滅が心配されている生きもの達の魅力は、技術や芸術、
日常の様々な道具や生き方の発想
に至るまで私達の想像力の源泉になってきました。
自然環境が失われてゆくことは、
私達の感性のヒダを振るわせる土台をも、失うということだと思います。
多様な世界が失われ人工的環境に単一化してゆくことで、
バラエティに富んでいた表情や感情など(表現)もきっと失われていくのではないでしょうか。
花
の美しさを、芸術や文化として磨き上げることができるのも、
その本質を見極めてこそ表現できるのだと思うのです。

ムベ
「目はおこってる」を口ずさむ
たびに、失いかけたものが、
本質を見極める能力を持つ人々(クリエイター)によって再び復活できることの希望と、
様々な表現能力を生み出すことのできる自然環境の多様性の必要を実感することができます。
そして、生きている間に、多くの体験や経験を自らの体や心に存分に与えてあげたくなるのです。
この歌詞に興味のある方は、
NHK教育の「クインテッド」または、「目はおこってる」でぜひ、検索してみて下さい。
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このクメトカゲモドキ(ヤマシナトカゲモドキ)は、ヤモリ科でありながら、
指にはヒダが発達せず、まぶたがあり、祖先的な形態を残しているといわれています。
ちなみに、トカゲにはまぶたがあって、目を閉じることができるのですが、
たしかにヤモリは、ドライアイを防ぐためにペロペロと自分の目を長い舌で舐めています。


目の掃除をするミナミヤモリ
哺乳類以外のほとんどの生きもの達には、顔の筋肉がないため、表情を作ることができません。
それでも、昔から人々は、いろいろな生きもの達の表情を自らの主観から表現してきました。
ウミガメの涙は、産みの痛みを表現するときに喩えられる有名な話ですが、
実際は、「塩類腺」という器官から、濃縮された海水を排出しているだけだそうです。
しかし、あの激しい激痛をともなう出産を経験したことのある女性は、
やっぱり、ウミガメの涙を自らの涙に重ねたくなるものです。


そういった感情のヒダや行動パターン、そしてなによりも印象によって、多くの生きもの達は、
私達の感性に様々な刺激を与えてくれました。
昔に比べて、日常生活の中で出会う生き物たちの数や種類が、
ごく少数の生き物たちに限られ、おまけにそれが、
ハシブトガラス、クマネズミなど、さらには
蚊やハエ、ゴキブリ、などの人に不快感(時には害)を与えるとされる衛生害虫を
まるで生きものの代表のように思う人もいるので、
残念なことに生きもの達のイメージは、悪くなってゆきます。


オビキンバエ
そして、その表現も単純化してゆき、たいていは、眉をしかめるか、
悲鳴
を上げるかのあまり喜ばれないパターンとなるためますます、人と生きものたちの世界が、かけ離れ、歪んでしまいます。
「クインテッド」の「目はおこってる」の歌詞には、自らの体の微妙な動きから
その時の感情があふれ出るように表現されていて、
日本人の感性の深さに改めて感心させられると同時に、
日常使われなくなったことで、失われてゆく言葉を、
この歌とアニメーションが、再びその言葉の魅力を復活させているところが嬉しく
なります。見かけることがなくなって、絶滅が心配されている生きもの達の魅力は、技術や芸術、
日常の様々な道具や生き方の発想
に至るまで私達の想像力の源泉になってきました。自然環境が失われてゆくことは、
私達の感性のヒダを振るわせる土台をも、失うということだと思います。
多様な世界が失われ人工的環境に単一化してゆくことで、
バラエティに富んでいた表情や感情など(表現)もきっと失われていくのではないでしょうか。
花
の美しさを、芸術や文化として磨き上げることができるのも、その本質を見極めてこそ表現できるのだと思うのです。

ムベ
「目はおこってる」を口ずさむ
たびに、失いかけたものが、本質を見極める能力を持つ人々(クリエイター)によって再び復活できることの希望と、
様々な表現能力を生み出すことのできる自然環境の多様性の必要を実感することができます。
そして、生きている間に、多くの体験や経験を自らの体や心に存分に与えてあげたくなるのです。
この歌詞に興味のある方は、
NHK教育の「クインテッド」または、「目はおこってる」でぜひ、検索してみて下さい。

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この記事へのコメント
はじめまして
クインテットのあの曲、わたしも大好きです。写真とのマッチに思わずふきだしました!
クインテットのあの曲、わたしも大好きです。写真とのマッチに思わずふきだしました!
Posted by mathaco at 2006年10月12日 11:47
mathacoさん、ありがとうございます。
曲が始まると、子どもを集めてみんなで歌います。
おかげで楽しいひとときを過ごせます。
曲が始まると、子どもを集めてみんなで歌います。
おかげで楽しいひとときを過ごせます。
Posted by satou-n@ホタルの会 at 2006年10月12日 11:55
美しいクメジマトカゲモドキですね~
まだ、あどけなさ残る個体ですね。躍動感溢れる写真に、いつも活力貰ってます~ ありがとうです(^^)
まだ、あどけなさ残る個体ですね。躍動感溢れる写真に、いつも活力貰ってます~ ありがとうです(^^)
Posted by カオス at 2006年10月12日 20:09
カオスさん、お久しぶり、元気そうで何よりです。
クメトカゲモドキを目撃する夜には、必ずハブにも遭遇するので、
緊張していたら、やはり目の前からスルスル~と、
山の斜面へと入って行きました。
写真をお褒め頂き、こちらこそありがとうございます。
皆さんに見ていただけることが、なによりの励みになります。
クメトカゲモドキを目撃する夜には、必ずハブにも遭遇するので、
緊張していたら、やはり目の前からスルスル~と、
山の斜面へと入って行きました。
写真をお褒め頂き、こちらこそありがとうございます。
皆さんに見ていただけることが、なによりの励みになります。
Posted by satou-n@ホタルの会 at 2006年10月13日 00:14
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